LCCバニラエアの挑戦の軌跡:ピーチとの統合で幕を閉じる?バニラエアの路線終焉とピーチへの統合
LCCバニラエア、就航3年で500万人突破! 奄美大島路線を成功させ、関西~函館線など新たな路線も続々開設。格安運賃で国内外から観光客を呼び込み「バニラ効果」を生み出した。しかし、ANAHD傘下のピーチとの統合により、路線再編へ。その成長と変革の軌跡を振り返る。
💡 2013年就航のLCCバニラエアは、成田空港を拠点に国内・国際路線を展開し、格安運賃で人気を集めました。
💡 成田~奄美大島線など、日本航空が独占していた路線に参入し、新たな需要を開拓。路線拡大に貢献しました。
💡 ピーチとの統合により、国内・国際合わせて10路線を終了。2019年10月26日に全路線を終え、運航を終了しました。
本日はバニラエアの歴史を振り返り、その成長と挑戦、そしてピーチとの統合による終焉までを辿っていきます。
LCCバニラエアの誕生と成長
バニラエア、わずか3年で何人達成?驚異の搭乗者数!
500万人突破!急速な成長を遂げました。
バニラエアは、2013年に就航し、格安運賃と積極的な路線展開で成長しました。
しかし、ピーチとの統合により、徐々に路線を終了していくことになります。
2013年12月20日に就航したLCC(格安航空会社)のバニラエアは、3年3ヶ月で累計搭乗者数500万人を達成しました。
2016年には400万人を突破しており、急速な成長を遂げています。
2016年度には、関西、函館、ホーチミン、セブの4空港に新規就航し、路線を拡大しました。
2014年には成田~奄美大島線に参入し、日本航空(JAL)が独占していた路線で成功を収め、2016年の搭乗者数は約11万8400人に上り、JAL便を上回る結果となりました。
奄美大島への路線拡大と新たな挑戦
バニラエア、奄美大島路線で何を目指した?
年間10万人、搭乗率85%達成!
2017年、バニラエアは奄美大島への路線を拡大し、新たな挑戦を始めました。
関空~奄美大島線の就航は、LCC路線として新たな試みとなりました。
バニラエアは、奄美大島路線をリゾート路線の主力と位置づけ、2017年3月26日には初のLCC路線となる関西国際空港(関空)~奄美大島線を1日1便で開設しました。
これにより、関空発着路線は4路線となり、成田~奄美大島線に次ぐ奄美路線として、新たな需要の開拓を目指しました。
この関空線の開設は、成功した成田路線のモデルを踏襲したもので、五島勝也社長は年間利用者数10万人、搭乗率85%を目指すと表明しました。
この路線開設により、奄美大島の観光客は増加し、現地では「バニラ効果」という言葉も生まれました。
国内路線の拡充と異色路線函館への挑戦
バニラエア、函館線就航で何が変わった?
手頃な価格で海外からも函館へ!
バニラエアは国内路線の拡充を進め、函館への就航を果たしました。
LCC初の函館路線は、観光客に新たな選択肢を提供しました。
2017年2月から3月にかけて、バニラエアは国内線3路線を新設しました。
注目すべきは、国内LCC初となる函館線への就航で、成田=函館線は5000円を切る価格、関西=函館線は5890円からの手頃な運賃設定を実現しました。
これにより、国内の乗客だけでなく、国際線を運航する台湾、香港、ベトナムなどの海外からの乗客も、函館へ気軽に旅行できるようになりました。
成田=函館線は2017年2月19日、関西=函館線は2017年3月18日にそれぞれ1日1便(週7便)で運航を開始し、成田=関西線は2017年2月18日に就航し、1日2便(週14便)で運航を開始しました。
五島勝也社長は、函館の観光資源と成田=関西線の利便性をアピールし、レジャーの味方として利用を促しました。
夏休みセールとdポイントキャンペーン
夏休みセール、どこ行きがお得? 片道いくらから?
函館、沖縄、香港など。3980円から!
夏休みセールやdポイントキャンペーンなど、バニラエアは様々なプロモーションを展開しました。
お得な運賃で、多くの利用者を獲得しました。
夏休み期間中の搭乗を対象としたセールを6月23日から6月28日まで開催し、東京(成田)発着の函館、沖縄(那覇)、香港線、大阪(関西)発着の函館、奄美大島線が対象となりました。
運賃は片道3980円から5680円で、空港使用料と支払手数料が別途必要でした。
また、6月30日までの期間、「dケータイ払いプラス」での支払いで、支払金額の10%がdポイントとして還元されるキャンペーンも実施されました。
ピーチとの統合と路線の終焉
ピーチへ移管される最初の路線は?再開はいつ?
関西-奄美大島線。冬ダイヤで再開。
ピーチとの統合は、バニラエアの終焉を意味しました。
路線の終焉は、利用者に惜しまれつつも、新たなスタートとなりました。
ANAHD傘下のピーチ・アビエーション(APJ)との統合に伴い、関西-奄美大島線の運航を5月6日に終了しました。
この路線は、今年度内の統合でピーチへ移管される最初の路線であり、10月27日からの冬ダイヤでピーチの路線として再開される予定です。
また、国内・国際合わせて10路線がピーチ便に切り替わり、成田-函館線は3月30日に、那覇-石垣線と成田-香港線は5月31日に廃止されました。
バニラエアの路線再編は、ANAHDがピーチを子会社化したこと、およびピーチへのバニラエアの統合という流れの中で進められています。
バニラエアの歴史は、LCCの可能性を示し、ピーチとの統合で幕を閉じました。
格安運賃と積極的な路線展開で、多くの人々に利用され、愛された航空会社でした。
💡 バニラエアは、格安運賃と積極的な路線展開で、多くの人々に利用され、愛された航空会社でした。
💡 奄美大島や函館への路線拡大など、新たな挑戦を行い、LCCの可能性を広げました。
💡 ピーチとの統合により、その歴史に幕を閉じましたが、そのDNAはピーチに引き継がれました。