北朝鮮軍、ウクライナ戦線で戦闘? 露朝の軍事協力と兵士の現状とは?北朝鮮軍、ウクライナに派兵!その実態とは!?
北朝鮮兵1万2千人がロシアに派兵、25%が死傷。露朝軍事協力は国際法違反、核技術供与も。北朝鮮は新型ICBMで米を威嚇。残忍な戦術と高い戦闘能力、捕虜の証言も。米韓は対抗措置を協議。国際社会は中ロ朝の動きを注視。
💡 北朝鮮がロシアのウクライナ侵攻を支援し、兵士を派遣している。
💡 北朝鮮軍は高い士気と訓練度を有し、ウクライナ軍に脅威を与えている。
💡 国際社会は、北朝鮮とロシアの軍事協力に懸念を示している。
それでは、まず北朝鮮軍のウクライナ戦線への派兵と、初期の損害について見ていきましょう。
ウクライナ戦線への北朝鮮軍派遣と初期の損害
北朝鮮兵、ロシアで何人死傷?衝撃の数字とは?
約3000人が死傷、死傷率は25%。
ロシアと連携する北朝鮮軍がウクライナで戦闘に参加し、大きな犠牲を出しているという情報があります。
公開日:2024/12/23

✅ ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアと共闘している北朝鮮兵士がロシア西部クルスク州での戦闘で大きな損失を被っていると発表し、死傷者数が3000人を超えていると指摘した。
✅ ゼレンスキー氏は、北朝鮮が兵士を増派し、更なる軍装備品をロシア軍に送るリスクを警告し、これに対し具体的な対応を取ると言明した。
✅ ゼレンスキー氏は、世界の指導者らがロシアと北朝鮮の軍事協力に対抗するために「ほとんど何もしていない」と批判した。
さらに読む ⇒ロイター 経済、株価、ビジネス、国際、政治ニュース出典/画像元: https://jp.reuters.com/world/ukraine/UGLF7STI4VJIZC2CF6EXJ6BY3Q-2024-12-23/北朝鮮からの兵力派遣は、露朝間の軍事協力の強化を示唆していますね。
死傷者数が3000人を超えるというのも衝撃的です。
2023年12月、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアのクルスク州で北朝鮮兵の死傷者が3000人に達するとの見方を示しました。
これは、北朝鮮がロシアに派遣した推定1万2000人の兵力に対し、深刻な死傷率25%に相当します。
この派兵は、同年6月に締結された露朝包括的戦略パートナーシップに基づき行われ、北朝鮮軍が71年ぶりに国外での戦闘行為を行ったことになります。
うーん、これはすごいニュースですね。北朝鮮軍が海外で戦闘行為をするなんて、ちょっと信じられないです。しかも、そんなに多くの死傷者が出ているなんて…。
国際社会の懸念とロ朝軍事協力の拡大
北朝鮮とロシアの軍事協力、何が世界を脅かす?
核・ミサイル技術の拡散と安全保障への脅威。
韓国大統領府が、北朝鮮の武器供給を把握していたという発表がありました。
国際社会は、ロ朝の軍事協力に対して、警戒を強めています。

✅ 韓国大統領府は、北朝鮮がロシアに武器を供給し、それがウクライナで使用されていることを以前から把握していたと発表しました。
✅ 大統領府は、北朝鮮の金正恩総書記のロシア訪問に関する最終的な評価は時期尚早とし、米・日など同盟国と協力して、ロシアと北朝鮮の関係強化に対する対応を協議していると明らかにしました。
✅ プーチン大統領と金正恩総書記の会談に先立ち、米国の当局者は、北朝鮮がロシアに武器を提供する交渉が活発に進んでいると警告していました。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.cnn.co.jp/world/35209136.htmlロ朝の軍事協力は、国際法違反であり、安全保障を脅かす問題として、深刻に受け止められていますね。
中国の対応も気になります。
北朝鮮からロシアへの派兵は、1万人を超える規模に達し、ロシアはこれに対する見返りとして、ミサイル技術や核技術を提供している可能性があります。
これは、国際法違反であり、NATOやG7も非難しており、朝鮮半島有事の際のロシアの介入も懸念されています。
北朝鮮は新型ICBM「火星19」の発射実験を強行し、米全土を射程に収める能力を示しました。
ロ朝の軍事協力は欧州と東アジアの安全保障を脅かすと認識し、米韓両国は対抗措置を協議しています。
韓国はウクライナへの攻撃用兵器供与を検討し、米韓外務・防衛閣僚協議ではあらゆる対抗措置が話し合われました。
国際社会は、北朝鮮の核・ミサイル開発、ロシアからの技術供与、そして中国の対応を注視しています。
中国は、ロ朝の二国間関係に干渉しない姿勢を示し、今後の世界の平和と安全を脅かす可能性が懸念されています。
北朝鮮がロシアに武器を供給し、それが見返りとしてミサイル技術を受け取っている可能性があるっていうのが、一番怖いですね。国際社会はもっと強く対応するべきだと思います。
北朝鮮兵の戦闘スタイルと戦術
北朝鮮兵、ロシア軍の盾に?その戦術と強さの秘密とは?
特殊部隊、残忍戦術、高い戦闘能力。
北朝鮮軍の戦闘能力の高さが、ウクライナ軍にとって脅威となっているという点が注目されます。
最新装備や新たな戦術を取り入れているのも驚きです。

✅ ロシア・ウクライナ紛争に派遣された北朝鮮軍は、当初の予想に反して高い士気と訓練度、高度な装備を有しており、ウクライナ軍にとって脅威となっている。
✅ 北朝鮮軍はクルスク戦線の一部から撤退し再編成や増援の準備を進めているとみられ、自爆ドローンへの対応など、新たな戦術も取り入れている。
✅ 北朝鮮軍はAK12アサルトライフルや対ドローン散弾銃など、最新の装備を携行しており、その質の高さは、米国の敵対国である中国、ロシア、イランとの連携を強める要因ともなっている。
さらに読む ⇒ワシントン・タイムズ・ジャパン出典/画像元: https://washingtontimes.jp/2025/02/05/9695/CNNの報道にあるように、北朝鮮兵が人間の盾として使われているというのは、非常にショッキングですね。
彼らの戦術は、現代戦に適応しているというのも恐ろしいです。
CNNの報道によると、北朝鮮兵は、ロシア軍に先駆けて危険地域に投入され、人間の盾としての役割を果たしています。
彼らは金正恩への忠誠を誓い、捕虜になるくらいなら自爆することを選び、味方を囮にドローン攻撃を誘うなど、残忍で自殺行為に近い戦術を用います。
ウクライナ軍や米国の情報によると、彼らは精密攻撃任務のために訓練された特殊部隊であり、強い動機付けと厳格な規律の下、負傷や死に対する恐れが少ないとされています。
彼らは、対戦車地雷を設置し、対戦車グレネードランチャーでウクライナの防御を破壊します。
装備としては、ロシア軍の装備を近代化したものであり、AK47の新型モデルAK12や弾薬を多く携行しています。
彼らの戦術は、戦闘車両の援護なしでの攻撃や、ドローンに対処するための「あとり戦略」など、現代戦に適応した独自の方法であり、多くの犠牲を出しながらも、その戦闘能力は向上していると言われています。
北朝鮮兵が、あんなに過酷な戦術で戦っているのは驚きですね。でも、最新の装備を使いこなしているのは、なんだか複雑な気持ちになりますね。
捕虜となった北朝鮮兵の証言と実態
北朝鮮兵、ウクライナで捕虜に!その真相とは?
虚偽情報、自爆失敗、韓国への移送を希望。
捕虜となった北朝鮮兵の証言から、彼らが虚偽情報を信じさせられていた実態が明らかになりました。
非常に痛ましいです。
公開日:2025/02/19

✅ ウクライナ軍の捕虜となった2人の北朝鮮兵が、北朝鮮の国家保衛省から韓国軍が無人機で攻撃しているという虚偽情報を伝えられたと証言しました。
✅ 2人はロシアに派遣され、戦闘に参加した際に無人機攻撃を受け、多くの同僚兵士が死亡。捕虜となった男性は韓国への移住を希望しています。
✅ 北朝鮮はロシア支援のため1万人以上を派兵し、韓国の情報機関はウクライナ軍との戦闘で約300人が死亡、約2700人が負傷したと見ています。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20250219/k00/00m/030/287000c捕虜となった兵士たちが、韓国への移住を希望しているというのは、胸が締め付けられる思いです。
家族との再会を願う気持ちも、強く伝わってきますね。
朝鮮日報は、ウクライナ保安局が公開した動画に基づいて、捕虜となった2人の北朝鮮兵のインタビューを報道しました。
彼らは北朝鮮の国家保衛省から虚偽情報を伝えられており、偵察総局所属の狙撃手と小銃手です。
彼らは韓国軍による無人機攻撃の情報を信じ、無人機から隠れる訓練は受けましたが、撃ち落とす訓練は受けていませんでした。
捕虜になった場合は自爆するよう指示されていましたが、手りゅう弾を落としたため失敗しました。
2人は、韓国への移送を希望し、家族との再会を願っています。
韓国国家情報院は、ウクライナ軍との戦闘で約300人が死亡、約2700人が負傷したと見ています。
捕虜の証言、非常に興味深いですね。洗脳されていて、家族との再会を願っているなんて、悲しいですね…。
戦闘の展開と今後の見通し
北朝鮮軍、ウクライナ戦線で何が? 弱兵の実態とは?
地雷や米DPICM攻撃、多数の死傷者。
ウクライナ軍との戦闘で、北朝鮮軍は苦戦を強いられているようです。
米国のクラスター弾の使用も、今後の展開に影響を与えそうですね。

✅ ロシアのクルスク州に配置された北朝鮮軍第11軍団が、ウクライナ軍の突出部に対して歩兵戦闘に投入され、プリョーホボ村への攻撃では成功したものの、他の攻撃は失敗した。
✅ ウクライナ軍は、北朝鮮軍の攻撃を撃退するために、米国製のDPICM(対人・対装甲クラスター弾)を使用し、これが北朝鮮軍に大きな犠牲を出させた可能性がある。
✅ DPICMは不発弾による危険性があるため議論を呼んだが、ウクライナ軍は兵力・装備の不足を補うため、その使用を受け入れた。
さらに読む ⇒公式サイト(フォーブスジャパン)出典/画像元: https://forbesjapan.com/articles/detail/75940北朝鮮軍が、装備に不慣れで、痩せ細った体格だったという報道には驚きました。
今後の追加派兵というのも気になります。
ロシアのクルスク州では、北朝鮮軍第11軍団の兵士がウクライナ軍との戦闘に投入されました。
複数の部隊に分かれた北朝鮮兵は、地雷やドローンの攻撃を受けながらも、ウクライナ軍の突出部に対して攻撃を開始しました。
この戦闘では、米国製のDPICM(クラスター弾)が使用され、北朝鮮軍に多数の死傷者が出た可能性があります。
軍事ジャーナリストは、装備はロシアが提供したものの自前の武器ではないため不慣れであり、今回の北朝鮮軍は「弱兵」と言わざるを得ないと分析しています。
また、米紙ニューヨークタイムズは、派遣された北朝鮮兵の多くが栄養失調であったと報じ、痩せ細った体格が確認されています。
米国防当局者は、今後2か月以内に北朝鮮が追加派兵を行うと予測しています。
北朝鮮軍が、自前の武器ではなくて、ロシアが提供した武器を使ってるってところが、ちょっと頼りない感じですね。追加派兵というのも、気になります。
本日の記事では、ウクライナ戦線における北朝鮮軍の役割と、国際社会の対応についてご紹介しました。
緊迫した状況が続いています。
💡 北朝鮮はロシアのウクライナ侵攻を支援し、兵士を派遣している。
💡 北朝鮮兵は高い士気と訓練度を有し、ウクライナ軍に脅威を与えている。
💡 国際社会は、北朝鮮とロシアの軍事協力に懸念を示している。