ミャンマーの現状と邦人保護の課題?ミャンマーの治安悪化、人身売買と詐欺、そして渡航時の注意点
ミャンマー情勢は悪化の一途。軍事クーデター以降、治安が悪化し、日本人拉致事件も発生。外務省は渡航中止勧告を発出。紛争地帯への渡航は厳禁、ヤンゴンも注意。人身売買や詐欺に注意し、外務省の情報を確認し、安全対策を徹底しましょう。
💡 ミャンマーではクーデター以降、治安が悪化し、外務省は渡航中止勧告を発出している地域がある。
💡 中国系犯罪組織による人身売買や特殊詐欺が横行しており、日本人もターゲットになっている。
💡 日本人6人監禁事件が発生し、政府は邦人保護のため対応を進めている。渡航前の情報収集が重要。
ミャンマーでは、政情不安と犯罪が深刻化しています。
皆様に、ミャンマーの現状と、渡航における注意点をお伝えしていきます。
ミャンマーの治安悪化と邦人保護の課題
ミャンマー渡航、安全?危険?最新情報はどう?
全土で渡航中止勧告、非常に危険!
ミャンマーの治安悪化と邦人保護の課題について、詳しく見ていきましょう。

✅ ミャンマーでは台風「ナギ」の影響でインフラが深刻な被害を受けており、マンダレー管区では戦闘が継続、外務省はヤンゴンへの退避を推奨しています。
✅ 技能実習生の受け入れが難しくなっている一方で、インターネット接続やSNS利用に制限が加えられ、為替レートは落ち着きを見せていますが、治安や停電、ガソリン価格の高騰など課題も存在します。
✅ 入国にはビザが必要で、サル痘流行の影響で入国時の必要書類記入が求められています。また、停電の影響による回線品質の低下やガソリン価格の高騰に注意が必要です。
さらに読む ⇒ミャンマーアウトソーシング・のアンドファン出典/画像元: https://www.and-fun.com/media/myanmar/a191治安悪化は深刻ですね。
停電やガソリン価格の高騰も、生活を脅かす要因となりそうです。
渡航の際は、最新情報の確認が不可欠ですね。
2021年のミャンマー軍事クーデター以降、国内の治安は著しく悪化し、日本政府はミャンマー全土に対し、不要不急の渡航中止を勧告しています。
特にラカイン州マウンドー県、シャン州コーカン自治地帯、カチン州ライザー周辺など、一部地域には渡航中止勧告が出されています。
これらの地域では国軍と少数民族武装勢力との衝突が激化しており、戦闘や偶発的な事件に巻き込まれるリスクが高く、現地情報の入手も困難です。
2023年11月以降、ラカイン州やシャン州で戦闘が再燃し、情勢はさらに不安定化しています。
首都ヤンゴン市内でも、民主派勢力による攻撃が発生しており、軍施設や政府関連施設への接近は避けるべきです。
外務省はミャンマー全土に危険情報「レベル3」または「レベル2」を発出しており、渡航の是非を慎重に検討し、安全対策を講じる必要があります。
近年の日本人被害例として、ひったくり、強奪、詐欺などが報告されており、犯罪集団による国際的な人身取引や詐欺犯罪も横行しています。
外務省や大使館の安全情報を確認し、危険な地域への渡航を避けるなど、個人レベルでの注意喚起も重要です。
ミャンマーの状況、本当に心配ですね。僕もいつか行きたいと思っていた国なので、情勢が落ち着いてくれることを願うばかりです。
中国系犯罪組織による人身売買と特殊詐欺
ミャンマーで日本人拉致、詐欺強要…どんな手口?
偽求人広告で誘い込み、監禁&詐欺行為を強要。
中国系犯罪組織による人身売買と特殊詐欺について掘り下げます。

✅ ATMでの携帯電話使用は還付金詐欺の温床となるため、通話しながらATMを操作している人を見かけたら注意を促し、警察に通報する。
✅ 役所からの還付金に関する電話は詐欺であり、ATMで返金手続きは行われない。お金に関する電話はすぐに切り、家族や警察に相談する。
✅ 「ウイルス感染」などの警告を表示して金銭を騙し取るテクニカルサポート詐欺や、息子などを装ったアポ電詐欺にも注意し、固定電話の防犯対策として防犯機能付き電話機や留守番電話などを活用する。
さらに読む ⇒重複】特殊詐欺チラシ/大阪府警本部出典/画像元: https://www.police.pref.osaka.lg.jp/ochikakunokeisatsusho/keisatsushobetsujoho/63/1/16646.htmlSNSでの偽求人広告からの誘い込みは、巧妙ですね。
被害は甚大で、人ごとではありません。
防犯意識を高めることが重要ですね。
ミャンマーでは、中国系犯罪組織が外国人を拉致し、特殊詐欺の実行役を強要しています。
犯罪集団はSNSで偽の求人広告を出し、外国人を誘い込み、監禁、詐欺行為を強要しています。
年間10兆円規模の被害が出ているとされ、日本人もターゲットになっています。
偽の求人広告で誘い込まれた許博淳さんの証言によると、ミャンマー北部のラウカイ県は特殊詐欺の中心地で、彼は監禁され、パソコンとiPhoneを使って東南アジアの中国人への詐欺行為を強制された。
成績が悪いと暴行を受けるなど、劣悪な環境下で生活し、身代金2150万円を家族が支払って解放された。
タイの市民団体によると、日本人26人を含む23カ国、約6500人が詐欺実行役をさせられている可能性がある。
許さんは、同様の被害が日本人に及んでいると警告しています。
恐ろしいですね…子供がいるので、特に他人事とは思えません。海外旅行に行く際は、もっと注意深くならないといけませんね。
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ミャンマーで邦人6人監禁!過酷な労働環境と国際協力の必要性。日本政府は救出へ。渡航者は危険情報確認を!