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大林組、シンガポールで建設技術革新? オフィア・ロチャー複合施設計画からバードパラダイスまでシンガポール建設技術の最前線:大林組の挑戦

大林組、シンガポールで革新的な建設技術を駆使!建設ロボティクス研究開発拠点OCLS開設、持続可能な社会を目指す。BIM活用による複合施設建設、バードパラダイスでの環境配慮型施工も。アジアを舞台に、未来の建設をリードします。

大林組、シンガポールで建設技術革新? オフィア・ロチャー複合施設計画からバードパラダイスまでシンガポール建設技術の最前線:大林組の挑戦

📘 この記事で分かる事!

💡 大林組がシンガポールで建設ロボティクス技術や建設3Dプリント技術の研究開発拠点を設立。

💡 シンガポールのオフィア・ロチャー複合施設でBIMを活用した先進的な施工方法を採用。

💡 バードパラダイスの建設で環境配慮とデジタル技術を融合させ、持続可能な社会の実現を目指す。

それでは、まずシンガポールにおける大林組の建設技術革新について、詳しく見ていきましょう。

シンガポール、建設技術革新の最前線

大林組、シンガポールで何に取り組んでる?

建設技術の研究開発と社会課題解決。

大林組がシンガポールに建設技術の研究開発拠点を設立し、建設ロボティクス技術を中心に様々な取り組みを行っています。

シンガポールに新たな研究開発拠点「
シンガポールに新たな研究開発拠点「

✅ 大林組は、アジア地域における次世代建設生産技術の育成・展開拠点として、シンガポールに「Obayashi Construction-Tech Lab Singapore (OCLS)」を開設。

✅ OCLSでは、建設ロボティクス技術を中心に、アジア地域の大学や企業との共同研究・開発、建設現場への適用支援を行い、研究開発成果の社外展開も目指す。

✅ 主な研究開発プロジェクトとして、アジアのスタートアップとの建設自動化技術の実証、南洋理工大学との建設3Dプリント技術の研究開発、シンガポール工科デザイン大学との建設ロボティクス活用の研究開発などを行う。

さらに読む ⇒|プレスリリース・ニュースリリース配信サービス出典/画像元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000118168.html

この取り組みは、建設業の省人化と生産性向上に貢献することを目指し、現地の大学や企業との連携を積極的に行っている点が印象的ですね。

大林組は、アジア地域における研究開発拠点「ObayashiConstruction-TechLabSingapore(OCLS)」をシンガポールに開設し、建設技術を通じた持続可能な社会の実現を目指しています。

OCLSは、建設業における省人化・生産性向上という社会課題に対応するため建設ロボティクス技術を中心に、現地の大学や企業、スタートアップとの共同研究開発、現場への技術適用支援を行います。

具体的には、中国のロボットメーカーとの協働によるコンクリート打設ロボットの現場実証、南洋理工大学との3Dプリント技術の研究開発、シンガポール工科デザイン大学との建設ロボティクスに関する連携などが進められています。

OCLSは、BCAのBuiltEnvironmentInnovationHubに入居し、アジア地域における研究開発エコシステムを構築し、グローバル規模での社会課題解決に貢献することを目指しています。

すごいですね!アジアのスタートアップとの連携や、3Dプリント技術の研究開発も進んでいるなんて、まるで未来都市みたいですね!

ブギス地区の未来都市:オフィア・ロチャー複合施設

大林組、シンガポールで何を作る?BIM活用の新築工事とは?

商業棟と集合住宅棟!BIMで先進的な施工。

シンガポールで建設中のオフィア・ロチャー複合施設は、BIMを駆使した先進的な施工方法を採用し、非常に興味深いです。

超高層のオフィスがシンガポールの空に張り出す
超高層のオフィスがシンガポールの空に張り出す

✅ シンガポールで建設中のオフィア・ロチャー複合施設は、オフィスとホテルからなる商業棟と集合住宅棟で構成され、大林組が建設に携わっています。

✅ このプロジェクトでは、BIM(Building Information Modeling)を最大限に活用し、設計、施工計画、4次元シミュレーション、変更管理など、多岐にわたる工程で3次元モデルを活用しています。

✅ 特に、特徴的な跳ね出し躯体の施工では、仮設支柱の設置、鉄骨躯体の構築、ジャッキダウン工法による荷重移動など、BIMを活用した高度な技術が用いられています。

さらに読む ⇒大林組出典/画像元: https://www.obayashi.co.jp/thinking/detail/project36.html

BIMの活用により、複雑な形状の跳ね出し躯体の施工が実現しているのは、まさに技術の結晶ですね。

3次元モデルによる情報共有も重要そうです。

シンガポール、ブギス地区では、大林組が手掛けるオフィア・ロチャー複合施設の新築工事が進んでいます。

このプロジェクトは、39階建ての商業棟と50階建ての集合住宅棟から構成され、BIM(Building Information Modeling)を駆使した先進的な施工方法が特徴です。

特に、15階から25階に位置する鉄骨造の跳ね出し躯体の施工にBIMが活用されており、BIM専門チームが3次元モデルを作成して設計者との調整や4次元シミュレーションに役立てています。

BIMを活用することで、こんなにも効率的で正確な施工ができるんですね。家族でシンガポールに行った際には、ぜひこの複合施設を見てみたいです!

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