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新幹線はいつから禁煙になったの?新幹線における禁煙の歴史と現状

新幹線、ついに全面禁煙!2024年3月16日より、東海道・山陽・九州新幹線で喫煙ルームが廃止。健康志向の高まりを受け、駅ホームの喫煙スペースのみ利用可能に。喫煙文化から健康時代へ、新幹線の新たな章がはじまる!

新幹線はいつから禁煙になったの?新幹線における禁煙の歴史と現状

📘 この記事で分かる事!

💡 新幹線における禁煙の歴史は、戦前から始まり、現在では全線禁煙となっています。

💡 2024年春に、東海道・山陽・九州新幹線で喫煙ルームが廃止され、全線禁煙となります。

💡 喫煙ルーム廃止に伴い、非常用飲料水を配備。座席定員分の500ミリリットルペットボトルを備え、駅以外での長時間停車時に利用客に配布する。

それでは、新幹線における禁煙の歴史について、詳しく見ていきましょう。

新幹線における禁煙の歴史

鉄道車両の喫煙は、いつから禁煙化が進んだの?

1970年代以降

新幹線での喫煙はかつては当たり前だったんですね。

ようやく新幹線が全線・車内「完全禁煙」になります
ようやく新幹線が全線・車内「完全禁煙」になります

✅ 2024年春に、東海道・山陽・九州新幹線で喫煙ルームがすべて廃止され、全線禁煙となる。

✅ 喫煙ルーム廃止に伴い、非常用飲料水を配備。座席定員分の500ミリリットルペットボトルを備え、駅以外での長時間停車時に利用客に配布する。

✅ JR西日本は、新幹線のホームにある喫煙コーナーについても、来年春に壁のないものは廃止される。一部駅では、壁で仕切られた喫煙コーナーは存続する。

さらに読む ⇒公益社団法人受動喫煙撲滅機構出典/画像元: https://www.tabaco-manner.jp/cate_news/26179/

喫煙ルーム廃止は時代の流れを感じますね。

かつては、鉄道車両内での喫煙は当たり前でした。

東海道新幹線開業当初は、全車喫煙可能で、各座席に灰皿が設置されていました。

戦前には、国鉄は車内喫煙を認めており、喫煙車は禁煙車の区別はありませんでした。

当時の食堂車でも、席について一服することが一般的でした。

しかし、1900年の鉄道営業法では、車内など喫煙禁止場所で喫煙した場合、罰則が設けられました。

1930年には、東京・大阪などの大都市圏では、乗客増加による混雑を理由に、省線電車は全面禁煙となりました。

1974年には、首都圏の国電区間で、ラッシュアワーに禁煙タイムが設定されました。

これは、人ごみの中で喫煙による被害の苦情が多かったためです

その後、受動喫煙などの健康への影響が認識されるにつれて、鉄道車両内は徐々に禁煙化が進み、現在では新幹線を含むすべての営業中の新幹線車両が禁煙となっています。

これにより、鉄道車両内はかつての喫煙文化から、健康志向の時代へと大きく変化しています。

なるほど、新幹線も時代の流れとともに変化しているんですね。

新幹線における喫煙ルーム廃止

新幹線で喫煙ルームが廃止されたのはなぜ?

健康志向の高まりと防災対策

喫煙ルーム廃止は、健康志向の高まりによるものなんですね。

東海道・山陽・九州新幹線「喫煙ルーム」は月日廃止。近鉄の特急列車では月日から

公開日:2024/02/22

東海道・山陽・九州新幹線「喫煙ルーム」は月日廃止。近鉄の特急列車では月日から

✅ JR各社は3月16日から東海道・山陽・九州新幹線の車内にあるすべての喫煙ルームを廃止し、JR西日本エリアでは山陽新幹線停車駅の喫煙コーナーも使用不可となる。

✅ 近年高まる健康増進志向や喫煙率の低下を踏まえ、喫煙ルーム廃止後は災害などへの対応力強化を目的に非常用飲料水の配備などに使用する方針。

✅ 近鉄では3月1日から特急列車内すべての喫煙室を廃止すると発表している。

さらに読む ⇒トラベル出典/画像元: https://travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1571025.html

喫煙ルームが廃止されたことで、車内はより快適になったと思います。

2024年3月16日をもって、東海道新幹線と山陽新幹線における喫煙ルームが廃止されました

喫煙者の減少と防災対策への意識の高まりが主な理由です。

喫煙ルームは、車両の3号車、10号車、15号車のデッキ部分に設置されていました。

現在は、これらのスペースに非常用飲料水が備蓄されています。

喫煙者は、駅構内の喫煙所を利用する必要があります。

2020年3月には700系新幹線から喫煙車両が廃止されています。

JR東海は、喫煙者の減少や防災対策の強化を理由に、喫煙ルームを廃止する判断をしました。

2024年3月のダイヤ改正で、東海道・山陽・九州新幹線の一部車両に設置されている喫煙ルームが廃止され、新幹線は全線で完全禁煙となります。

これは健康志向の高まりや、すでに東北・上越・北陸新幹線系統が全車禁煙となっていることを受けての決定です。

同時に、JR西日本は山陽新幹線の8駅で喫煙所を廃止することを発表しました。

2024年春、東海道・山陽・九州新幹線の喫煙ルームがすべて廃止され、新幹線での喫煙が完全になくなる。

健康増進志向の高まりや喫煙率の低下が背景にある。

喫煙ルームは非常用飲料水の搭載場所として再利用される。

JR西日本は山陽新幹線の駅にある喫煙コーナーも2024年春に廃止する。

東北・上越・秋田・山形新幹線は2007年から喫煙車・喫煙ルームが廃止され、北海道・北陸・西九州新幹線も開業時から設定されていない。

新幹線以外では、寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」の一部個室、クルージングトレイン「TRAINSUITE四季島」と「TWILIGHTEXPRESS瑞風」、近鉄特急の一部に喫煙スペースが残っている。

喫煙ルームが廃止されたのはちょっと残念ですが、仕方ないですね。

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新幹線こだま号の喫煙ルーム、2024年3月16日廃止!駅ホームで喫煙を。