春節の訪日客、今年はコロナ前の半分?中国人観光客の動向と日本の観光業界への影響
春節で日本へ!中国人旅行客1000万人超え!ビザ緩和で人気爆発!円安も追い風!日本の観光地は活況だが、マナー問題も懸念。
中国の春節帰省ラッシュ
春節の帰省ラッシュ、今年はどのくらい?
90億人が移動
中国の春節帰省ラッシュについて解説してまいります。
公開日:2024/02/09

✅ 中国の旧正月「春節」の帰省ラッシュがピークを迎え、延べ90億人の大移動により国内では混乱が生じている。
✅ 一方、日本を訪れる中国人観光客の買い物事情には変化が見られ、以前のような「爆買い」は減少し、狙った高級品の「一点買い」が主流となっている。
✅ 円安の影響もあり、日本での買い物は以前より魅力的だが、中国国内の経済状況や貯金意識の高まりから、以前のような無制限な買い物は減っている。
さらに読む ⇒プライムオンライン|フジテレビ系局のニュースサイト出典/画像元: https://www.fnn.jp/articles/-/654499?display=full中国国内では混乱が生じている一方で、日本を訪れる中国人観光客の買い物事情には変化が見られます。
中国の旧正月「春節」の帰省ラッシュがピークに達し、延べ90億人が移動する見通しです。
駅や空港は大混雑で、列車内は通路やデッキまでぎゅうぎゅう詰め、各地で渋滞も発生しています。
春節の風物詩である爆竹・花火は、大気汚染対策で禁止が進む中、一部地域で制限緩和の動きが出ています。
やはり以前のような「爆買い」は減っているんですね。
変化する中国人の購買行動
円安でも「爆買い」は減った?
一点買いが主流に
変化する中国人の購買行動について解説してまいります。
公開日:2025/01/28

✅ 2024年の訪日外国人消費額は過去最高となり、その中で訪日中国人は21.3%を占め、圧倒的首位となっている。
✅ 訪日中国人によるラグジュアリー中古品の購入が流行しており、東京の銀座、渋谷、代官山などでは中古品店が増加している。
✅ 訪日中国人の消費行動は変化しており、従来の「爆買い」イメージとは異なり、近年ではラグジュアリー中古品への関心が高まっている。
さらに読む ⇒東洋経済オンライン出典/画像元: https://toyokeizai.net/articles/-/854149?display=b訪日中国人の消費行動は変化しており、従来の「爆買い」イメージとは異なり、近年ではラグジュアリー中古品への関心が高まっているようです。
一方、日本を訪れる中国人の買い物事情には変化が見られます。
円安の影響もあり、高級ブランド品を購入する人はいますが、以前のような「爆買い」ではなく、狙った高級品の「一点買い」が主流となっています。
特に、中古品も扱う銀座のブランド品店では、商品を見ずに帰る人も多く、消費のレベルが下がっていることを示唆しています。
中古品も人気なんですね。興味深いですね。
日本の観光地における春節商戦
2025年の春節、日本は中国人観光客にとってどんな場所?
大人気旅行先
日本の観光地における春節商戦について解説してまいります。

✅ 2025年の春節は中国国内旅行と海外旅行ともに増加傾向で、特に家族旅行が人気です。
✅ 海外旅行では日本への旅行が最も多く、特に北海道や東北地方への旅行者が増加しています。
✅ 日本は春節期間中の中国人観光客を誘致するため、文化交流イベントや観光地のプロモーションなど様々な施策を行っています。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://media.engawa.global/inbound/1133/2025年の春節は、中国人の海外旅行先で日本が一番人気というデータがあり、日本の観光地や商業施設では「春節インバウンド商戦」に期待が高まっているようです。
2025年の春節は、中国人の海外旅行先で日本が一番人気というデータがあり、日本の観光地や商業施設では「春節インバウンド商戦」に期待が高まっている。
中華圏旅行者の日本での人気観光地は、東京タワー、映画村など各地でイベント開催されている。
東京タワーは春節仕様のライトアップを実施、上野中央通り商店会はカニ汁を無料で振る舞う、京都市の東映太秦映画村は、「赤と金の春節祭」を初めて開催するなど、中華圏からの旅行者を歓迎するイベントが各地で行われている。
コロナ禍前に「爆買い」で注目された中国人旅行者は、コロナ禍の影響で回復が遅れていたが、2024年4月以降急激に回復し、2024年の訪日中国人旅行者は689万1200人と、2019年の72.8%にとどまるものの、韓国に次いで国・地域別で2位に浮上した。
訪日外国人旅行消費額は8兆1395億円で、その21.3%を中国が占め、2位以下は台湾、韓国、米国、香港と続く。
中華圏旅行者の日本での人気観光地は、白川郷(岐阜県)、清水寺(京都府)、東映太秦映画村(京都府)など、定番の観光地が上位にランクインしている。
今年の春節は、中華圏からの旅行者が増加すると予想され、日本の観光地や商業施設ではさらなる活況が期待される。
春節商戦、盛り上がりそうですね!
以上、春節の訪日客、今年の動向についてご紹介しました。
💡 春節期間中の訪日中国人観光客数は、コロナ前の約半分に留まると予想されています。
💡 訪日中国人観光客の消費単価は平均よりも高く、消費額については期待できる一方で、全体的な訪日客数はコロナ前の水準まで回復するには時間がかかる見通しです。
💡 日本の観光業界は、訪日客増加による経済効果を期待する一方で、観光客のマナーや行動に対する懸念も表明されています。