M23の台頭とコンゴ民主共和国東部の危機?ルワンダ支援の反政府勢力によるゴマ占領
コンゴ民主共和国東部でM23が勢力を拡大!ゴマ占領、ブカヴ陥落で危機は深まる!ルワンダ支援疑惑、国際社会は緊張!
💡 M23はルワンダ政府の支援を受けた反政府武装勢力
💡 コンゴ民主共和国東部では深刻な人道危機が発生
💡 国際社会はM23の活動に懸念を示している
それでは、M23とコンゴ民主共和国の現状について詳しく見ていきましょう。
M23の台頭と国際社会の懸念
コンゴ民主共和国東部で何が起きている?
M23がゴマ占領
コンゴ東部の情勢は非常に不安定であり、今後の動向が注目されます。
公開日:2025/02/02

✅ コンゴ民主共和国東部の主要都市ゴマが、ルワンダ軍の支援を受けた反政府武装組織に制圧された。
✅ 東部地域は豊かな農業地帯で、鉱山採掘の拠点でもあるが、30年以上にわたって反政府武装組織による戦闘が続いている。
✅ 反政府武装組織は、資源の略奪や住民への暴行、女性への性的暴力などの罪で知られており、コンゴ東部では深刻な人道危機が続いている。
さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/AST22323QT22UHBI007M.htmlM23の活動が、コンゴ東部の人々にとって深刻な状況を引き起こしていることが分かります。
2025年2月、コンゴ民主共和国東部で、ルワンダの支援を受ける反政府勢力M23が勢力を拡大し、北キブ州の最大都市ゴマを占領しました。
M23は一時的に停戦を宣言しましたが、ゴマ郊外では激しい戦闘が続きました。
国連は、M23の活動により、3000人近くが死亡、約2900人が負傷したと報告しています。
この状況を受け、国連コンゴ民主共和国特使は国連安全保障理事会で、M23が地域の平和を脅かしていると警告し、緊急かつ決定的な措置を取る必要があると訴えました。
フランス大使はコンゴの領土保全と主権を再確認し、M23の攻撃停止とルワンダ軍の即時撤退を促しました。
一方、ルワンダはコンゴ政府がフツ族の匿っていると主張し、両国の関係は緊張した状態にあります。
コンゴ大使は安保理に対し、ルワンダ軍に即時撤退を命じる強制力のある決議案を採択するよう要求しました。
西側諸国は、この紛争が1990年代から2000年代の第2次コンゴ戦争のような規模に発展することを恐れています。
なるほど、コンゴ東部は資源が豊富なのに、長年紛争が続いているんですね。
M23の目的とコンゴ東部の混乱
コンゴで深刻化する人道危機、原因は?
M23勢力と政府軍の衝突
M23の目的が、コンゴ国内の政治体制の転覆にあるとされています。

✅ コンゴ民主共和国東部の反政府武装勢力「3月23日運動」(M23)が、地域拠点であるゴマ市に迫っており、市民の間にはパニックが広がっている。
✅ M23はすでにゴマ市郊外にまで進出しており、市内で砲撃が聞こえ、負傷した民間人が病院に運び込まれている。
✅ コンゴ軍兵士の一部がルワンダ国境町ルバブへ逃亡し、投降しており、M23は2012年にもゴマを制圧した経験を持つ。
さらに読む ⇒ニュース出典/画像元: https://news.yahoo.co.jp/articles/804009e0551e38e8f7563d0745be842b340ad72aゴマの占領は、M23がコンゴ東部で大きな影響力を持つようになったことを示しています。
M23は、コンゴ国内で活動するルワンダ兵が最大4000人いると推定されるなど、700万人以上が避難を余儀なくされている世界最大級の人道危機に発展しています。
M23は、ルワンダとウガンダの支援を受け、ゴマを支配下に置き、南下を開始しています。
彼らはコンゴ政府が民主主義を破壊したと主張し、キンシャサを制圧するまで戦い続けると誓っています。
欧米諸国はルワンダの軍事支援を非難し、一部の国は援助を停止しました。
ルワンダは支援を否定していますが、国連はルワンダ兵がM23を支援していると指摘しています。
両国の関係は1994年のルワンダ大虐殺以来、緊張状態にあります。
M23はコンゴに逃げ込んだフツ族を掃討する目的を持つとみられています。
コンゴ国内では、M23に加え、アルカイダやISISとつながりのある過激派など、120以上の武装勢力が活動しており、深刻な人道危機が続いています。
ゴマの周辺で戦闘が続いているのは、とても不安定な状況ですね。
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コンゴ民主共和国、M23に都市陥落!ルワンダ支援懸念、地域不安高まる!