ルーブル美術館、大規模改修で混雑解消?モナリザ専用展示室も?(美術館・改修計画)ルーブル美術館、老朽化と混雑に対応する大規模改修計画
ルーヴル美術館が大規模改修へ!老朽化と混雑解消のため、モナリザ専用展示室や新エントランスを建設。マクロン大統領主導の「ヌーヴェル・ルネッサンス」計画始動!2031年完成予定で、美術館は新たな姿に。来館者増加も見据え、入場料値上げも。
💡 ルーブル美術館が抱える老朽化と混雑の問題、改修の必要性を訴える。
💡 マクロン大統領が大規模改修を発表。新たな入り口、モナリザ専用展示室の設置。
💡 改修計画は資金調達、都市との連携も視野に、美術館の持続可能な発展を目指す。
それでは、ルーブル美術館の現状と今後の改修計画について、詳しく見ていきましょう。
混雑と老朽化:美術館の危機
ルーヴル美術館、何が問題?人多すぎ?
老朽化、混雑、鑑賞体験の質の低下。
ルーブル美術館の老朽化と混雑の問題が深刻化している現状が報じられました。

✅ ルーブル美術館のデカール館長が、施設の老朽化による漏水や温度調節の不備、過密な来館者数など、美術館の危機的な状況をフランス文化相に訴えた。
✅ 特に、夏のピラミッド内部の暑さや、来館者の混雑による歴史的建造物への負担、飲食施設やトイレの不足など、運営上の問題点を指摘し、改修の必要性を訴えている。
✅ 最も重要な展示物である《モナリザ》の展示環境についても、混雑緩和のため、専用展示室の設置や入り口増設など、再考の必要性を強調している。
さらに読む ⇒(アートニュースジャパン)出典/画像元: https://artnewsjapan.com/article/21802モナリザの展示環境に対する言及が印象的でした。
1日3万人の訪問者に対し、平均鑑賞時間が50秒というのは驚きです。
2023年末、ルーヴル美術館のローランス・デ・カール館長は、美術館の老朽化と混雑の問題を訴え、フランス文化大臣に文書を送付しました。
その問題点として、漏水や温度管理の課題、そして観光客の増加による鑑賞体験の質の低下などが挙げられました。
特に、モナリザの展示室では、1日3万人の訪問者の約4分の3が訪れ、平均鑑賞時間はわずか50秒という状況でした。
うわ、モナリザってそんなに短時間しか見られないんだ! 貴重な体験ができなくなりそうですよね。
マクロン大統領による大規模改修計画の発表
ルーヴル美術館の改修、何が目的なの?
構造課題とモナリザ展示改善。
マクロン大統領による大規模改修計画の発表は、美術館の未来を大きく左右するでしょう。
公開日:2025/01/29

✅ マクロン仏大統領は、ルーブル美術館の大規模改修を発表し、観光客増加に対応するため施設を拡張する。
✅ 改修では、新たな入り口の設置、モナリザの専用展示スペースへの移動、EU域外からの入館料引き上げなどが実施される。
✅ 雨漏りやレイアウトの問題、年間900万人の来館者に対応するため、改修により収容人数を1200万人に増加させることを目指す。
さらに読む ⇒ロイター 経済、株価、ビジネス、国際、政治ニュース出典/画像元: https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/6J3BJRC7KFMU3AJLSECUREDM2U-2025-01-29/モナリザに専用展示スペースとは、すごいですね!他の作品への注目度も高まりそうですし、資金調達も順調そうですね。
2025年1月28日、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、ルーヴル美術館の大規模改修計画「ヌーヴェル・ルネッサンス(新しい復興)」を発表しました。
この計画は、美術館の構造的課題と来館者の増加への対応を目的としており、マクロン大統領は1989年以来唯一のピラミッドの入り口が「構造的に対応できない」と指摘しました。
この改修計画には、レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「モナリザ」に専用の展示スペースを設けることが含まれており、適切な展示環境と、他の傑作への注目度向上を目指しています。
改修費用は数億ユーロに上る見込みで、資金はチケット販売、寄付、UAEのルーヴル・アブダビからのスポンサー契約で賄われ、納税者の負担はありません。
改修費用がチケットや寄付で賄われるのはいいですね。税金を使わないっていうのは、すごく安心できます。
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ルーヴル美術館が2031年までに大改修!新エントランス、展示空間を増設し、年間1200万人の来館者へ。2025年デザイン決定、2026年入場料値上げも。