ウクライナ戦争の現状は?民間人犠牲者の増加と軍事同盟の深まり?激化するウクライナ戦争:死者数、軍事同盟、和平への道
ウクライナ戦争は激化の一途。民間人の死者は記録を上回り、ロシア兵の戦死者も7万人超。北朝鮮兵の投入、ロシア軍の越境攻撃への反発も。ゼレンスキー大統領は領土解放とロシア軍撤退を目指す。2024年以降も続く泥沼の戦況を伝える。
💡 ウクライナでの民間人の死者数は、国連の調査でも3,153人以上と確認されており、実際の死者数はさらに多い可能性があります。
💡 ロシアと北朝鮮の軍事協力が深まり、北朝鮮からロシアへの兵器供給、人員派遣が行われていることが明らかになりました。
💡 ウクライナは、ロシア国内への攻撃を行い、軍事的な攻勢を強めていますが、和平への道は見えていません。
それでは、まず今回の記事でご紹介する内容を、3つのポイントに分けて見ていきましょう。
戦火の拡大と民間人の犠牲
ウクライナ戦争、民間人死者の実態は?
激戦地を中心に、死者数は過小評価の可能性。
本日はよろしくお願いいたします。
まずは、ウクライナでの民間人の犠牲者についてです。
非常に心を痛める内容ですが、正確な情報をお伝えします。
公開日:2022/05/03

✅ 国連人権高等弁務官事務所は、ロシアによる軍事侵攻開始以来、ウクライナで3,153人の民間人の死亡を確認したが、実際の死者数は「かなり多い」と推測している。
✅ ロシア軍が制圧したマリウポリでは、アゾフスタリ製鉄所への攻撃が続き、民間人が避難したが、まだ数十人の子供が地下に残っていると報告されている。
✅ マリウポリからは国連と赤十字の協力の下、ザポリッジャへの避難が行われており、3日午前7時(日本時間同日午後1時)にも民間人の退避を開始することで合意が得られたが、ロシア側の反応はまだない。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.bbc.com/japanese/613031672022年2月の開戦以降、ウクライナでの戦闘は激化の一途を辿っており、特にマリウポリなど激戦地での民間人の犠牲は把握が困難な状況です。
国際法違反の行為が多数報告されています。
2022年2月に始まったウクライナでの戦争は、激化の一途を辿り、民間人の死者数が急増しています。
ACLEDのデータ分析によると、ロシアの侵攻開始以降、民間人の死者は記録された死者の3割以上を占めており、国連やBBCニュースなどの情報源は、実際の死者数は過小評価されている可能性を指摘しています。
特にマリウポリやハルキウなど、激戦地での犠牲者は正確に把握できていない状況です。
主な死因は砲撃と空爆ですが、至近距離からの攻撃による死者も多数報告されており、国際法に違反する戦争犯罪として非難されています。
うーん、本当に酷い状況ですね。マリウポリの民間人の避難がスムーズに進むことを願うばかりです。戦争って、本当に悲惨ですね。
兵士たちの苦悩と消えない戦火
ロシア兵の戦死者、その多くが志願兵ってホント?
事実です。戦死者の約2割を志願兵が占めています。
次に、戦火の中で命を落とした兵士たちについてです。
BBCとメディアゾナの調査によると、ロシア兵の戦死者数は7万人に上るとのことです。

✅ BBCとロシア独立系メディアの調査で、ウクライナ侵攻で死亡したロシア兵9万19人の名前が確認され、そのうち23%が侵攻後に契約した志願兵だった。
✅ 2024年の戦死者の平均年齢は36歳と高くなり、23年10月以降、志願兵の犠牲者が増加している。
✅ 調査は軍人墓地や公式情報、報道を基に行われ、ロシア側の死者は最大約22万人に達する可能性があると推計されている。
さらに読む ⇒北國新聞出典/画像元: https://www.hokkoku.co.jp/articles/tym/1640999ロシアとウクライナ双方の死者数には大きな情報格差があり、正確な数は不明です。
志願兵の死亡率が高く、経済的困窮から軍に入隊した人々が多いことも問題です。
ウクライナとロシア双方による死者数の発表は、互いの主張が対立し、独立した検証が行われていないため、正確な人数は不明です。
BBCとメディアゾナによる分析では、ロシア兵の戦死者数が7万人を超え、そのうち志願兵が約2割を占めていることが判明しました。
経済的な困窮から軍に入隊した中高年層の志願兵が多く、高額な給与や社会福祉サービスを求めていたものの、死亡率が高く、2024年以降も毎週100人以上の死者が出ている状況です。
戦争で亡くなった兵士の平均年齢が36歳というのは、なんだか現実的で考えさせられますね。給与や社会福祉を求めて志願した人が多く亡くなっているというのは、心が痛みますね…。
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北朝鮮兵3000人部隊がロシア軍に合流!ウクライナ、越境攻撃で対抗。激化する戦闘、和平への道は?