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ロシア西部クルスク州、ウクライナ軍越境攻撃の真実とは?(詳細解説)クルスク州越境攻撃:プーチン大統領の対応と今後の展望

2023年8月、ウクライナ軍のロシア領クルスク州越境攻撃は失敗。戦略的誤算と米支援停止が重なり、人的・物的損害を招いた。ロシアは反撃し、スジャ奪還を目指す。停戦交渉に影響も。米欧兵器喪失で東部戦線悪化、和平への影響も懸念される。

ロシア西部クルスク州、ウクライナ軍越境攻撃の真実とは?(詳細解説)クルスク州越境攻撃:プーチン大統領の対応と今後の展望

📘 この記事で分かる事!

💡 ウクライナ軍によるロシア領クルスク州への越境。プーチン大統領、ゲラシモフ参謀総長に戦況報告を受ける。

💡 ロシアは越境攻撃に対し、北朝鮮兵士投入など巻き返しを図る。アントノフ駐米大使は米国の対応を非難。

💡 スジャへの攻撃激化。米国の軍事支援停止が影響か。停戦交渉への影響も懸念される。

本日は、ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃について、詳細にわたって解説していきます。

まずは、この記事で皆様に知っていただきたい3つのポイントをご紹介しましょう。

クルスク州への越境攻撃:始まりと背景

ウクライナ軍のロシア領内攻撃、結果は?なぜ?

敗北。資源不足で非効率、大きな損害。

本章では、ロシア西部クルスク州への越境攻撃の始まりと、その背景について掘り下げていきます。

プーチン氏、迷彩服で露西部クルスク州入り越境攻撃後初

公開日:2025/03/13

プーチン氏、迷彩服で露西部クルスク州入り越境攻撃後初

✅ プーチン大統領は、ウクライナ軍による越境攻撃が続くロシア西部クルスク州を訪問し、ゲラシモフ参謀総長から戦況報告を受けた。

✅ ゲラシモフ氏は、過去5日間で24集落を奪還し、ウクライナ軍に占領された領土の86%を取り戻したと説明した。

✅ プーチン大統領のクルスク州訪問は、越境攻撃開始後初めて。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20250313/k00/00m/030/108000c

プーチン大統領のクルスク州訪問は、越境攻撃開始後初めて。

ウクライナ軍の敗北に終わった作戦の要因や、プーチン大統領の対応に注目です。

2023年8月、ウクライナ軍はロシア領クルスク州への越境攻撃を開始しましたが、結果はウクライナ軍の敗北に終わりました。

この作戦は、人的・物的資源で劣るウクライナにとって戦略的に非効率であり、大きな損害を招きました。

この作戦は、昨年8月にウクライナ軍がロシア領内へ奇襲攻撃を行ったことへの反応と見られています

当時、ウクライナ軍は最大30キロ前進し、ロシアは国境沿いの地域から約20万人を避難させ、プーチン大統領はこれを「重大な挑発」と非難しました。

その後、ウクライナの最高司令官は、ロシア領内の1200平方キロ以上を支配していると主張しました。

この作戦は、ウクライナにとっては戦略的に不利だったんですね。人的・物的損害も大きかったようで、ロシアの反撃も激しさを増しそうですね。

作戦の展開とロシア側の対応

ロシア、ウクライナ越境攻撃に何で巻き返し?

北朝鮮兵投入、プーチン大統領が対応策。

続いて、作戦の展開とロシア側の対応について詳しく見ていきましょう。

プーチン大統領、クルスク越境攻撃への対応策策定=ロシア大使

公開日:2024/08/23

プーチン大統領、クルスク越境攻撃への対応策策定=ロシア大使

✅ ロシアのアントノフ駐米大使は、プーチン大統領がウクライナによるクルスク州越境攻撃への対応策を策定し、攻撃の主導者を処罰すると述べた。

✅ アントノフ大使は、米国がウクライナへの兵器供給に関する制限を最終的に撤廃する方向に進んでいると考えており、米国の対応を「挑発」と批判した。

✅ アントノフ大使は、米国との対話にはウクライナ支援や対ロシア制裁の停止が必要であり、来月の国連総会期間中の米ロ外相会談の実現は低いと見ている。

さらに読む ⇒ロイター 経済、株価、ビジネス、国際、政治ニュース出典/画像元: https://jp.reuters.com/world/ukraine/I7JPAOBDWVNKHGEXTO5JC22MVU-2024-08-23/

プーチン大統領は、ウクライナによる越境攻撃の主導者を処罰すると示唆。

米国の対応を批判し、対話の条件も提示しました。

今後の米ロ関係にも影響がありそうです。

ロシアは、この越境攻撃に対し、北朝鮮の兵士を投入するなど、巻き返しを図りました。

アナトリー・アントノフ駐米ロシア大使は、プーチン大統領がウクライナによるロシア西部クルスク州への越境攻撃に対する対応策を策定したと述べ、主導者は厳しく処罰されると示唆しました。

プーチン大統領は既に国境地帯の知事を含む高官と会談し、対応を協議した模様。

また、ロシア軍はウクライナと国境を接するクルスク州で攻勢を強め、要衝スジャの奪還を目指しています。

この動きは、アメリカのトランプ前大統領がウクライナへの軍事支援を一時停止した時期と重なっており、ネット上ではロシアとの何らかの合意があったのではないかという憶測が広がっています。

ただし、それを裏付ける証拠はありません。

ロシアは北朝鮮の兵士を投入ですか! それは驚きました。米国の対応を批判しているということは、やはり何らかの駆け引きがあるんでしょうか。

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ロシア軍、スジャへの攻撃強化!米支援停止が影響し、ウクライナは劣勢に。停戦交渉に向け、優位性を確立する狙いも。東部戦線悪化、今後の展開に注目。