チベット大地震、2024年被害の全貌と、その影響とは？2024年チベット大地震：被災地の現状と復興への道のり

この地震は、チベットの広範囲にわたり、甚大な被害をもたらしました。

まずは、今回の地震の概要と、明らかになっている被害について、詳しく見ていきましょう。

大地を揺るがす悲劇：2024年チベット大地震発生

本日は、2024年1月に発生したチベット大地震について、現地の状況と、それを取り巻く様々な問題点について掘り下げていきます。

中国・チベット自治区で前後の地震、死者少なくとも人

公開日:2025/01/07

✅ 中国チベット自治区シガツェ市でマグニチュード7.1の地震が発生し、126人以上が死亡、188人以上が負傷、3000棟以上の建物が倒壊した。

✅ 震源地に近い地域では気温が低く、電力と水道が途絶え、エベレスト観光ツアーがキャンセルされるなど、厳しい状況となっている。

✅ 中国政府は救助活動を迅速に進め、ドローンを派遣。習近平国家主席も全力の捜索救助を指示し、近隣のネパールでも揺れが観測された。

さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.bbc.com/japanese/articles/c2ld5xqlxk0o

地震の規模と被害の大きさに、言葉を失います。

被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

寒冷地での救助活動の困難さ、インフラの復旧の遅れが、今後の課題となるでしょう。

2024年1月7日早朝、中国チベット自治区シガツェ市ティンリ県で、マグニチュード6.8の地震（米国地質調査所USGS評価では7.1）が発生しました。

この大地震は、近年の中国国内で最大規模の被害をもたらし、エベレスト北麓を含む広範囲にわたり深刻な被害をもたらしました。

地震発生から間もなく、126人以上が死亡、188人以上が負傷し、数多くの家屋が倒壊。

6万人を超える人々が被災し、寒冷な気候の中、食料や暖房の不足が深刻化しています。

中国政府は直ちに救助活動を開始し、習近平国家主席は被災者支援を指示し、迅速な対応を促しました。

チベットでの地震ですか…。エベレスト登山とか、観光にも影響が出ているんですね。被害がこれ以上広がらないことを祈ります。

救助と支援の狭間で：被災地の現状と課題

この章では、被災地への支援と、復興に向けた取り組みについて見ていきます。

東日本大震災や能登半島地震の教訓を活かし、長期的な視点での支援が重要です。

中国西蔵自治区の地震被災地で救助活動進む新華社通信

✅ 東日本大震災の教訓を風化させないための「復興ツーリズム」や、能登半島地震の被災地支援活動を紹介する展示会が開催された。

✅ 能登半島地震の被災地へ、義援金や物資の支援、ボランティア活動、そして被災地への訪問を通じて交流が行われている。

✅ 東日本大震災から14年を迎え、能登半島地震の被災地でも復興への思いを込めたイベントや、国際緊急援助隊の訓練が行われた。

さらに読む ⇒ニュース出典/画像元: https://news.goo.ne.jp/article/newscn/world/newscn-J007115_20250108_CBMFN0.html

タシルンポ寺の被害がないのは幸いですが、孤立している集落への支援が届きにくい状況は深刻です。

人道的支援が滞るような事態は避けなければなりません。

震源地に近いシガツェ市には、チベット仏教4大寺院の一つであるタシルンポ寺がありましたが、現時点では被害の報告はありません。

2500人以上の警察官が救助活動にあたっているものの、高地という地理的条件と夜間の寒さにより、救助活動は困難を極めています。

政府による支援の一方で、道路やインフラの損壊により一部の村が孤立し、支援が届きにくい地域も存在します。

ラツ県などでは支援の不足も報告されています。

民間による物資の供給も行われていますが、当局による規制や妨害があるとの指摘もあり、ボランティアの立ち入り制限や物資配布の問題も浮上しています。

支援物資が届かない地域があるというのは、とても心配ですね。被災された方々に、必要なものがきちんと届くように願っています。