バヌアツ大地震の被害と復興への道のりとは?南太平洋の島国バヌアツを襲った大地震
南太平洋バヌアツを大地震が襲い、甚大な被害! 多数の死者、通信途絶、インフラ崩壊… 復興目指すバヌアツへ、日本がJICA調査団を派遣。阪神・淡路大震災の経験を活かし、BuildBackBetter(より良い復興)を支援! 強靭な社会構築へ、未来への希望を繋ぐ。
💡 2023年12月にバヌアツで発生したM7.3の地震は、甚大な人的被害と建物の損壊をもたらしました。
💡 国際社会からの支援と、JICAによる復旧・復興支援の動きが活発化しています。
💡 日本の震災経験を共有し、バヌアツのBuildBackBetterを支援する動きが加速しています。
まずは、今回の地震で明らかになった被害と、その影響について見ていきましょう。
激震と絶望
バヌアツを襲った大地震、何人の方が亡くなった?
少なくとも14人死亡、200人以上負傷。
2023年12月17日に発生したバヌアツでの大地震は、多くの命を奪い、人々の生活を破壊しました。
公開日:2024/12/18

✅ 南太平洋の島しょ国バヌアツでM7.3の地震が発生し、少なくとも14人が死亡、200人が負傷した。
✅ ポートビラでは、米国、フランス、英国、オーストラリア、ニュージーランドの大使館が入るビルが損壊した。
✅ 米国は大使館を当面閉鎖し、フランスは大使館が「破壊された」と報告した。
さらに読む ⇒バヌアツ大地震、少なくとも人死亡写真枚国際ニュース:出典/画像元: https://www.afpbb.com/articles/-/3554551映像を見ると、地震の恐ろしさが伝わってきますね。
大使館も全壊するほどの揺れだったとは、驚きです。
2023年12月17日、南太平洋の島しょ国バヌアツの首都ポートビラをマグニチュード7.3の大地震が襲いました。
震源はエファテ島の沖合約30キロ、深さ57キロの地点で、複数の建物が倒壊し、土砂崩れによる道路の寸断も発生。
米国、英国、ニュージーランドの大使館も全壊するなど、大きな被害が確認されました。
市内で遺体が確認され、地滑りに巻き込まれたバスからも死者が出ているなど、甚大な被害が報告され、少なくとも14名が死亡、200人以上が負傷していると推定されました。
地震による通信障害やインフラの停止により、正確な被害状況の把握が困難な状況が続きました。
その後、2024年12月17日にもM7超の大地震が発生し、非常事態宣言が発令される事態となりました。
いやー、これは大変なことになってますね。もし自分が旅行中にこんなことになったらと思うと…本当に恐ろしいです。
国際社会からの支援とJICAの役割
バヌアツ地震、日本の支援内容は?
JICAがインフラ被災状況を調査し、復興支援検討。
地震発生後、国際社会からの支援が開始され、日本もその一員としてJICAが調査団を派遣しました。

✅ バヌアツのエファテ島にあるテオウマ橋は、首都への重要な交通路であり、2015年のサイクロン被害により仮復旧されたものの、洪水による影響が懸念されています。
✅ 本プロジェクトは、テオウマ橋の架け替え、テオウマ川の河川改修、アプローチ道路の改修を行い、自然災害に強い道路交通を確保することを目指しています。
✅ 無償資金協力として17.15億円が供与され、2019年12月から2026年12月までが事業期間として計画され、バヌアツの経済活動の維持と自然災害への脆弱性克服に貢献します。
さらに読む ⇒国際協力機構出典/画像元: https://www.jica.go.jp/oda/project/1960460/index.htmlJICAの支援は、インフラ復旧だけでなく、より良い復興を目指すという点が素晴らしいですね。
長期的な視点での支援は重要です。
地震発生後、国際社会からバヌアツへの支援が始まりました。
日本もその一員として、JICAが復旧・復興支援のための調査団を派遣することを決定しました。
JICAは、既に緊急援助物資の供与や遠隔支援、医療支援チームの派遣を実施しており、今回の調査団は、道路、橋梁、港湾、病院などのインフラの被災状況を調査し、今後の支援策を検討する予定です。
この調査を通じて、バヌアツのBuildBackBetter(より良い復興)の実現に向けた復興支援を検討することを目指しています。
JICAの取り組み、素晴らしいですね!インフラの復旧だけでなく、より良い復興を目指す点が、さすがです!
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震災復興の教訓を活かせ!阪神・淡路大震災の経験から、強靭な社会を築くビジョンを共有。国際連携でバヌアツの復興を支援。