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クリヴィー・リフへの攻撃:2023年から2024年、ゼレンスキー大統領の故郷で繰り返される悲劇?クリヴィー・リフへの攻撃とゼレンスキー大統領の対応

クリヴィー・リフ、キーウなどウクライナ各地で、ロシア軍によるミサイルと無人機攻撃が相次ぎ、多数の死傷者。民間施設が標的となり、ゼレンスキー大統領も非難。2023年6月、2024年1月、8月にも大規模攻撃が発生。国際社会はロシアの行為を注視し、ウクライナは集団虐殺と非難。

クリヴィー・リフへの攻撃:2023年から2024年、ゼレンスキー大統領の故郷で繰り返される悲劇?クリヴィー・リフへの攻撃とゼレンスキー大統領の対応

📘 この記事で分かる事!

💡 2023年6月、クリヴィー・リフはロシア軍のミサイル攻撃を受け、多数の死傷者が出ました。高層ビルや大学が標的となり、ゼレンスキー大統領も非難しました。

💡 2024年1月にもクリヴィー・リフへの攻撃が繰り返され、住宅やインフラに深刻な被害が出ました。G7も非難し、ウクライナ支援を協議しました。

💡 2024年8月には大規模な攻撃があり、ホテルが標的になった他、ドニプロペトロウシク州やザポリッジャ州でも被害が報告されました。

それでは、まずクリヴィー・リフへの攻撃がどのようなものであったか、3つのポイントに分けてご紹介します。

2023年6月:クリヴィー・リフへの最初の攻撃

ウクライナへのミサイル攻撃、その犠牲は?

10人死亡、28人負傷、民間インフラ被害。

本日は、クリヴィー・リフへの最初の攻撃について掘り下げてご紹介します。

ゼレンスキー氏の故郷にロシア軍のミサイル攻撃、子供含む人死亡集合住宅や大学が被害

公開日:2023/08/01

ゼレンスキー氏の故郷にロシア軍のミサイル攻撃、子供含む人死亡集合住宅や大学が被害

✅ ウクライナ東部ドニプロペトロウシク州クリヴィー・リフでロシア軍によるミサイル攻撃があり、10歳の少女を含む少なくとも6人が死亡、69人が負傷した。

✅ 攻撃は高層ビルと大学を標的とし、ゼレンスキー大統領は350人以上が救助活動に参加したと報告。ロシア政府は民間への攻撃を否定しているが、西側諸国は非難している。

✅ ヘルソン州でも砲撃があり4人が死亡し、ロシア本土ブリャンスク州ではドローン攻撃が発生した。 ウクライナ侵攻開始以降、約2万5671人の民間人が犠牲になっている可能性がある。

さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.bbc.com/japanese/66357848

この攻撃は、民間人を巻き込んだ悲劇的なものでした。

10歳の少女を含む多くの命が失われ、負傷者も多数出ました。

攻撃対象が民間施設であったことは、国際社会からの非難を招いています。

2023年6月13日、ロシア軍はウクライナ中部の都市クリブイリフに対し大規模なミサイル攻撃を実施しました

この攻撃で、少なくとも10人が死亡、28人が負傷し、5階建ての集合住宅や倉庫が破壊されるなど、民間インフラに深刻な被害が出ました。

救助活動が続けられ、ゼレンスキー大統領はロシアの行為を非難しました。

同日未明にはウクライナ全土で空襲警報が発令され、キーウでは、ロシアが発射したミサイルを全て迎撃したと軍当局が発表しました。

また、14発の巡航ミサイルのうち10発、イラン製ドローン4機のうち1機を破壊したと報告されています。

東部ハリコフでも無人機攻撃が発生しました。

この攻撃は本当に酷いですね。民間人を標的にするなんて、許せません。旅行者として、本当に心が痛みます。ウクライナの現状は、他人事ではありません。

2024年1月:繰り返されるクリヴィー・リフへの攻撃

クリビーリフへの攻撃、一体何が起きた?

ミサイル攻撃で多数の死傷者と建物被害。

続いて、2024年1月に起きたクリヴィー・リフへの攻撃について見ていきましょう。

、緊急会合を開催ロシアの民間施設ミサイル攻撃巡り

公開日:2022/11/10

、緊急会合を開催ロシアの民間施設ミサイル攻撃巡り

✅ G7は、ロシアによるウクライナへのミサイル攻撃を強く非難し、ウクライナへの防空システム供与などの支援策や対露制裁強化を協議した。

✅ オンライン形式の緊急会合には、ウクライナのゼレンスキー大統領も参加し、支援を呼びかけた。

✅ 会合では、ウクライナの防御力向上に向けた支援が主要議題となり、防空能力の向上が最重要課題として議論された。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20221011/k00/00m/030/213000c

繰り返される攻撃に、深い絶望を感じます。

防空システムが一部のミサイルを迎撃したとはいえ、被害は甚大です。

G7が支援を協議しているものの、事態は深刻です。

2024年1月13日早朝、ロシア軍がウクライナ中部のクリビーリフに対しミサイル攻撃を行い、少なくとも10人が死亡、28人が負傷しました。

防空システムが巡航ミサイル3発を撃墜したものの、一部は市内に着弾し、民間施設が損壊しました。

5階建てのアパートが攻撃を受け、700平方メートルが炎上。

ゼレンスキー大統領は、この攻撃を「テロリストのミサイル」によるものと非難しました。

この攻撃に続き、1月19日夜には弾道ミサイル攻撃も行われ、20日朝の時点で17名が負傷し、そのうち8名が病院に搬送されました。

ミサイルはホテル、店舗、行政庁舎、教育機関、集合住宅など、複数の建物に被害を与え、約15台の自動車も損傷しました。

また攻撃があったんですね…。子供がいる身としては、本当に心が痛みます。早く平穏な日々が戻ってきてほしいと願うばかりです。

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ロシア軍、ウクライナ各地をミサイルと無人機で大規模攻撃。クリヴィー・リフでホテルが標的、多数の死傷者。ゼレンスキー大統領はテロ行為に屈しないと表明。戦闘は16州に及ぶ。