バーミンガムゴミ収集ストライキはなぜ起きた?市民生活への影響は?(2024年12月~現在)?バーミンガム ゴミ収集ストライキの長期化による都市への影響
2024年末、バーミンガムのゴミ収集業者がストライキへ。賃金格差と再配置計画が火種となり、街はゴミの山に。1万7000トン超の未回収ゴミが公衆衛生を脅かし、市は非常事態を宣言。長期化するストライキは、市民生活に深刻な影を落とす。解決の糸口は見えず、英国政府も事態を注視。
💡 2024年12月、バーミンガムのゴミ収集業者によるストライキの兆候が現れ、追加賃金を巡る対立が表面化。
💡 2025年1月には一部従業員の再配置計画を巡り、ストライキが断続的に発生。3月中旬には全面ストに。
💡 ストライキ長期化により、バーミンガムの街には大量のゴミが放置され、公衆衛生への悪影響が懸念。
それでは、バーミンガムでのゴミ収集ストライキがどのように始まり、現在に至るのか、詳しく見ていきましょう。
始まりの兆し:2024年12月
バーミンガムのゴミ収集スト、何が原因で起きた?
賃金を巡る対立と、残業禁止措置。
2022年のストライキは、生活費危機と賃金格差が主な原因でした。
今回は、過去のストライキでの追加賃金支払いが、新たな対立を生むきっかけとなったようです。
公開日:2023/01/02

✅ 2022年の英国では、より良い労働条件を求めて公共部門と民間部門の労働者によるストライキが多発し、鉄道清掃員、国境スタッフ、運転免許試験官、看護師などが参加しました。
✅ ストライキの主な原因は、深刻な生活費危機とインフレによる物価上昇に対し、賃金が追いついていないこと。実質賃金の低下、家計可処分所得の減少、そして家計負債の増加が深刻化しています。
✅ 政府は2%の賃上げを提示する一方、労働組合は10%の賃上げ、雇用の安定、年金の改善などを要求。緊縮財政と民営化の影響により、医療従事者の過重労働や低賃金、医療の待ち時間の問題も浮き彫りになりました。
さらに読む ⇒うんどう|社会運動のレガシーと今をつなぐ出典/画像元: https://undou.net/blog/2023/2022-saw-historic-strikes-in-the-uk-2023-will-see-them-escalate/今回のストライキの始まりは、過去の賃金問題に起因しているという点が興味深いですね。
労働者の不満が、新たなストライキへと繋がる。
今後の動向が注目されます。
2024年12月、バーミンガムのゴミ収集業者たちは、賃金を巡る対立からストライキをほのめかしていました。
2017年のストライキに参加しなかった労働者に追加賃金が支払われたことを受け、ユナイト組合は残業禁止措置を発表。
この動きは、後の大規模ストライキの序章となりました。
なるほど、2022年のストライキが原因だったんですね。イギリスの労働問題は根深いですね。今後の展開が気になります。
本格化する紛争:2025年1月~3月中旬
ゴミ収集スト、全面スト突入でバーミンガムはどうなった?
ゴミ収集ほぼ停止、市に大きな影響。
2025年1月から3月中旬にかけて、ゴミ収集ストライキが徐々に拡大し、市民生活に深刻な影響を与え始めたという事ですね。
公開日:2025/04/02

✅ イギリス第2の都市バーミンガムで、ゴミ収集業者のストライキが原因で大量のゴミが放置され、市民生活に深刻な影響が出ている。
✅ 1万7000トンものゴミが路上に放置され、ゴミ収集が停滞。市議からは行政の対応の遅れが批判されている。
✅ 市は「重大事案」を宣言し緊急対応に乗り出すも、ストライキの長期化により事態の悪化が懸念されている。
さらに読む ⇒プライムオンライン|フジテレビ系局のニュースサイト出典/画像元: https://www.fnn.jp/articles/-/851830ゴミの放置は、本当に深刻な問題ですよね。
都市機能が麻痺してしまう。
行政の対応の遅れも批判されているようで、事態は緊迫しています。
2025年1月、一部従業員の再配置計画を巡り、ゴミ収集業者のストライキが断続的に始まりました。
この争いは、2月19日からは週2日のストライキへと拡大。
3月中旬には、ついに全面的なストライキへと発展し、ゴミ収集がほぼ停止する事態となりました。
この事態は、バーミンガム市に大きな影響を与え始めました。
ゴミ問題は、世界中で起きていますよね。ゴミの放置は衛生面でも心配だし、早く解決してほしいですね。
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バーミンガムでゴミが1万7千トンも山積み!ストライキ長期化で悪臭と害虫被害が深刻化。市議会は「重大事案」を宣言、打開策を模索するも事態は膠着状態。