ミャンマー地震：マグニチュード7.7がもたらした甚大な被害とは？ミャンマーとタイを襲った大地震の被害状況、救済活動、そして今後の課題

救済活動と支援

救済活動と支援の状況について見ていきましょう。

停戦の行方も気になるところです。

検証：ミャンマー大地震週間復旧を優先、軍政停戦死者人超す

公開日:2025/04/04

✅ ミャンマー軍事政権は、3月28日に発生した地震の被災地における救助と復旧活動に集中するため、民主派や少数民族武装勢力との戦闘を2日から22日まで一時停止すると発表しました。

✅ 停戦期間中は、武装勢力に対して輸送ルートや部隊への攻撃を中止するよう要求していますが、攻撃を受けた場合は応戦すると明言しており、停戦の完全な履行には不透明な点があります。

✅ 軍事政権は、地震による死者数が3085人、負傷者が4715人に達したと発表しており、救助活動は困難な状況が続いています。特に、国軍の支配が及ばない地域では、被害状況の把握すら困難な状況です。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20250404/ddm/012/030/101000c

軍事政権の停戦発表は、救助活動のためとはいえ、今後の情勢が不透明な点が気がかりです。

停戦が完全に履行されることを願います。

地震発生後、ミャンマーの挙国一致政府 (NUG) は被災者の捜索・救援活動のため、被災地で30日から2週間の休戦を宣言しました。

また、少数民族武装勢力も支援を表明しました。

ミャンマー軍政は捜索・救援活動の迅速化、仮設住宅の準備、避難所の設置を指示しています。

停戦は良い動きだと思いますが、やはり完全な履行が重要ですね。被災者の方々への支援が途絶えないことを願います。

甚大な被害を受けた地域

この章では、甚大な被害を受けた地域に焦点を当て、詳細な状況を見ていきます。

ミャンマーの地震から３日後のマンダレー。夕暮れ時に壊れた寺院の前を仏教の僧侶が歩いていた。死者数は２０００人を超え、倒壊した建物のがれき中から生存者を発見できる望みが薄れつつある中、ミャンマーは国民追悼週間…：ミャンマー中部でＭ７．７の地震タイ、中国

✅ ミャンマーで発生した地震から3日後、マンダレーでは夕暮れ時に壊れた寺院の前を仏教の僧侶が歩いていました。

✅ 地震による死者数は2000人を超え、倒壊した建物の瓦礫の中から生存者が見つかる可能性は低くなってきています。

✅ ミャンマー政府は、国民追悼週間を宣言しました。

さらに読む ⇒時事ドットコム：時事通信社が運営するニュースサイト出典/画像元: https://www.jiji.com/jc/d4?p=mcq253-jpp084618796&d=d4_quake

マンダレーや各地の寺院、モスクの被害は、文化的な損失としても非常に残念です。

被災地の復興を心から願います。

今回の地震では、ミャンマーのネピドー、ザガイン、マンダレー、バゴー、シャン州などが被災しました。

特にマンダレーでは、仏教寺院が倒壊し、100人以上の僧侶が下敷きになったほか、モスクも50カ所が被災し、250人のイスラム教徒が死亡しました。

宗教施設への被害は、心の拠り所を失うことにも繋がりますよね。復興には、心のケアも必要だと思います。

混乱するミャンマー情勢

ミャンマー情勢が混乱を極める中、地震が更なる影響を与えています。

その現状を見ていきましょう。

ミャンマー軍事政権大地震受け゛日までの週間、抵抗勢力との戦闘停止゛発表被災者支援・救助活動優先のため（）

公開日:2025/04/03

✅ ミャンマー軍事政権は、先月28日に発生した大地震を受けて、被災者支援と救助活動を優先するため、抵抗勢力との戦闘を3週間停止すると発表しました。

✅ この決定は、国際社会からの批判をかわす狙いがあるとも見られます。

✅ しかし、軍は抵抗勢力側からの武力攻撃には対抗措置をとる構えを見せており、内戦の混乱が一時的にでも収まるかは不透明です。

さらに読む ⇒ｄメニューニュース｜ドコモ（）のポータルサイト出典/画像元: https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/tbs/world/tbs-1830422

内戦状態にある地域での地震被害は、人道的な観点からも非常に深刻です。

今後の情勢が、少しでも良い方向に向かうことを願います。

ミャンマーでは現在も抵抗勢力と軍政が戦闘状態にある地方も含まれており、地震による被害は、既に混乱状態にあるミャンマー社会に更なる打撃を与えました。

複雑な情勢の中、地震の被害が追い打ちをかけるような形になってしまっているのが非常に心配です。人道支援が届くことを願います。

ミャンマーで発生した大地震は、多くの人々の命を奪い、甚大な被害をもたらしました。

被災された方々には心からお見舞い申し上げます。

復興に向けた支援が、途絶えることなく続くことを願っています。