南極観測隊ってどんなところ?隊員、食料、採用情報まで徹底解説!南極観測隊 現地レポート:隊員の仕事、食料事情、採用情報
極寒の地、南極で日本の科学研究を支える仲間を募集!国立極地研究所が、第67次南極地域観測隊の設営部門越冬隊員を公募。調理、医療、野外観測支援、環境保全のスペシャリスト求む! 未知の世界での貴重な経験、充実した日々をあなたに。食糧支援も決定し、万全の体制で隊員をサポート。詳細は公式サイトへ!
💡 南極観測隊は、昭和基地での科学観測や基地設営を担うチームです。様々な分野の専門家が集まり、過酷な環境下で活動しています。
💡 観測隊は夏隊と越冬隊に分かれ、それぞれ異なる役割を担っています。夏隊は短期、越冬隊は長期にわたり南極で活動します。
💡 近年、食料費の高騰が課題となっており、企業からの食料支援も行われています。採用情報も公開されています。
それでは、まず南極観測隊の概要から見ていきましょう。
隊員として選ばれること、その活動内容についてご紹介していきます。
南極地域観測隊への参加
南極観測隊の募集要項で、どんな分野の隊員が募集されている?
設営部門の越冬隊員
日立製作所の田村氏が南極観測隊員に選出され、2024年12月に南極へ出発予定です。
機械設備のメンテナンスを担当するそうです。

✅ 日立製作所の田村 旺大氏が、第66次南極地域観測隊員に選任され、2024年12月に南極に向けて出発予定。
✅ 田村氏は昭和基地の設営系機械チームに所属し、発電機制御盤などの機械設備のメンテナンス・保守管理を担当。
✅ 日立は、これまで培ってきた技術やノウハウを提供することで、南極観測活動に協力し、地球環境の保全と持続可能な社会の実現に貢献していく。
さらに読む ⇒|プレスリリース・ニュースリリース配信サービス出典/画像元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000361.000067590.html日立の技術が南極観測を支えるのは素晴らしいですね。
環境保全の観点からも、技術の貢献は重要です。
田村氏の活躍に期待しましょう。
南極地域は環境モニタリングの重要性から科学研究や観測が欠かせない特別な地域です。
我が国は1956年度から南極地域観測隊を派遣し、オゾンホールや隕石の発見など多くの科学的成果を挙げてきました。
国立極地研究所では、観測隊員候補者を公募しており、今回は設営部門(調理、医療、野外観測支援、環境保全)の越冬隊員を募集しています。
募集要項は、調理、医療、野外観測支援、環境保全の4分野について、必要なスキル、経験、業務内容などが詳細に記載されています。
応募を希望される方は、それぞれの募集要項をよく確認し、応募資格を満たしているかご確認ください。
南極観測隊への参加は、貴重な経験と充実した日々となるでしょう。
応募の詳細については、国立極地研究所のウェブサイトをご確認ください。
すごいですね!私もいつか、南極に行って色々なものを見てみたいです!
南極観測隊の構成
南極地域観測隊はどんなメンバーで構成されている?
様々な専門家85名
南極観測隊は夏隊と越冬隊に分かれて活動しているんですね。
夏隊は短期集中、越冬隊は長期にわたる活動と、それぞれ役割が異なります。
公開日:2019/07/21

✅ 日本の南極観測隊は夏隊と越冬隊の2つの部隊に分かれており、夏隊は1月を中心とする約2ヶ月の短い夏に昭和基地に物資と人員を運び、短期集中で仕事を行い、冬が来る前に昭和基地を離れます。
✅ 越冬隊は夏隊が昭和基地を離れた後も残留し、長い冬の間も観測や基地機能の維持を行い、翌年のしらせで帰国するため、昭和基地には1年以上滞在することになります。
✅ 夏隊と越冬隊は一緒に日本を出発し、12月末に昭和基地に到着し、夏作業を行います。夏作業終了後に夏隊は昭和基地を離れ、越冬隊は翌年のしらせが到着するまで昭和基地に残ります。
さらに読む ⇒テンキノススメ出典/画像元: https://tenkinosusume.com/antarctic/20190721_summer-winter越冬隊の活動は1年以上と長期にわたるんですね。
様々な分野の専門家が集まり、協力して任務を遂行する姿は素晴らしいと思います。
第63次南極地域観測隊は、夏隊員43名、越冬隊員31名、越冬隊交代要員4名、夏隊同行者6名、越冬隊同行者1名の計85名で構成されています。
隊員は、研究観測、設営、医療、調理、通信、環境保全など、様々な分野の専門家から成り立っています。
夏隊は、南極大陸での観測活動を行うチームで、43名の隊員が参加しています。
越冬隊は、南極基地で一年間生活し観測活動を行うチームで、31名の隊員が参加しています。
越冬隊交代要員は、越冬隊員が出発直前に新型コロナウイルスに感染した場合に、当該越冬隊員と交代し越冬する人員で、62次隊で初めて編成されました。
夏隊には、隊長、副隊長、基本観測・定常観測担当、モニタリング観測担当、研究観測担当、設営担当など様々な役割の隊員がいます。
越冬隊には、基本観測・定常観測担当、モニタリング観測担当、研究観測担当、設営担当、通信担当、調理担当、医療担当、環境保全担当など様々な役割の隊員がいます。
同行者は、隊員の活動支援や記録、広報活動などを行うチームで、夏隊同行者6名、越冬隊同行者1名が参加しています。
へー、夏と冬でそんなに違うんですね!夏隊と越冬隊、どちらも大変そうですが、やりがいがありそうですね!
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南極観測隊の食糧危機!物価高騰で予算超過も、企業の支援で乗り越え!越冬隊の食生活を守る!隊員募集情報も!