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中央構造線とは?日本列島を縦断する巨大断層帯の謎に迫る!(?マーク)日本列島を二分する、中央構造線の地質構造と活断層

日本列島を縦断する巨大断層「中央構造線」。1億年の時を経て、活断層として再び動き出す!九州から四国、紀伊半島、三重県へ。地震発生のメカニズムを探る鍵、活断層帯の真実を解き明かす。徳島県の条例や、月出露頭など、その姿と謎に迫る。防災・減災にも役立つ地質情報を徹底解説!

中央構造線とは?日本列島を縦断する巨大断層帯の謎に迫る!(?マーク)日本列島を二分する、中央構造線の地質構造と活断層

📘 この記事で分かる事!

💡 中央構造線は、日本列島を内帯と外帯に分ける1,000km超の巨大断層帯。約1億年前に形成され、地質構造を二分している。

💡 活断層として活動する区間もあり、地震発生リスクがある。政府の地震調査本部が評価を行い、防災対策が重要となる。

💡 中央構造線は、日本の地質形成において、フォッサマグナなど、他の地質構造とも複雑に関わっている。

本日は、日本列島の地質構造において重要な役割を担う中央構造線について、詳しく見ていきましょう! まずは、その成り立ちから……。

中央構造線の形成と進化

中央構造線は日本列島をどう分ける?

地質構造を大きく二分

中央構造線の形成、内帯・外帯の違いなど、興味深いですね。

地質構造のダイナミックさを感じます。

鎌田浩毅の役に立つ地学:日本の活断層/中央構造線/上

公開日:2022/11/28

鎌田浩毅の役に立つ地学:日本の活断層/中央構造線/上

中央構造線は、日本列島を内帯と外帯に分ける1,000kmを超える巨大な断層帯であり、約1億年前に形成された。

さらに読む ⇒週刊エコノミスト出典/画像元: https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20221206/se1/00m/020/058000c

なるほど、中央構造線は単なる断層ではなく、日本列島の地質形成の歴史を物語るものなのですね。

活断層としての活動も考慮が必要ということですね。

中央構造線は、日本列島を縦断する大規模な断層帯であり、九州、四国、紀伊半島、そして三重県まで延びています。

中央構造線は、西南日本の地質構造を大きく二分する重要な地質構造です。

1億年の歴史の中で、何度かの活動期があり、その度に異なる方向にずれ動いてきました。

中央構造線は、日本がまだアジア大陸の一部だった頃に誕生した断層であり、プレート境界ではありません

中央構造線の形成当初は北北東-南南西方向で、海洋プレートの沈み込みに引きずられて北へずれ動いていました。

その後、日本海の形成に伴い、中央構造線の向きは東西方向に変化し、フィリピン海プレートの衝突によって中部地方~関東地方では北方に「ハ」の字型に曲がりました。

現在の日本列島の地殻変動は、約200万年前から始まり、中央構造線の一部は活断層として再びずれ動き始めています。

中央構造線の活動と地震発生

中央構造線は日本にどんな影響を与えている?

地震発生に影響

徳島県など、活断層が集中している地域があるのですね。

地震発生確率や防災対策について、更に詳しく知りたいです。

徳島県央部の2断層、大地震の恐れ直下型、震度6も
徳島県央部の2断層、大地震の恐れ直下型、震度6も

徳島県には、中央構造線に加え、上浦―西月ノ宮断層や鮎喰川断層帯など、直下型地震を起こす可能性のある活断層が複数存在する。

さらに読む ⇒徳島新聞デジタル|徳島県のニュース、イベント情報出典/画像元: https://www.topics.or.jp/articles/-/15550

活断層はいつどこで地震を起こすか予測できないというのは、少し不安ですね。

日頃からの防災意識を高めることが重要だと改めて感じました。

中央構造線は、日本列島の形成史や地震発生のメカニズムを理解する上で重要な役割を果たしており、現在でも一部の区間が活断層として活動しています。

中央構造線沿いには多くの区間で活断層としての新しいずれ目が見られ、四国~近畿地方西部では、活動度が高い活断層が連続しており、政府の地震調査本部は、「中央構造線断層帯」と名づけて、地震発生確率の評価を行っています

徳島県は条例で活断層上に公共施設や危険物を扱う施設の建設を制限しています。

ただし、中央構造線がいつ、どこで地震を起こすのかを予測することは不可能です。

中央構造線と他の地質構造

中央構造線と糸魚川-静岡構造線、フォッサマグナの関係は?

それぞれ異なる地質構造

フォッサマグナや糸魚川-静岡構造線との関係、興味深いですね。

それぞれの地質構造がどのように関連しているのか、もっと詳しく知りたいです。

車山高原レア・メモリーが語るフォッサマグナ・中央構造線・糸魚川
車山高原レア・メモリーが語るフォッサマグナ・中央構造線・糸魚川

記事は、日本列島の地質形成と、特にフォッサマグナと呼ばれる地溝帯の形成とそれに伴う岩石の種類や特徴について説明しています。

さらに読む ⇒静岡構造線出典/画像元: https://rarememory.com/dislocation/dislocation.html

中央構造線とフォッサマグナは異なるもの、ということですね。

日本の地質構造の複雑さを改めて感じます。

中央構造線は、糸魚川-静岡構造線やフォッサマグナとは異なるものであり、それぞれが異なる地質構造を指しています。

糸魚川-静岡構造線は、フォッサマグナ地帯の西縁の断層であり、フォッサマグナは中央構造線とは別の地質構造です。

中央構造線の経路と特徴

中央構造線は、九州から紀伊半島までどのように延びている?

九州~紀伊半島を横断

なるほど、中央構造線は九州から四国、紀伊半島まで広範囲にわたって存在しているのですね。

その経路や特徴についてさらに詳しく知りたいです。

産総研:世界第一級の大断層「中央構造線」が走る゛阿波池田゛地域の地質
産総研:世界第一級の大断層「中央構造線」が走る゛阿波池田゛地域の地質

香川・徳島県境域の讃岐山脈を中心とした地域(阿波池田地域)の地質調査の結果をまとめた5万分の1地質図「池田」を刊行した。

さらに読む ⇒:産業技術総合研究所出典/画像元: https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2021/pr20210419_2/pr20210419_2.html

九州から四国、紀伊半島にかけて、中央構造線の経路が複雑に入り組んでいることがよくわかりました。

活断層としての活動も考慮が必要ですね。

中央構造線は、九州- 大分県国東半島と佐賀関半島の間を通るが、大分市南方の大野川流域では地質のつながりが不明確。

- 九州中央部では阿蘇山の下に隠れており、古い地質が存在するため、中央構造線の確認が困難。

- 九州西部の八代市北方の白亜紀の花崗岩や天草の中生代末期の堆積岩は、中央構造線のどちら側に属するのか、見方が分かれています。

- 大分県津久見~熊本県八代から南の九州山地には、外帯の三波川変成帯の海溝側の関東山地~沖縄本島に並ぶ秩父帯と四万十帯の岩石が露出しています。

- 九州の中央構造線は佐賀関半島北方からそのまま「大分-熊本構造線」につながるという見解と、やや南方の大野川付近で南へ回り込み、臼杵と熊本県八代を結ぶ「臼杵-八代構造線」につながるという見解があります。

- 豊予海峡では、佐賀関半島と佐田岬半島の北岸の沖合を通っています。

- 地質境界としての中央構造線は伊予市上灘で上陸し、砥部町から西条市の丹原へ続きます。

- 砥部町には、国の天然記念物になっている露頭があります。

- 石鎚山地のふもとを新居浜から川之江へ続き、阿波池田から吉野川の少し北側を徳島市北方へ続きます。

- 四国東部でも、「活断層としての中央構造線」は、地質境界より北寄りの阿讃山地の南麓から鳴門市内を通ります。

- 四国と紀伊半島の間では、淡路島南岸と沼島の間を通っています。

- 紀伊半島では、紀ノ川や紀ノ川上流の吉野川の少し北側を、和歌山市~橋本~奈良県の五條~東吉野~三重県境の高見峠へ続きます。

- 紀伊半島西部でも「活断層としての中央構造線」はやや北方の和泉山地の南麓に見られます。

- 四国~紀伊半島西部の区間は活断層としての活動度が高く、「中央構造線活断層系(産総研)」、「中央構造線断層帯(政府の地震調査本部)」の名で評価対象になっています。

- この活断層帯は、五條付近からしだいに向きを変え、金剛山の東麓の断層帯へ連続しています。

- 高見峠から櫛田川の少し北側を、松阪市粥見へ続きます。

- 高見峠に近い松阪市飯高町月出には、国の天然記念物になっている中央構造線の露頭があります。

- 粥見で櫛田川は、中央構造線を南から北へ横断します。

- 粥見から東へは、多気町の勢和多気インター付近から伊勢市内へ続きます。

- 地質境界は伊勢神宮外宮を通っています。

- 外宮の南側の御神域の高倉山や二見浦の夫婦岩の岩石は三波川変成帯の変成岩です

- 高見峠~三重県の山中の区間は活断層になっている可能性は低いですが、東部では伊勢平野の南縁が直線的な地形の境界になっている可能性があります。

中央構造線の研究と露頭

高見山地域の詳細な地質図が作成された意義は?

防災・減災に貢献

高見山地域の地質図幅が刊行されたんですね! 防災・減災対策に役立つという点は非常に重要ですね。

紀伊半島中央部の世界第一級断層沿いの地質を明らかにした地質図が刊行
紀伊半島中央部の世界第一級断層沿いの地質を明らかにした地質図が刊行

産総研が紀伊半島中央部の高見山地域の地質調査結果をまとめた5万分の1地質図幅「高見山」を刊行した。

さらに読む ⇒プレスリリース配信サービス共同通信ワイヤー出典/画像元: https://kyodonewsprwire.jp/release/202503175832

詳細な地質図があることで、防災や減災に役立つというのは、素晴らしいですね。

月出露頭の詳しい情報も、興味深いです。

産総研は、三重県松阪市西方の高見山地域の5万分の1地質図幅「高見山」を刊行しました。

この地域は、紀伊半島東部で、1932年以降、詳細な地質図が整備されていませんでした。

紀伊半島は多雨地域で土砂崩れが発生しやすく、東南海地震想定震源域にも近いため、詳細な地質情報は防災や減災に重要です。

2018年から2021年にかけて実施された地表踏査と室内分析によって、領家変成コンプレックス、領家深成岩類、三波川–四万十変成付加コンプレックス秩父付加コンプレックスなどの地質を詳細に明らかにしました。

本図幅地域の中央部には、中央構造線と呼ばれる世界最大級の断層が横断しており、本図幅では中央構造線から派生する断層の詳細な分布も明らかになりました

この地質情報は、防災・減災対策、土木・建築、学術研究などに役立つことが期待されます。

- 三重県飯南郡飯高町月出ワサビ谷にある月出露頭は、中央構造線の大露頭であり、西南日本外帯の黒色片岩と西南日本内帯の圧砕岩類(マイロナイト)が接している。

露頭は約80mの高さ、約50mの幅を持ち、中央構造線は東西走向で北へ60°傾斜している。

1959年の伊勢湾台風の崖崩れによって一部が露出していたが、大部分は崖錐に覆われていた。

1995年に露頭が中央構造線の露頭であることが確認され、関係当局との協力により崖錐除去工事が行われ、現在では露頭の多くが露出しており、観察場所も整備されている。

月出露頭周辺の中央構造線はN80°E走向で連続し、東方約10kmには荒滝露頭が存在する。

近年の研究では、中央構造線は地下深部では30°~40°程度のゆるい北傾斜を示すことが明らかになっている。

本日は、中央構造線の成り立ちから、活断層としての活動、防災対策まで、幅広くご紹介しました。

日本の地質構造について、理解が深まりました。

🚩 結論!

💡 中央構造線は、日本列島の地質構造を二分する重要な断層帯であり、活断層としての活動にも注意が必要である。

💡 中央構造線は、日本の地質形成史において重要な役割を果たし、フォッサマグナなど、他の地質構造とも関連している。

💡 防災・減災対策のため、活断層の情報を把握し、日頃からの備えが重要。地質図の活用も有効である。