ミャンマー大地震、その後の復興と国際支援はどうなっているのか?ミャンマーを襲った大地震、被害と支援の現状
ミャンマーでマグニチュード7.7の大地震が発生。2000人超の死者、3900人超の負傷者。軍事政権下の情報統制、40度近い酷暑、そして内戦が復興を阻む。一方、タイでも高層ビル倒壊が発生。国際支援が求められる中、UNDPや赤十字が現地で活動。日本も専門家チームを派遣し、被災地への支援を強化。困難な状況下での復興への道を探る。
💡 2023年3月28日にミャンマー中部で発生したマグニチュード7.7の大地震による甚大な被害。
💡 地震による死者数は2000人を超え、負傷者は3900人以上。特にマンダレーで被害が大きかった。
💡 軍事政権による情報統制と、国際的な支援の難しさ。復興への課題が山積している。
それでは、まずミャンマー大地震で何が起きたのか、そして現在どのような状況なのかを見ていきましょう。
ミャンマーを襲った大地震
ミャンマー大地震、被害状況は?
死者2000人超、深刻
この章では、記憶障害を抱えながらも陶芸を通して生きる女性の姿と、ミャンマー地震の発生状況について解説します。

✅ 脱線事故で重傷を負い、脳にダメージを受けた鈴木順子さんは、記憶障害の後遺症を抱えながらも懸命にリハビリに取り組んできた。
✅ 事故から20年、彼女は陶芸を始めるなど新たな道を切り開き、周囲の支えもあり前向きに生きている。
✅ 記憶障害に苦しみながらも、「いろんな方の助けで生きてこられた」と感謝の気持ちを述べている。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1819364記憶障害を抱えながらも前向きに生きる鈴木さんの姿に、力強さを感じます。
ミャンマーの地震の被害は甚大で、心が痛みます。
2023年3月28日、ミャンマー中部でマグニチュード7.7の大地震が発生しました。
この地震により、死者数は2000人を超え、負傷者は3900人を超えています。
特に第2の都市マンダレーでは、幼稚園の倒壊など多くの建物が被害を受け、多くの犠牲者が出ました。
首都ネピドーでも、公務員住宅の倒壊や、首都最大の病院の救急治療室の屋根の崩壊など、深刻な被害が発生しました。
軍事政権は外国人記者に査証を発行していないため、被害状況の正確な情報は不明です。
被災地では、軍事政権からの不当な扱いを受けることを恐れ、住民は取材に応じませんでした。
救助活動や遺体収容活動が行われている様子は見られず、現場には疑問が残ります。
ミャンマーは、最も暑い時期の最中で、気温は40度近くまで上昇しており、負傷者たちは厳しい環境の中で治療を受けています。
ミャンマーの地震、本当に大変な状況ですね。情報が少ないのが不安です。被災者の皆さんが少しでも早く安全な場所へ避難できますように。
広範囲にわたる被害と混乱
ミャンマー地震で最も大きな影響を受けた都市は?
マンダレー
この章では、更なる被害状況と、生存者の捜索救出活動について解説します。

✅ ミャンマーで発生した地震により、約1700人が死亡、約3400人が負傷し、生存率が著しく下がる発生後72時間が迫る中、懸命な捜索・救出活動が続いています。
✅ 地震発生から40時間後に、がれきの隙間にいた男性が救出されるなど、生存者の発見も報告されています。
✅ 一方、タイの首都バンコクのビル倒壊現場では、11人が死亡、76人と連絡が取れていない状況で、被災地では生存者の救出活動が続いていることを外務省が発表しました。
さらに読む ⇒ニュース出典/画像元: https://news.goo.ne.jp/article/fnn/world/fnn-850625.html倒壊したビルからの救出劇は奇跡的ですが、連絡が取れない方が多いのは気がかりです。
ミャンマーとタイ、両国とも状況が深刻ですね。
地震の震源地はミャンマー・ザガイン市の北西16キロメートル、深さは10キロメートルで、強い揺れは中国南西部やタイでも感じられました。
タイの首都バンコクでは、建設中の高層ビルが倒壊し、約100人の建設作業員が行方不明、少なくとも7人が死亡しました。
ミャンマーでは、第2の都市マンダレーで甚大な被害が発生し、首都ネピドーでは道路の陥没が報告されました。
軍事政権は、六つの州・地方に非常事態宣言を出しました。
ミャンマーは、近年は内戦や軍事政権による混乱に見舞われているため、救援・復興活動が困難な状況です。
軍事政権は国際的な支援を求めていますが、現地状況は複雑で、支援物資の流入にも影響を与える可能性があります。
一方、タイではバンコクの高層ビル倒壊現場で救出活動が続けられ、病院から屋外へ避難した女性が路上で出産するなど、混乱が続いている状況です。
タイのビル倒壊、信じられないです。ミャンマーもタイも、本当に大変な状況ですね。一刻も早く救助が進むことを願っています。
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ミャンマー地震、UNDPが被害と復興支援を発表。国際支援拡大へ。日本赤十字社も資金援助!専門家チームもタイへ派遣。復興への道、今、私たちができること。