ミャンマー大地震、甚大な被害と復興への道は？（地震、ミャンマー、支援）ミャンマーを襲った大地震、被害状況と国際支援の現状

それでは、今回のミャンマー大地震によって明らかになったこと、そして私たちができることについて、詳しく見ていきましょう。

ミャンマーを襲った大地震

本章では、ミャンマー大地震の発生とその被害について、詳細に見ていきます。

ミャンマー地震断層キロ、メートルずれ

公開日:2025/04/03

✅ 国土地理院は、ミャンマーで発生した大地震で活動したザガイン断層について、衛星観測データ解析の結果、南北400キロ以上にわたって最大6メートルのずれがあったと発表した。

✅ ザガイン断層はミャンマーを縦断しており、今回の地震の震源は中部マンダレー近郊とみられる。

✅ 今回の解析には、JAXAの地球観測衛星「だいち2号」のデータが使用された。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20250403/ddp/041/030/003000c

地震の規模と被害の深刻さが改めて認識されました。

特にマンダレイやネピドーでの被害は甚大で、復旧には長い時間と多大な支援が必要だと感じました。

2025年3月28日、ミャンマー・マンダレイ付近を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生しました。

震源はサガイン断層で、SAR解析などから長さ500km以上の領域が破壊されたと推定されます。

マンダレイやネピドーで深刻な被害が発生し、タイのバンコクでも高層ビルが倒壊するなどの被害がありました。

地震発生から10分後には、同地域でマグニチュード6.4の地震も発生し、ミャンマー国内では死者1600人以上、負傷者3400人以上が確認されています。

特にマンダレイでは多くの建物が倒壊しました。

隣国タイでも被害が確認され、バンコクで建設中の高層ビルが倒壊し、死者9名、行方不明者70人以上となっています。

ミャンマーでこんなに大きな地震が起きていたなんて、全く知りませんでした。テレビでしか見ないような光景が、現実で起こっているんですね…。

国際的な支援活動が開始される

次に、国際社会による支援活動について見ていきましょう。

年ミャンマー地震緊急支援（ピースウィンズ・ジャパン）

✅ ミャンマー地震で発生した避難所の劣悪な環境が深刻で、ブルーシートをかけただけの簡素な避難所では、プライバシーがなく、猛暑とスコールにさらされるなど、被災者は厳しい状況に置かれている。

✅ 避難所では、物資支援と共に、医療や衛生面での支援も求められており、長期化する避難生活の中で、衛生状態の悪化や感染症の発生リスクも懸念される。

✅ ピースウィンズは、医療支援だけでなく、物資支援や生活再建支援など、被災者のニーズに合わせた多角的な支援を長期的に続けることで、被災地に寄り添っていくことを目指している。

さらに読む ⇒ネット募金クレジットカード、ポイントで手軽に社会貢献！出典/画像元: https://donation.yahoo.co.jp/detail/925086

避難所の劣悪な環境は深刻ですね。

物資支援だけでなく、医療や衛生面での支援が急務だと感じました。

長期的な支援が必要不可欠ですね。

これらの状況を受け、日本赤十字社はミャンマーとタイへの救援活動を支援するため、2025年4月1日から6月30日まで救援金受付を開始しました。

ご寄付いただいた救援金は、国際赤十字・赤新月社連盟、赤十字国際委員会、ミャンマー赤十字社、タイ赤十字社、日本赤十字社による救援・復興支援活動、防災・減災活動などに充当されます。

ご協力はゆうちょ銀行、郵便局、銀行振込、クレジットカード、AmazonPay、コンビニエンスストア、Pay-easyから可能です。

ミャンマーで発生したマグニチュード7.7の地震を受け、ピースウィンズは緊急支援チームを編成し、タイからミャンマーへの入国と被災地での活動許可を得るための調査・交渉を進めています。

2008年のサイクロン「ナルギス」や2015年の洪水被害でも支援実績を持つピースウィンズは、日本とミャンマーの関係各所と連携し、現地の様子を逐一把握しています。

日本赤十字社が救援金を受け付けているんですね。少しでも力になれるなら、協力したいです。色々な方法で寄付できるのも良いですね。