Find Go Logo Menu opener

『もがみ』型護衛艦:最新技術と進化が日本の海を守る?『もがみ』型護衛艦:多機能性と防衛能力

海上自衛隊の最新鋭護衛艦『もがみ』型は、ステルス性能と多機能性を併せ持つ新世代艦。省人化とデジタル化により運用効率を格段に向上、無人機搭載で任務遂行能力も強化。対潜・防空・機雷戦に対応し、島嶼防衛からグレーゾーン対処まで幅広く活躍。VLS搭載で対空能力も向上し、豪州輸出も視野に。日本の安全保障を担う革新的なフリゲート艦の全貌に迫る。

『もがみ』型護衛艦:最新技術と進化が日本の海を守る?『もがみ』型護衛艦:多機能性と防衛能力

📘 この記事で分かる事!

💡 海上自衛隊の最新鋭護衛艦『もがみ』型は、省人化、デジタル化を実現し、対機雷戦能力も向上。

💡 多機能性、ステルス性、無人機搭載により、島嶼防衛からグレーゾーン対処まで幅広く対応可能。

💡 VLS(垂直ミサイル発射システム)搭載によって、対空能力が強化され、今後の運用に期待。

それでは、海上自衛隊の誇る『もがみ』型護衛艦について、詳しく見ていきましょう。

まずは、その革新的な技術と進化についてご紹介します。

『もがみ』型護衛艦:革新的な技術と進化

「もがみ」型護衛艦は、従来の護衛艦と比べて何が進化したのか?

デジタル化・省人化など

省人化、デジタル化、CICによるトータルシップコントロールシステムの採用は、現代の技術革新を象徴していますね。

最小人で運航可能!新護衛艦「もがみ」はどう進化したのか?

公開日:2023/12/21

最小人で運航可能!新護衛艦「もがみ」はどう進化したのか?

✅ 「もがみ」は、デジタル化による省人化、CICにおけるトータルシップコントロールシステムの採用、対機雷戦能力の強化など、従来の護衛艦に比べて大幅な進化を遂げている。

✅ 省人化により、艦橋は従来の10人から4人に、乗員全体も200-300人から約90人に削減され、乗員は生体センサーを着用することで安否の確認もCICで行えるようになった。

✅ 機雷処分用水上無人機(USV)と新型機雷捜索用水中無人機(UUV)の搭載により、機雷の捜索から処分までをアウトレンジで行うことが可能となり、女性乗員用のスペースも完全に区切られるなど、居住性の向上も図られている。

さらに読む ⇒出典/画像元: https://mamor-web.jp/_ct/17629137

『もがみ』型の省人化と多機能化は、海上自衛隊の運用効率を大きく向上させるでしょう。

乗員の方々の負担軽減にも繋がるはずです。

海上自衛隊の最新鋭護衛艦である『もがみ』型は、デジタル化、省人化、多機能化、ステルス性向上など、従来の護衛艦と比較して多くの進化を遂げた新世代護衛艦です。

艦橋は従来の10人から4人(最小3人)に減員され、操舵装置やレーダーなどの機器を統合したシステムにより、少人数で効率的に運航が可能になりました。

戦闘指揮所(CIC) では、艦内外の情報を一元管理できる「トータルシップコントロールシステム(TSCS)」を採用し、乗員数を約90人にまで削減しました。

また、機雷処分用水上無人機(USV)と機雷捜索用水中無人機(UUV)を搭載することで、従来は進入できなかった危険水域への対応力を強化しました。

女性隊員専用のエリアを設けることで、プライバシーを確保した居住空間を実現しています。

これらの進化により、『もがみ』は、より効率的で安全性の高い運用が可能な、未来の艦艇の姿を示しています。

すごいですね!こんなに技術が進んでいるんですね。省人化によって、より多くの艦を運用できるようになるのでしょうか?

多機能性と国際協力:日本の安全保障強化への貢献

「もがみ」型はどんな任務に対応できるの?

島嶼防衛・グレーゾーン対処

ステルス性や機雷戦能力の向上は、日本の安全保障を強化する上で非常に重要ですね。

就役目前の護衛艦「もがみ」型、フル・ステルスの艦体にバランス良く戦闘力を積み、機雷戦能力も持つ
就役目前の護衛艦「もがみ」型、フル・ステルスの艦体にバランス良く戦闘力を積み、機雷戦能力も持つ

✅ 海上自衛隊の新型汎用護衛艦「もがみ」型は、ステルス形状を特徴とする新しいコンセプトの艦艇で、島嶼防衛に重点を置いた対機雷戦能力を持つ。

✅ 従来の汎用護衛艦と比べてコンパクト化され、対潜戦、対空戦、対水上戦などの従来機能に加え、機雷探査や除去などを行う水中・水上無人機を搭載する。

✅ 「もがみ」型は、8隻建造予定で、現在4隻が就役済み。主機関はガスタービンとディーゼルを併用するCODAG推進方式を採用し、高速航行と航続距離性能の両立を実現している。

さらに読む ⇒総合出典/画像元: https://motor-fan.jp/mf/article/41168/

『もがみ』型は、まさに多機能性を追求した護衛艦ですね。

国際協力の側面も考慮されている点も興味深いです。

『もがみ』型はFFM(Frigate-Mine Multipurpose)として、島嶼防衛からグレーゾーン対処まで幅広い任務に対応できます。

ステルス性を重視した艦体設計、レーダー反射を抑制する傾斜した平面、コンパクトながらも強力な武装、省人化された艦内設計、デジタル化されたシステムによる少人数運用、クルー制の導入など、特徴的な設計がなされています。

目的は、中国の海洋進出への対応、島嶼防衛、グレーゾーン事態への対処など、日本の安全保障強化にあります

豪州への輸出も視野に入れていることから、日本の防衛技術が世界へと広がる可能性を秘めています。

しかし、建造費の高騰や円安の影響など課題も存在します。

コンパクトながらも多機能で、頼もしいですね!女性隊員専用エリアがあるのも素晴らしい。

次のページを読む ⇒

ステルス性能と多機能性が光る『もがみ』型護衛艦! VLS搭載で対空能力UP! 新型FFMも登場し、日本の防衛力はさらに進化する!