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ロシアと北朝鮮の軍事協力は、一体どの程度まで深まっているのか?緊密化する関係とは!!?

ロシアと北朝鮮の軍事協力は、一体どの程度まで深まっているのか?緊密化する関係とは!!?

📘 この記事で分かる事!

💡 ロシアと北朝鮮は、軍事協力関係を強化しています。

💡 両国は、包括的な戦略パートナーシップ条約を締結しました。

💡 北朝鮮は、ロシアに兵器を供給しています。

では、まずロシアと北朝鮮の緊密化する関係について詳しく見ていきましょう。

ロシアと北朝鮮の緊密化する関係

ロシアと北朝鮮の関係は、近年、大きく変化していますね。

金正恩総書記がロシア軍支援を指示」 北朝鮮が外相会談で伝える ウクライナ情勢:朝日新聞デジタル

公開日:2024/11/01

金正恩総書記がロシア軍支援を指示」 北朝鮮が外相会談で伝える ウクライナ情勢:朝日新聞デジタル

✅ 北朝鮮の崔善姫外相は、ロシアのラブロフ外相との会談で、金正恩総書記がウクライナ侵攻開始当初からロシア軍を支援するよう指示していたことを明らかにしました。

✅ 崔氏はロシア軍の勝利を確信し、勝利まで常にロシア側に立つことを保証すると述べました。

✅ また、北朝鮮は米国などの陰謀による安全保障上の脅威を感じており、核戦力の強化を進めるとも表明しました。

さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASSC13TVVSC1UHBI032M.html

ロシアと北朝鮮の軍事協力は、ウクライナ侵攻以降、急速に深まっていることが分かります。

2023年9月、金正恩氏はロシアを訪問し、2024年6月中旬にはプーチン大統領が北朝鮮を訪問しました。

この相互訪問は、両国間の軍事協力強化を示唆しており、特にロシアのウクライナ侵攻における兵器供給が注目されています。

ロシアはウクライナでの戦争で弾薬不足に苦しんでおり、北朝鮮は大量の砲弾やミサイルを供給できる可能性があります。

一方、北朝鮮は核兵器開発を含む軍事技術向上のためのロシアの支援を必要としています。

ロシアがウクライナ侵攻を続ける中で、北朝鮮の支援はロシアにとって大きな力になっているんですね。

包括的戦略パートナーシップ条約締結

包括的な戦略パートナーシップ条約の締結は、両国の軍事協力関係をさらに深めるものと考えられます。

ロ朝包括戦略条約批准 北朝鮮に利点大きく 食料・外貨獲得、日米韓けん制に利用:北海道新聞デジタル
ロ朝包括戦略条約批准 北朝鮮に利点大きく 食料・外貨獲得、日米韓けん制に利用:北海道新聞デジタル

✅ ロシアと北朝鮮は、相互の軍事援助を定めた「包括的戦略パートナーシップ」条約の批准手続きを終え、軍事協力を加速するとみられます。

✅ 北朝鮮は、条約によって軍事技術の獲得やロシアを後ろ盾とした日米韓への牽制を期待しており、大きな利点があるとされています。

✅ ロシア側は、半島有事を警戒し、「軍事同盟」と呼ぶことを避け、北朝鮮との温度差がある様子が伺えます。

さらに読む ⇒北海道新聞デジタル出典/画像元: https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1087219/

軍事同盟と呼ぶことを避けているのは、ロシアと北朝鮮の関係がまだ完全に一致しているわけではないのかもしれません。

ロシアと北朝鮮は、6月19日に「包括的戦略パートナーシップ条約」を締結し、軍事的な協力関係を強化しました。

この条約は、ソ連と北朝鮮が1961年に締結した「友好協力相互援助条約」の軍事同盟と同様、ロシアと北朝鮮が相互に軍事支援を行うことを規定しています。

ロシアはウクライナ戦争で北朝鮮から軍事的支援を受けており、この条約はそれを正当化するとともに、西側諸国のウクライナへの軍事的支援をけん制する狙いがあるとみられます。

また、ロシアは北朝鮮への武器供与を「排除しない」と述べており、北朝鮮への軍事技術提供の可能性を示しています。

一方、北朝鮮は日米韓3か国に対する対抗姿勢を強め、ロシアとの軍事的協力関係を強化することで、日米韓3か国に対抗する狙いがあるとみられます。

条約締結によって、ロシアと北朝鮮の関係はさらに強固になるのでしょうか。

北朝鮮によるロシアへの兵器支援

北朝鮮による兵器支援は、ロシアにとって重要な支援となっています。

北朝鮮製短距離弾道ミサイル「KN23」と「KN24」に日本や欧米の部品 ウクライナ国防省が分析 ロシアが攻撃に使用
北朝鮮製短距離弾道ミサイル「KN23」と「KN24」に日本や欧米の部品 ウクライナ国防省が分析 ロシアが攻撃に使用

✅ 気象庁が南海トラフ巨大地震の調査を開始した。

✅ 南海トラフ巨大地震は、静岡県から宮崎県にかけて発生する可能性があり、一部地域では震度7を観測する可能性もある。

✅ 気象庁は、南海トラフ巨大地震の発生時期や規模について具体的な予測はできないとしている。

さらに読む ⇒TBS NEWS DIG出典/画像元: https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1576635

北朝鮮がロシアに供給している兵器は、ウクライナでの戦闘で使用されているとされており、事態の悪化が懸念されます。

北朝鮮はロシアのウクライナ侵攻以降、ロシア軍に大量の兵器を支援しており、支援規模は今後も拡大する可能性があると見られています。

北朝鮮はすでに、122ミリ・152ミリ砲弾、火星-4対戦車ミサイル、RPG対戦車ロケットなど、従来型兵器を800万発以上供給し、戦時下で即戦力となる武器を提供したと考えられます。

特に、北朝鮮版イスカンデルと呼ばれるKN-23短距離弾道ミサイルは、ロシア軍によってウクライナでの攻撃に使用されており、多くの民間人犠牲者を出したとされています。

近年、北朝鮮はミサイル専門家をロシアに派遣し、ミサイルの精密攻撃能力向上を目指していることから、北朝鮮版ATACMSと呼ばれるKN-24や超大型多連装ロケット砲KN-25などの追加支援の可能性も懸念されています。

北朝鮮がロシアに兵器を提供しているのは、国際社会にとって大きな問題ですね。

ロシア軍の北朝鮮製兵器への依存

ロシア軍が北朝鮮製兵器に依存するようになっているのは、ウクライナ侵攻が長期化する中で、兵站面で大きな問題を抱えていることを物語っています。

北朝鮮、大型自走砲「M1989コクサン」をロシアに供与か 輸送中の画像出回る
北朝鮮、大型自走砲「M1989コクサン」をロシアに供与か 輸送中の画像出回る

✅ ロシア国内で、北朝鮮製170mm自走砲「M1989コクサン」2両が列車で輸送されているのが目撃されました。これは、北朝鮮がロシアに兵士だけでなく、兵器も提供していることを示唆する可能性があります。

✅ この自走砲は、ロシア軍に配備され、ウクライナでの戦闘で使用される可能性があるとされています。ロシア軍は、ウクライナでの戦争で兵士や装備の損失が深刻化しており、外国からの兵士や装備に頼らざるを得ない状況にあります。

✅ ロシア軍は、これまでにも北朝鮮から兵士を受け入れており、これらの兵士はロシア軍部隊に組み込まれています。ロシア軍は、ウクライナでの戦争を継続するために、今後も外国からの兵士や装備の調達が必要になると予想されます。

さらに読む ⇒Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)出典/画像元: https://forbesjapan.com/articles/detail/75150

ロシア軍が北朝鮮製の兵器に頼らざるを得ない状況は、ロシアの軍事力に対する懸念材料と言えるでしょう。

ロシア軍はウクライナ侵攻開始から2年10カ月で自走砲800門以上を失い、不足に陥っています。

不足を補うため、ロシアは北朝鮮製の自走砲や砲弾を調達しており、北朝鮮はロシア軍の砲兵部隊の主要な支援者の1つになっています。

北朝鮮はロシアに122mm砲弾と152mm砲弾に加え、170mm砲弾を発射するM1989「コクサン」自走砲も供給しています。

これはロシア軍にとって「特殊」な口径であり、北朝鮮製の兵器への依存度が高まっていることを示しています。

ロシアは現在、砲弾の生産量不足に悩んでおり、北朝鮮からの供給はロシア軍の砲兵活動を支える重要な要素となっています。

ロシア軍は、北朝鮮製兵器に頼らなければ戦況を維持できない状況になってしまったのでしょうか。

国際社会への影響と今後の展望

ロシアと北朝鮮の関係は、国際社会にとって大きな脅威となっています。

北朝鮮がロシアに派兵、ウクライナ戦線投入へ 韓国情報機関が確認

公開日:2024/10/18

北朝鮮がロシアに派兵、ウクライナ戦線投入へ 韓国情報機関が確認

✅ 韓国の情報機関である国家情報院は、北朝鮮がロシア極東地域に特殊部隊1500人を派遣し、軍事基地で訓練させていることを明らかにしました。彼らはウクライナでの戦闘に投入される可能性が高いとされています。

✅ 北朝鮮は昨年8月以降、ロシアに1万3000以上のコンテナで砲弾、弾道ミサイル、対戦車ロケットを輸送しており、その数は800万発以上に達すると推定されています。

✅ 韓国大統領府は、北朝鮮によるロシアへの部隊派遣を国際社会に対する重大な安全保障上の脅威と見なしており、あらゆる手段を講じて対応すると表明しています。

さらに読む ⇒ロイター | 経済、株価、ビジネス、国際、政治ニュース出典/画像元: https://jp.reuters.com/world/ukraine/IY5FYHXEKFOJPJG5HNJT3SOIHQ-2024-10-18/

北朝鮮がロシアに部隊を派遣していることは、国際社会にとって深刻な事態と言えるでしょう。

ロシアと北朝鮮の関係は歴史的に複雑で、冷戦期にはソ連が北朝鮮の核研究を支援していましたが、ソ連崩壊後は関係が悪化していました。

しかし、現在の状況では、両国にとって軍事協力は戦略的な利益をもたらすため、関係は再び強化される可能性があります。

この協力が国際社会にどのような影響を与えるのか、今後注目する必要があります。

この条約締結は、インド太平洋地域の安全保障環境を悪化させ、日米韓などの国々は警戒を強めています。

特に、ロシアが北朝鮮に兵器を供与すれば、北朝鮮と対峙する日本や米韓にとって大きな脅威となる可能性があります。

また、ロシアと北朝鮮の連携は、中国が北朝鮮の核開発を抑える影響力を低下させる可能性も懸念されています。

ウクライナ戦争で韓国がウクライナへの兵器支援の方針を転換した場合、ロシアは韓国と北朝鮮への報復措置を行う考えを示唆しており、今後の動きが注目されます。

全体として、ロシアと北朝鮮の軍事協力強化は、国際社会に新たな緊張をもたらすとみられ、日米韓3か国をはじめとした各国は、この動きを注視するとともに、対応策を検討していくことが重要です。

北朝鮮によるロシアへの部隊派遣は、国際社会にどのような影響を与えるのでしょうか。

ロシアと北朝鮮の軍事協力関係は、今後も緊密化していく可能性があり、国際社会は注視していく必要があります。

🚩 結論!

💡 ロシアと北朝鮮は、包括的な戦略パートナーシップ条約を締結し、軍事協力関係を強化しています。

💡 北朝鮮は、ロシアに兵器を供給しており、ロシア軍は北朝鮮製兵器への依存度を高めています。

💡 ロシアと北朝鮮の軍事協力は、国際社会に新たな緊張をもたらすとみられます。