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B-1Bランサー爆撃機、日本に長期配備?日米共同訓練からみる、その戦略的意義とは?日米同盟強化と抑止力:B-1Bランサーがもたらすもの

2020年、日本周辺空域で日米共同訓練が活発化!B-1Bランサー爆撃機が三沢基地に配備され、日米同盟の強固さを示した。北朝鮮や中国への抑止力として、戦術技量向上と相互運用性の強化を図る。超音速飛行と多様な兵器搭載能力を持つB-1Bの動向から目が離せない!

B-1Bランサー爆撃機、日本に長期配備?日米共同訓練からみる、その戦略的意義とは?日米同盟強化と抑止力:B-1Bランサーがもたらすもの

📘 この記事で分かる事!

💡 2020年、航空自衛隊とアメリカ空軍が共同訓練を実施。日米共同対処能力と部隊の戦術技量向上を目指し、自由で開かれたインド太平洋の安定に貢献。

💡 B-1Bランサーが青森県三沢基地に配備。日米同盟の強化と、潜在的敵国からの脅威に対抗するための訓練機会増加の一例。

💡 B-1Bランサーは、超音速飛行、長距離飛行、多様な兵器搭載能力を持つ戦略爆撃機。日米連携訓練を通じて、相互運用性の高い抑止力を強化。

今回の記事では、日本の安全保障に大きな影響を与える可能性のあるB-1Bランサー爆撃機の日本配備と、それに伴う日米共同訓練について、詳しく見ていきましょう。

まずはB-1Bランサーがもたらすものについて、3つのポイントに絞って解説します。

日米共同訓練:連携強化と抑止力

日米はいつ共同訓練を行った?

2020年7月27日

日米共同訓練は、両国の連携強化と抑止力の向上を目的としています。

特に、B-1Bランサーのような強力な爆撃機が参加することで、その効果はさらに高まります。

航空自衛隊、アメリカ空軍

公開日:2020/07/30

航空自衛隊、アメリカ空軍

✅ 7月27日、日本周辺空域で航空自衛隊とアメリカ空軍が共同訓練を実施しました。

✅ 訓練には、アメリカ空軍のB-1Bランサー爆撃機と航空自衛隊のF-15、F-2戦闘機計15機が参加し、編隊航法訓練や各種戦術訓練などを行いました。

✅ この訓練は、日米共同対処能力と部隊の戦術技量の向上を目的としており、自由で開かれたインド太平洋の安定に貢献することを目指しています。

さらに読む ⇒出典/画像元: https://presence-jp.com/b-1b-conduct-training-with-jasdf/

7月27日の訓練では、日米両軍の連携が強化され、相互運用性が向上したことが示されました。

B-1Bランサーの参加は、自由で開かれたインド太平洋の維持に対する両国の揺るぎない意志を示すものです。

2020年7月27日、日本周辺空域にて航空自衛隊とアメリカ空軍による共同訓練が行われました。

グアムのアンダーセン空軍基地からB-1Bランサー爆撃機が飛来し、航空自衛隊のF-15やF-2戦闘機計15機が参加しました。

訓練は日米の共同対処能力や戦術技量の向上を目的とし、編隊航法訓練や各種戦術訓練などが実施されました。

アメリカ太平洋空軍は、この共同訓練を通じて、日米両軍の相互運用性向上と、自由で開かれたインド太平洋の安定に貢献すると述べています。

今回の訓練は、日米同盟の強化と、潜在的敵国からの脅威に対抗するための訓練機会増加の一例であり、今後も継続していくことが予想されます。

なるほど、日米共同訓練で、こんなに色々な事が分かってるんですね!抑止力って言葉はよく聞きますけど、こうして訓練を通して具体的に強化されていくんだなぁ。

B-1Bランサーの三沢基地配備:50年ぶりの長期駐留

米軍爆撃機が日本に配備されたのはいつ以来?

ベトナム戦争以来

三沢基地へのB-1B配備は、日米同盟の重要な節目と言えるでしょう。

長期間の駐留は、地域の安全保障に対する米国の強いコミットメントを示すものです。

ベトナム戦争以来!米空軍の戦略爆撃機部隊が日本に配備
ベトナム戦争以来!米空軍の戦略爆撃機部隊が日本に配備

✅ アメリカ空軍のB-1B爆撃機が、青森県の三沢基地に配備され、日本を拠点とする米軍爆撃機部隊がベトナム戦争以来初めてとなりました。

✅ 今回の配備は、米軍の爆撃機任務部隊(BTF)の一環であり、ロシアや中国に対する抑止力と日米同盟の強固さを示す目的があります。

✅ B-1Bは従来の爆撃機に比べて、高性能なレーダーや航法システムを備えているため、多様な任務をこなすことが可能で、日本周辺地域の安全保障に大きく貢献すると期待されています。

さらに読む ⇒ミリレポ|ミリタリー関係の総合メディア–戦争、軍事関連、兵器などミリタリーに関するニュースをまとめて配信出典/画像元: https://milirepo.jp/us-air-force-strategic-bomber-unit-deployed-to-japan-for-the-first-time-since-the-vietnam-war/

B-1Bランサーの三沢基地配備は、日米同盟の深化を象徴する出来事です。

抑止力の強化だけでなく、多様な任務遂行能力を持つB-1Bの配備は、日本の安全保障にとって大きな意味を持ちます。

米空軍の戦略爆撃機部隊が、ベトナム戦争以来となる日本の三沢基地に配備されました。

今回の配備は、米空軍が2018年に導入した爆撃機任務部隊(BTF)ローテーションの一環で、日本の基地を拠点に米空軍の爆撃機が活動するのはベトナム戦争以来です

今回の配備は、ロシアや北朝鮮、中国に対する抑止力の誇示と日米の強固な同盟関係を示すことが目的と考えられます。

B-1Bランサーは、米空軍が保有する3つの戦略爆撃機の一つで、通常弾頭搭載量が多く、合成開口レーダーやGPS支援型慣性航法システムを搭載し、多様な任務をこなすことができます。

ただし、B-1Bは当初戦略核兵器も搭載可能でしたが、1994年に核作戦任務から除外されました。

今回の三沢基地へのB-1Bの駐留期間は未定です。

へー、B-1Bってベトナム戦争以来の長期駐留なんですね! 抑止力って、こういう形で示されるんですね。長期駐留って、すごい。

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B-1Bランサー、日米同盟の要!ステルス爆撃機が日本へ展開。超音速飛行と兵器搭載能力で抑止力を強化。老朽化が進むも、その存在感は揺るがない。