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オーストラリア新型フリゲート調達計画、日本とドイツの最終決戦?(SEA 3000計画)オーストラリア海軍の次期フリゲート選定、日本とドイツが最終候補に

豪海軍の次期主力艦争奪戦!老朽フリゲート後継艦として、日本とドイツがしのぎを削る。111億豪ドル規模のプロジェクトで、もがみ型護衛艦かMEKO A-200型が最終候補に。豪造船所での建造、サプライチェーンへの参画など、日本は課題を克服し、勝利を掴めるか?防衛装備輸出の行方も注目。

オーストラリア新型フリゲート調達計画、日本とドイツの最終決戦?(SEA 3000計画)オーストラリア海軍の次期フリゲート選定、日本とドイツが最終候補に

📘 この記事で分かる事!

💡 オーストラリア海軍が老朽化したフリゲートの後継艦として新型汎用フリゲートを調達する計画。

💡 最終候補は、日本の三菱重工業とドイツのTKMS社に絞られ、激しい受注競争が予想される。

💡 日本とドイツは、それぞれ最新技術を投入した護衛艦を提案し、オーストラリアの選択に注目が集まる。

それでは、オーストラリアの新型フリゲート調達計画の詳細について、詳しく見ていきましょう。

オーストラリアの新型汎用フリゲート調達計画

オーストラリア新型フリゲート、日本の「もがみ型」は勝てるか?

豪造船所建造など課題多く

オーストラリア海軍は、新型フリゲートの就役時期と効果的なメンテナンス体制を重視しているようです。

最終候補が2社に絞られたことで、日本とドイツの技術力とその後の運用体制が比較検討されることになりますね。

オーストラリアは、老朽化したアンザック級フリゲートの後継艦として、新型汎用フリゲートを調達するプロジェクト「Project Sea 3000」を進めています。

当初は、ドイツ、スペイン、日本、韓国の艦艇が候補に挙がっていましたが、最終候補はドイツのTKMS社のMEKO A-200と日本の三菱重工業のもがみ型護衛艦に絞られました。

オーストラリア政府は、新型汎用フリゲートの選定において、艦艇の設計や性能だけでなく、豪造船所での現地建造、豪企業が参加するサプライチェーンの組織、プログラムコストの豪産業界への還元などを考慮する方針です

日本は、これらの課題を克服し、最終選考で勝ち残る必要があります。

なるほど、オーストラリアは建造だけでなく、維持管理のしやすさも重視しているんですね!さすが、長期的な視点ですね!

オーストラリア海軍の再編計画

オーストラリア海軍が中国に対抗するため、どんな再建計画を発表した?

無人艦とフリゲートを増強

オーストラリアは、中国の海軍力増強に対抗するため、海軍の近代化を急いでいることが分かります。

豪海軍の汎用フリゲート調達、最終候補に生き残ったのはドイツと日本

公開日:2024/11/07

豪海軍の汎用フリゲート調達、最終候補に生き残ったのはドイツと日本

✅ オーストラリアは、アンザック級フリゲートの後継艦として汎用フリゲートを11隻調達する計画を進めており、ドイツ、スペイン、日本、韓国の造船企業から提案を受けていた。

✅ しかし、安全保障委員会はスペインと韓国の企業を提案から除外することを勧告し、最終的にドイツのTKMS社と日本の三菱重工業の2社による争奪戦になった。

✅ この決定は、韓国国内では現代重工業とHanwha Oceaの2社が別々に提案していたため、政府の後押しや建造能力の問題で商機を日本に奪われかねないとの懸念が生じている。

さらに読む ⇒航空万能論出典/画像元: https://grandfleet.info/indo-pacific-related/germany-and-japan-are-finalists-for-australian-navys-general-purpose-frigate-procurement/

大型無人艦の導入など、新しい試みも含まれており、興味深いですね。

費用面での課題もありますが、今後の動向に注目です。

オーストラリアは、中国の海軍拡張に対抗するため、海軍再編計画を発表しました。

この計画では、有人運用も可能な大型無人艦6隻と汎用フリゲート11隻の取得が盛り込まれており、水上艦の戦力規模を2倍に増やすことを目指しています

大型無人艦は米海軍のLUSVを参考に、汎用フリゲートはドイツのMEKOA-200、スペインのAlfa3000、日本のもがみ型、韓国の大邱級BatchIIもしくはBatchIIIなどが候補に挙げられています。

この計画は、ハンター級フリゲートやアラフラ級哨戒艦の削減、アンザック級フリゲートのアップグレード中止などを伴っており、人員増加を抑えるため、省力化技術の導入も検討されています。

しかし、この計画に必要な費用は111億豪ドルに達し、調達方法が未定である点は課題となっています。

人員削減のために省力化技術を導入するっていうのは、面白いですね。人件費もバカにならないですもんね。

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