米国学生ビザ審査強化とは？SNS審査や反ユダヤ主義への対策は？（概要と影響は？)米国学生ビザ申請者のSNS審査強化について

本日は、米国学生ビザの審査強化について、詳しく見ていきましょう。

それでは、まず、今回の措置で何が明らかになったのか、3つのポイントをまとめました。

入国審査強化の背景

今回の措置は、学生ビザ（F、M）や交換訪問者ビザ（J）の申請者を対象に、オンライン上での活動を厳しくチェックするものです。

米学生ビザ申請者にＳＮＳの公開要求、ネット上の全行動調べて「敵対的な姿勢」審査

✅ 米国務省は、学生ビザ申請者に対し「米国に対する敵対的な姿勢」の審査を義務付け、SNSのプロフィルを「公開」に設定するよう指示しました。

✅ 審査では、オンラインプレゼンスを含めた包括的な審査を行い、国家安全保障を脅かす人物や反ユダヤ主義者を特定することを目指しています。

✅ 対象は学生・交流訪問者ビザの申請者で、新規・再申請を問わず適用され、５営業日以内に審査が開始されることになっています。

さらに読む ⇒ CNN.co.jp出典/画像元: https://www.cnn.co.jp/usa/35234472.html

今回の措置は、テロを支持する、またはテロ活動や組織を擁護するような証拠がないかを確認することが目的とされています。

SNSを非公開にしている場合は、公開への切り替えを求めるようです。

米国への入国審査において、学生ビザ（F、M）や交換訪問者ビザ（J）の申請者に対するソーシャルメディア（SNS）の審査が強化されることになりました。

これは、米国務省が各国の米国大使館と領事館に送付した通達に基づくもので、申請者のオンライン活動を精査し、米国、その文化、そして創設原則に対する「敵意の兆候」を探ることを目的としています。

具体的には、申請者のSNSを調査し、テロを支持する、またはテロ活動や組織を擁護するような証拠がないかを確認します。

SNSを非公開に設定している場合は、公開への切り替えを求めるとしています。

SNS審査ですか…。海外旅行好きとしては、ちょっとドキドキしますね。非公開にしてる人も多いでしょうし、どうなるんでしょうね。

審査の具体的な内容

今回の審査強化は、テロ支持者へのビザ発給を拒否することを主な目的としています。

ハマス、米人質解放に同意 イスラエルは「心理戦」と一蹴

公開日:2025/03/14

✅ イスラエルは、ハマスがガザ地区で拘束している米国とイスラエルの二重国籍者の解放に同意したという発表を「心理戦」として一蹴し、合意を拒否しました。

✅ ハマスは、イスラエル軍のガザ完全撤収と恒久的な停戦につながる停戦合意の第2段階に向けた協議再開を条件に、人質の解放に同意すると発表し、境界の検問所の開放と全面封鎖の解除を要求しています。

✅ ネタニヤフ首相は、人質問題に関する閣僚会議を招集し、今後の対応を決定する予定です。一方、ハマスは、交渉を進めるために人質の解放を容認したと説明しています。

さらに読む ⇒ロイター | 経済、株価、ビジネス、国際、政治ニュース出典/画像元: https://jp.reuters.com/world/security/Q7ZH6PFOVZOXZB4TFY4PLAAHWQ-2025-03-14/

ハマスへの支持などもチェック対象に含まれるとのことです。

疑わしい投稿が見つかった場合は、そのスクリーンショットが記録され、ビザ拒否の根拠となるようです。

審査強化の主な目的は、テロを支持していると見なされる申請者へのビザ発給を拒否することです。

具体的には、「米国の市民や文化、政府、機関、建国理念に対する敵意の兆し」や「外国のテロリストや、米国の安全保障に対する脅威についての擁護や支持」、さらに「反ユダヤ主義的な嫌がらせや暴力への支持」などをチェックします。

ハマスへの支持も一例として挙げられています。

疑わしい投稿が見つかった場合、そのスクリーンショットは永久的なデジタル記録として保存され、ビザ拒否の根拠として使用されます。

SNSの投稿でビザが拒否されることもあるんですね。ちょっとしたことでも引っかかる可能性があると考えると、気をつけないといけませんね。