185系電車、最後の活躍を振り返る〜「踊り子」と「はまかいじ」の軌跡とは?首都圏最後の国鉄型特急電車185系の引退と、鉄道模型での再現
国鉄185系200番代、最後の勇姿をNゲージで!急行「伊豆」から特急「踊り子」、快速「ムーンライトながら」まで、首都圏を駆け抜けた名車を完全再現。特急「はまかいじ」で活躍した姿を、HG仕様で細部までリアルに。2025年4月、鉄道模型で、その記憶を呼び覚ませ!
💡 185系は、特急「踊り子」や「はまかいじ」など、多様な列車で活躍した。
💡 国鉄型特急電車185系の引退は、鉄道史における一つの節目となった。
💡 TOMIXから、185系200番代のNゲージ鉄道模型が発売される予定である。
本日は185系電車の歴史と、鉄道模型としての魅力についてご紹介していきます。
185系の誕生と多岐にわたる活躍
185系電車は何のために誕生?どんな役割を担った?
多様な列車運用と、首都圏最後の国鉄型特急電車。
185系は国鉄時代末期に登場し、首都圏と伊豆を結ぶ特急「踊り子」として長年活躍しました。
その誕生から、定期運用からの引退までを振り返ります。
公開日:2021/03/02

✅ 国鉄時代末期に誕生し、首都圏と伊豆を結ぶ特急「踊り子」として約40年間活躍した185系電車が、ダイヤ改正により定期運用から退く。
✅ 写真集「185系特急電車の記録」が出版され、写真家の諸河久さんが、斬新なデザインと汎用性の高さが185系の魅力であったと語っている。
✅ 185系は特急から通勤列車まで幅広く使用され、相模湾や伊豆の桜など美しい風景の中で撮影された写真が写真集に収められている。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20210302/k00/00m/040/013000c写真集に収められた写真からは、185系の様々な姿や、沿線の美しい風景が伝わってきますね。
多用途に使われたことが、人気の理由の一つでしょう。
1981年、国鉄185系電車は、急行「伊豆」や特急「踊り子」といった多様な列車での運用を目的に登場しました。
117系をベースとした汎用性の高い設計が特徴で、普通列車から特急まで幅広く対応しました。
塗装もバリエーションに富み、最終的には首都圏最後の国鉄型特急電車として、多くの人々に親しまれていました。
185系の活躍は、僕もよく目にしました。特急から普通まで幅広く使われて、本当にすごい車両でしたね。デザインも洗練されていて、人気があったのも納得です。
「はまかいじ」の歴史と、185系200番代の活躍
臨時特急「はまかいじ」の運行開始はいつ?
1994年春、横浜〜松本間で開始。
特急「はまかいじ」は、横浜〜松本間を走る臨時列車として運行していました。
185系200番代が使用され、車窓からの景色も魅力の一つでした。
その歴史を紐解きます。
公開日:2018/07/30

✅ 特急「はまかいじ」は、横浜〜松本間を臨時運行する特急列車で、185系という国鉄時代の車両を使用しており、指定席と自由席があります。
✅ 列車は横浜の京浜東北線ホームから発車し、横浜線、中央本線を経由。八王子から甲府間、甲府から松本間はそれぞれ特急「かいじ」「あずさ」よりも所要時間が長めです。
✅ 乗車には乗車券と特急券が必要で、自由席利用も可能。車窓からは八ヶ岳や甲府盆地、諏訪湖などの景色を楽しめます。
さらに読む ⇒ひさの乗り鉄ブログ出典/画像元: https://www.kzlifelog.com/entry/jre-hamakaiji-report「はまかいじ」は、週末の旅行には最適な列車でしたね。
横浜から松本へ、車窓からの景色を楽しみながら旅ができるのは魅力的です。
1994年春、臨時特急「はまかいじ」が横浜〜松本間で運行を開始しました。
当初は甲府駅発着でしたが、小淵沢駅、上諏訪駅を経由し、最終的には週末の臨時特急として定着しました。
使用車両は185系(B3〜B5編成)と183/189系長野車で、横浜線ATC対応の改造が施されました。
しかし、中央線特急の需要変化や、所属区の変更、減車といった問題を抱え、運行ダイヤは複雑化していきました。
2013年12月からは快速「ムーンライトながら」にも使用され、6両編成に4両編成を連結した10両編成での運転も行われました。
家族旅行で何度か利用しました!子供たちも車窓からの景色をすごく楽しんでいて、良い思い出です。自由席もあるのが嬉しいですよね。
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185系200番代Nゲージ登場!「はまかいじ」等で活躍、細部まで再現。HG仕様、LED点灯、TNカプラー搭載。44年の活躍に幕を下ろした国鉄型特急電車の雄姿をその手に。