海上自衛隊の次世代護衛艦:もがみ型、新型FFM、そして未来への展望?海上自衛隊の新戦力:進化を続ける護衛艦
海上自衛隊の護衛艦隊に、ステルス性能と省人化を実現した最新鋭のもがみ型護衛艦「によど」が加わりました。国産ミサイル搭載で、機雷戦能力も高く、計12隻が配備予定。さらに、能力を強化した新型FFMも登場し、対空戦闘能力を向上。オーストラリアの次期フリゲート候補にも選ばれ、国際的にも注目されています。新型艦は、日米豪の連携強化にも繋がる期待も。海上自衛隊の技術を結集した護衛艦隊の進化に刮目せよ!
💡 海上自衛隊に最新鋭の護衛艦「によど」が就役。ステルス性能と省人化を実現。
💡 新型FFMは、対空戦闘能力を強化しVLSのセル数が倍増。更なる能力向上を目指す。
💡 多機能護衛艦「もがみ」型は、機雷除去能力、ステルス性、省人化を追求。
それでは、日本を守る海上自衛隊の新たな顔、もがみ型護衛艦と新型FFMについて、詳しく見ていきましょう。
海自の新たな顔:もがみ型と新型FFMの幕開け
最新鋭護衛艦「によど」は何型?特徴は?
もがみ型。ステルス性能と省人化。
海上自衛隊の護衛艦隊に、最新鋭のもがみ型護衛艦「によど」が加わりました。
就役が遅れたものの、VLSを装備し、更なる戦力強化が期待されます。

✅ 海上自衛隊の最新鋭護衛艦「によど」が就役し、呉基地に配備。新型コロナウイルス感染症と半導体不足の影響で就役が遅れたが、垂直ミサイル発射システム(VLS)を就役時から装備するのは初めて。
✅ 「によど」の建造費は約473.5億円で、同型艦は全12隻建造予定。残りの10隻分のVLS予算も計上されており、新型FFMではVLSのセル数が倍増し、対空戦闘能力が向上する予定。
✅ もがみ型護衛艦ではクルー制の運用は見送られ、火災対策としてオール電化化が進められている。新型FFMは、長射程ミサイルや新型の対空誘導弾を搭載する予定。
さらに読む ⇒Yahoo!ニュース出典/画像元: https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/6362ea54c59151b31cca5380457ac5f316993bbd「によど」の就役は、海上自衛隊にとって大きな一歩ですね。
VLSの装備は、今後の戦闘能力に大きく影響するでしょう。
12隻の建造計画も、頼もしい限りです。
海上自衛隊の護衛艦隊に、最新鋭のもがみ型護衛艦「によど」が加わり、呉基地の第12護衛隊に配備されました。
このステルス性能を持つ護衛艦は、レーダーへの映りにくさ、そして約90人という省力化された乗員数が特徴です。
当初の就役が遅れた原因は、コロナ禍と半導体不足でした。
また、就役時から垂直ミサイル発射システム(VLS)を装備し、全12隻分の予算が確保されています。
搭載されるのは、国産の07式垂直発射魚雷投射ロケット。
一方、もがみ型11番艦「たつた」の命名・進水式が三菱重工業長崎造船所で行われ、2026年度中の就役が予定されています。
もがみ型は、ステルス性能と多機能性、そして機雷戦能力を兼ね備えた護衛艦として、計12隻の建造が計画されています。
これらの艦艇は、地方沿岸での活動を主とし、2027年3月までに全艦が揃う見込みです。
へえ、ステルス性能ってすごいですね! レーダーに映りにくいってことは、敵に見つかりにくいってことですよね?すごい技術!
能力向上へ:新型FFM、そして国際的な注目
新型FFM、対空戦闘力はどう強化された?
VLS倍増、新ミサイル搭載で強化。
もがみ型に続き、更に能力を向上させた新型FFMが建造されます。
排水量の増加、レーダー性能の向上、そして様々な能力強化が図られています。
公開日:2023/09/24

✅ 海上自衛隊は中国海軍に対抗するため、多機能・省人化をコンセプトとした新型FFM(もがみ型改)12隻を建造し、既存の「もがみ型」12隻と合わせて計24隻のフリゲート戦力体制を構築する。
✅ 新型FFMは、排水量が増加し、多機能レーダーやVLSを搭載するなど、性能が向上。機雷戦や電子戦能力も強化され、将来的にはトマホーク巡航ミサイルの運用も視野に入れている。
✅ 乗組員のプライバシー確保のため、乗員ベッドはカプセルタイプに変更され、Wi-Fi整備も進められるなど、生活環境の改善も図られている。新型FFMは、省人化を図りながらも、汎用護衛艦に匹敵する能力を持つこととなる。
さらに読む ⇒海洋国防アカデミー出典/画像元: https://kaiyoukokubou.jp/2023/09/24/shingata-ffm/新型FFMは、本当に頼もしいですね。
対空戦闘能力の強化、そして生活環境の改善も素晴らしいです。
国際的な評価も高いようで、今後の活躍にも期待できます。
もがみ型に続くのは、能力をさらに向上させた新型FFMです。
こちらは、もがみ型よりも一回り大きく、対空戦闘能力を強化するために、スタンダードミサイル搭載スペースを確保。
VLSのセル数は32に倍増し、07式アスロックに加え、新艦対空誘導弾「A-SAM」、12式SSM能力向上型(艦発型)も装備する計画です。
新型FFMは、2024年度計画艦から5年間にわたり調達され、2028年度には1番艦が就役予定。
その技術力は国際的にも評価され、オーストラリアの次期汎用フリゲートの最終候補にも選ばれました。
基準排水量は約4880トン、全長は約142m、最大幅は約17mと発表され、もがみ型を上回る能力を持つことが示唆されています。
また、豪州海軍は新型艦11隻への置き換え計画を進めており、日本は「もがみ」型を基に豪州の求める性能を追加した上で、共同開発への参画を目指しています。
新型FFM、カッコイイですね!でも…トマホークとか、ちょっと物騒な名前のミサイルも搭載されるんですね。平和に使われることを願います。
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海上自衛隊最新鋭護衛艦『もがみ』。ステルス性、省人化、機雷除去能力を備えた多機能艦!防衛輸出、豪州からの受注を巡る動きも。次世代FFMの進化にも注目!