観光客行動分析から見る日本の観光業の現状と課題は?観光客の行動分析とインバウンド市場の動向
2025年のインバウンド市場を読み解く!長崎・京都を舞台に、観光客の行動をデータ分析し、誘引の秘訣を探ります。急増する観光客、変化する消費行動、そしてオーバーツーリズム問題…。データに基づいた持続可能な観光戦略とは?円安や、多様化するニーズ、人手不足といった課題も浮き彫りに。日本の観光業が直面する課題と、未来への展望を紐解きます。
💡 長崎大学とソフトバンクがビッグデータ解析で観光客の行動を分析し、地域活性化に役立てる。
💡 2025年のインバウンド市場は過去最高を更新する見込みで、中国からの旅行者の回復が課題。
💡 オーバーツーリズムが問題となっている京都で、観光客と住民の共存に向けた対策が求められている。
本日は、観光客の行動分析、インバウンド市場の現状と課題、オーバーツーリズムについて、いくつかの視点から掘り下げていきます。
観光客行動分析研究の概要
観光客誘致の鍵?行動分析モデルって何?
地域別の観光客行動を分析するモデルです。
長崎大学とソフトバンクによる共同研究についてご紹介します。
観光客の行動をデータで分析し、観光政策に活かす試みです。
公開日:2018/07/11

✅ 長崎大学ICT基盤センターは、ソフトバンクとシナラシステムズジャパンと共同で、観光周遊ビッグデータの収集・解析に関する共同研究を開始し、観光客の動向をリアルタイムに把握するための社会調査実験を行う。
✅ 実験では、ソフトバンクのWi-FiスポットのログデータとシナラのWebタグを活用し、観光客の周遊状況やホームページのアクセス履歴を分析する。
✅ 分析結果は、長崎県の官民協働クラウド上の「観光活性化支援システム」で公開され、観光政策の立案や観光人材育成に活用される予定である。
さらに読む ⇒位置情報マーケティングのシナラシステムズジャパン株式会社出典/画像元: https://cinarra.co.jp/news/251/ビッグデータ解析を活用した観光客の行動分析は、今後の観光政策にとって非常に重要な取り組みだと感じます。
詳細なデータに基づいた戦略は、より効果的な施策につながるはずです。
本研究は、地域の特徴に基づいた観光客の行動を分析し、観光客誘引のための要因を明らかにすることを目指しています。
具体的には、通信キャリアの位置登録情報や属性情報などのセンサーデータを利用し、観光客の行動分析モデルを構築しています。
長崎と京都を対象とし、それぞれの地域における行動の違いや要因を分析しており、移動と増加傾向をモデル化しました。
なるほど、長崎と京都で異なる分析結果が出るのは興味深いですね。それぞれの地域の特性に合わせた観光戦略が必要ってことですね!
2025年のインバウンド市場の現状と展望
2025年のインバウンド、何が市場を牽引?
春節とウインタースポーツ人気!
2025年のインバウンド市場に関する情報です。
市場の現状と今後の展望について、詳しく見ていきましょう。
公開日:2023/12/19

✅ 日本政府観光局(JNTO)は、中国事務所の事業説明会で2023年のインバウンド市場を振り返り、2024年のプロモーション事業を発表しました。
✅ 2023年の中国人訪日客数はコロナ禍前の約24%と回復が遅れており、春節前のプロモーションに注力する必要があると示唆されました。
✅ 中国からのインバウンド市場は、日本だけでなく近隣諸国でも回復が鈍化しており、団体旅行解禁時期に差があるものの、2019年比で30%程度の回復にとどまっています。
さらに読む ⇒インバウンド担当者のためのインバウンドニュースサイト出典/画像元: https://honichi.com/news/2024/02/09/jnto_china/2025年のインバウンド市場は過去最高を更新する見込みとのこと、非常に明るいニュースですね。
ただ、中国からの旅行客の回復が課題とのことです。
2025年の日本のインバウンド市場は、過去最多を更新する見込みです。
特に1月は旧正月(春節)の影響でアジアからの旅行者が増加し、ウインタースポーツ人気も追い風となり、大幅な増加を記録しました。
国別では中国が1位、韓国、台湾、香港が続きました。
消費動向としては、「モノ」から「コト」消費へのシフトが顕著で、文化体験や高級消費が目立っています。
中国からの観光客の回復が遅れているのは、少し残念ですね。春節のプロモーションに期待したいです。
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京都観光は好調!桜&万博で更なる賑わいを期待。円安追い風も、オーバーツーリズムや人手不足が課題。人流データ分析で持続可能な観光を目指す!