新世代護衛艦『もがみ』とは？多機能性と省人化で日本の海を守る？『もがみ』型護衛艦：多機能・省人・ステルス性能

本日は日本の海洋防衛を担う新世代護衛艦『もがみ』について、その特徴や省人化の取り組み、そして今後の展望についてご紹介していきます。

未来を担う新世代護衛艦『もがみ』誕生

海上自衛隊が開発した新世代護衛艦『もがみ』。

高いステルス性、多機能性、コンパクトさを特徴とし、従来の護衛艦から大きく進化を遂げています。

艦長が語る、新型護衛艦『もがみ』最大の特徴とは？

公開日:2024/02/02

✅ 新世代護衛艦FFM『もがみ』は、対潜・防空能力に加え、機雷戦能力も有する多機能護衛艦であり、USVやUUVといった無人機を搭載し、水中処分員も乗艦させることで、従来の護衛艦では対応できなかった機雷戦に対応可能になった。

✅ 『もがみ』は省人化を徹底しており、CIC（艦内情報中枢）でのフリーアドレス制の採用や、高感度カメラによる360度の監視体制により、少数精鋭での運用を実現。また、ステルス性を高めるために、レーダー反射断面積を低減する工夫が随所に施されている。

✅ 『もがみ』は、平時の警戒・監視活動から有事の各種任務、対機雷戦まで、多様な任務への対応が可能で、今後のFFMの道標となることが期待されている。乗組員は「ワン・チーム」の精神で協力し、パイオニアとしての気概を持って任務にあたっている。

さらに読む ⇒MAMOR-WEB出典/画像元: https://mamor-web.jp/_ct/17628947

『もがみ』の設計思想は、現代の海防ニーズに合致していますね。

少数精鋭での運用を実現するための技術的工夫に感銘しました。

激変する安全保障環境に対応するため、海上自衛隊は新世代護衛艦『もがみ』を開発しました。

この護衛艦は、高ステルス性、多機能性、そしてコンパクト性を特徴とし、従来の護衛艦から大きく進化を遂げています。

最大の目的は省人化であり、そのためにデジタル化された艦橋やトータルシップコントロールシステム（TSCS）を導入し、乗員数を大幅に削減しました。

具体的には、同規模の護衛艦と比較して乗員数を約半分に抑え、約90名での運用を実現しています。

うわー、すごいですね！乗員が半分になるって、運用コストもかなり削減できるんじゃないですか？

省人化による運用効率と隊員不足への対応

『もがみ』型護衛艦は、約90人という省人化された運用を実現。

一元化された戦闘指揮所や、ステルス性能を向上させる設計が特徴です。

海自もがみ型護衛艦「くまの」報道公開 従来の6割弱の人数で運用可能…隊員全員に生体センサー 機雷処理の水中無人機を搭載

公開日:2025/06/01

✅ 海上自衛隊のもがみ型護衛艦「くまの」は、約90人という省人化された運用を実現しており、一元化された戦闘指揮所や生体センサー、電子海図表示システムなどの導入による効率化が図られている。

✅ ステルス性能を向上させるため、レーダー反射面積を最小限に抑える設計がなされており、「ユニコーン」アンテナを搭載することで敵のレーダーに探知されにくくなっている。

✅ 護衛艦としては初めて、機雷除去能力である掃海能力を付加しており、水中無人機などを搭載することで、対水上戦、対潜戦、対空戦に加え、対機雷戦にも対応できるようになった。

さらに読む ⇒FNNプライムオンライン｜フジテレビ系FNN28局のニュースサイト出典/画像元: https://www.fnn.jp/articles/-/862323

省人化と効率化の両立は、現代の技術の粋を集めた結果ですね。

特にデジタル化された艦橋は興味深いです。

『もがみ』の省人化は、単に乗員数を減らすだけでなく、運用効率の大幅な向上ももたらしています。

デジタル化された艦橋では、従来10人程度だった艦橋要員を最小で3人にまで削減。

CIC（戦闘指揮所）も刷新され、様々な情報を統合的に管理することで、少ない人数での効率的な運用を可能にしました。

この省人化は、日本が抱える隊員不足という深刻な問題への対策としても重要です。

現在、海上自衛隊は民間技術を活用し、省人化技術の開発を加速させており、国際的な共同開発や輸出も視野に入れています。

省人化によって、隊員不足の問題にも対応できるのは素晴らしいですね！民間技術の活用にも期待しています。