海上自衛隊の未来を担う新型護衛艦「もがみ」型とは?日本防衛の進化を徹底解説!新型FFMと「もがみ」型:日本の海上防衛の最前線
海上自衛隊が新型護衛艦FFMを増強!2028年度までに12隻建造し、沿岸防備を強化。ステルス性、対潜・防空・機雷戦能力を備え、南西諸島防衛の要に。建造費は高騰も、オーストラリアへの輸出も視野に、日本の防衛産業の新たな挑戦が始まる。三菱重工業が主導し、日豪連携で安全保障を強化。更なる技術革新と、国際的な防衛協力への期待が高まる。
💡 新型護衛艦「もがみ」型は、ステルス性能に優れ、対潜・防空・機雷戦能力を備えた多機能な護衛艦です。
💡 「もがみ」型は、護衛艦としては初の「クルー」制を導入し、省人化と稼働率向上を目指しています。
💡 日本は新型FFMの建造計画を進め、オーストラリアへの輸出も視野に入れ、防衛産業の強化を図っています。
本日は、海上自衛隊の新型護衛艦「もがみ」型を中心とした、日本の海上防衛の最前線について詳しくご紹介していきます。
日本の海上防衛の進化:新型FFM建造計画と「もがみ」型護衛艦の役割
新型FFM護衛艦、24隻体制で日本の海を守る?
はい、2028年度までに24隻体制を目指します。
海上自衛隊は、新型FFMの建造を通して沿岸防衛能力を強化しようとしています。
既存の護衛艦とは一線を画す特徴を持つ「もがみ」型護衛艦について、その役割と進化の背景を探ります。
公開日:2024/02/27

✅ 現代の艦艇はステルス性を重視しており、海上自衛隊の護衛艦『もがみ』もその一例である。これは、レーダー探知を回避し、敵からの攻撃を避けるための技術である。
✅ 『もがみ』は、同時建造による海上戦力の充実、民間商船のシステム導入による利便性の向上、マルチロール化、そしてサイドスラスターの搭載など、既存の護衛艦とは異なる特徴を持つ。
✅ 『もがみ』は、海自と造船所の意識を変える存在であり、防衛を変革しようとする海自の覚悟を表していると専門家は評価している。
さらに読む ⇒MAMOR-WEB出典/画像元: https://mamor-web.jp/_ct/17628960「もがみ」型護衛艦は、日本の防衛能力を向上させる上で重要な役割を担っていると考えられます。
ステルス性や多機能性、省人化といった要素は、現代の海上防衛において不可欠な要素です。
日本の海上自衛隊は、2024年度から2028年度にかけて、新型FFM(もがみ型護衛艦の能力向上型)12隻の建造計画を進めています。
2025年度に1番艦が起工し、2028年度に就役する見込みです。
新型FFMは、既存のもがみ型護衛艦12隻と合わせて、FFMシリーズ合計24隻体制となります。
この計画は、沿岸防備を担ってきた小型護衛艦(DE)の代替としての役割も担います。
新型FFM建造には、2025年度防衛予算案において、3隻分で3148億円が計上されており、建造費は物価上昇や技術変更を要因として、もがみ型の建造費と比較して2倍以上になっています。
新型FFMは、もがみ型と同様に、ステルス設計を特徴とし、対潜・防空、機雷戦能力を有し、南西諸島における海上防衛の主力艦として運用されます。
「もがみ」型は、多機能護衛艦として対潜・防空能力に加え、機雷戦能力も備え、従来の護衛艦に比べ機雷戦への対応、CIC(Combat Information Center)における省人化、高ステルス性の3点が強みです。
新型FFMの建造費が2倍以上になっていることに驚きました。物価上昇の影響もあると思いますが、それだけ高度な技術が使われているということですね。今後の運用にも注目したいです。
「もがみ」型の詳細:革新的な技術と運用
新型護衛艦「もがみ」型の特徴は?多様な任務をこなせるってホント?
対空対水上…多岐対応!高ステルス性も魅力。
「もがみ」型は、ステルス性を高めた外観と多用途な任務に対応する能力を持つフリゲートクラスの護衛艦です。
革新的な技術と運用方法について、詳しく見ていきましょう。
公開日:2023/01/06

✅ 新型護衛艦「もがみ」型は、ステルス性を重視した外観と多用途な任務に対応する能力を持つフリゲートクラスの護衛艦で、FFM(多機能護衛艦)の艦種記号が付いています。
✅ 「もがみ」型は、兵装などを艦内に収容し凹凸を減らすことでステルス性を高め、護衛艦としては初の「クルー」制を導入し、船の稼働率を向上させる試みも行われています。
✅ 2026年3月までに10隻の建造が予定されており、現在は8隻が就役または起工されています。護衛艦隊と掃海隊群に配備され、海上自衛隊にとって新しい艦種として運用が開始されています。
さらに読む ⇒自動車情報誌「ベストカー」出典/画像元: https://bestcarweb.jp/feature/column/574675「もがみ」型の「クルー」制導入は、運用効率を大きく向上させる可能性を秘めていますね。
限られた人員で高い能力を発揮できるような工夫が凝らされている点に感銘を受けました。
新型護衛艦「もがみ」型は、基準排水量3900トンで、対空・対水上・対潜・対機雷・電子戦など多岐にわたる任務に対応可能です。
艦種記号FFMは、フリゲート(FF)と多用途(M)と機雷(Mine)を組み合わせたもので、多様な運用を想定しています。
機雷戦能力としては、無人機雷排除システムや水中処分員を搭載し、従来の護衛艦では対応できなかった機雷の敷設や処分が可能になりました。
CICは3面タッチパネルディスプレイを採用したフリーアドレス制となり、少ない人員での運用を可能にしています。
高ステルス化のため、外観だけでなく、主砲やアンテナの基部、探照灯に至るまで多面体形状を採用し、レーダー反射断面積の低減を図っています。
2022年4月に1番艦が就役し、2026年3月までに10隻の建造・就役が計画されています。
現在、3隻が就役しており、4番艦が就役予定です。
運用面では、護衛艦としては初の「クルー」制を導入し、稼働日数の増加を図っています。
多機能で省人化も実現しているんですね。すごいな。でも、こんなに色んな機能が付いてたら、操作とか大変じゃないですか?
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日本とオーストラリアが新型フリゲート艦を共同開発!三菱重工が受注目指す。防衛輸出の新たな幕開け、日豪の安全保障協力強化へ!