Find Go Logo Menu opener

新型FFM(フリゲート)とは?海上自衛隊の最新鋭艦と国際展開への影響とは?新型FFMの性能進化と、オーストラリア海軍との連携

海上自衛隊の防衛力強化へ!新型FFM(フリゲート)が2028年就役へ。もがみ型を凌駕する性能で、南西諸島や台湾有事を想定した機動展開能力を強化。VLS倍増、無人機運用能力向上、居住性も改善!対潜・対空・対水上の多機能艦は、将来的なトマホーク搭載も視野。高騰する建造費を乗り越え、24隻体制で日本の海を守る。オーストラリアへの輸出にも注目。

新型FFM(フリゲート)とは?海上自衛隊の最新鋭艦と国際展開への影響とは?新型FFMの性能進化と、オーストラリア海軍との連携

📘 この記事で分かる事!

💡 新型FFMは、もがみ型護衛艦の能力向上型で、対空戦能力、対潜能力が強化されています。

💡 三菱重工業が建造し、2028年度に就役予定。FFMシリーズ24隻体制を目指します。

💡 多機能性を持ち、機雷戦能力も備えています。オーストラリアへの輸出も視野に。

新型FFMの建造計画から、その性能、国際的な展開まで、詳しく見ていきましょう。

新型FFM建造計画始動

新型FFM護衛艦、建造期間と就役は?

2024-2028年度に12隻建造、2028年度就役予定。

海上自衛隊の防衛力強化のため、新型FFMの建造計画が発表されました。

三菱重工業が主契約者、JMUが下請負者です。

2028年度に12隻が就役予定です。

三菱重工業、新型FFMの模型を日本初公開(動画付き)#DSEI2025(高橋浩祐)
三菱重工業、新型FFMの模型を日本初公開(動画付き)#DSEI2025(高橋浩祐)

✅ 三菱重工業が、海上自衛隊の新型護衛艦FFMの能力向上型の1/100模型を「DSEI JAPAN 2025」で初公開し、長射程ミサイル搭載や対潜能力強化、省人化が図られている。

✅ 新型FFMは、基準排水量4800トン、全長約142メートルで、もがみ型より大型化し、垂直ミサイル発射システム(VLS)のセル数が倍増、対空戦闘能力が向上している。

✅ 新型FFMは、07式アスロックに加え、新艦対空誘導弾「A-SAM」、12式SSM能力向上型(艦発型)などを搭載し、対空戦能力と捜索能力が向上しており、「FMF-AAW(将来多用途フリゲート 対空戦)」と名付けられている。

さらに読む ⇒Yahoo!ニュース出典/画像元: https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/41a3c1f397ee8b3d499d0e37c0b82a34a5299344

新型FFMは、もがみ型より大型化し、対空戦能力が向上しているとのことですね。

VLSのセル数倍増は、大きな進化と言えるでしょう。

2024年、防衛省は海上自衛隊の防衛力強化のため、もがみ型護衛艦の能力向上型である新型FFM(フリゲート)の建造計画を発表しました

三菱重工業を主契約者、ジャパン・マリンユナイテッド(JMU)を下請負者とし、2024年度から2028年度の5年間で計12隻の建造を計画。

2025年度に1番艦が起工し、2028年度に就役予定です。

順調に進めば、もがみ型12隻と合わせてFFMシリーズ24隻体制を構築し、海上自衛隊の戦力強化を図ります。

なるほど、海上自衛隊の戦力増強の動きですね。日本も防衛力を強化しているんですね。

能力向上型FFMの進化

新型FFM、もがみ型より何が強化?重要な3点とは?

VLS倍増、無人機運用、居住性・指揮機能向上。

新型FFMは、長射程ミサイルや対潜戦機能を強化し、機雷処理能力も有しています。

省人化・コスト削減も図られ、オーストラリアへの輸出も視野に入っています。

海自の「次期護衛艦」急ピッチで量産へ!もがみ型より能力アップ 長射程ミサイルも搭載
海自の「次期護衛艦」急ピッチで量産へ!もがみ型より能力アップ 長射程ミサイルも搭載

✅ 防衛省は、能力が向上した新型護衛艦「新型FFM」3隻の建造費を来年度予算案に計上し、急ピッチで量産体制を整えている。

✅ 新型FFMは、もがみ型よりも大型化し、長射程ミサイル搭載や対潜戦機能強化も想定されている。また、機雷処理能力も有し、省人化・コスト削減も図られている。

✅ オーストラリアへの輸出も視野に入っており、日本が輸出を目指す新型フリゲート艦のベースになる予定である。

さらに読む ⇒乗りものニュース出典/画像元: https://trafficnews.jp/post/502224

基準排水量の増加、装備拡充、VLSのセル数倍増など、着実に進化している印象です。

南西諸島や台湾有事を想定した機動展開能力の強化も重要ですね。

新型FFMは、もがみ型よりも一回り大きく、基準排水量が増加し、装備が拡充されています。

VLS(垂直発射装置)のセル数が倍増し、無人機の運用能力が強化、乗員の居住性や指揮通信機能も向上。

主な目的は、南西諸島や台湾有事を想定した機動展開能力の強化、作戦環境への対応、そしてイージス艦に次ぐ中核艦としての役割分担です。

建造費は、世界的な物価上昇と円安の影響を受け、1隻あたり1049億3000万円と高騰しています。

イージス艦に次ぐ中核艦としての役割分担ですか。建造費の高騰は気になりますが、それだけの価値があるということでしょう。

次のページを読む ⇒

多機能護衛艦FFM、対潜・対空・対水上戦に対応!機雷戦能力も強化。オーストラリアへの輸出も視野に、海上自衛隊の主力艦へ。快適性も向上。