日豪防衛協力強化?新型フリゲート艦採用決定で日本の防衛産業はどうなるのか?(疑問形)オーストラリア海軍、新型フリゲート艦に「もがみ型」採用決定
オーストラリアが三菱重工の新型FFM(改もがみ型)を次期フリゲートに採用決定!老朽化したアンザック級の後継艦として、日豪防衛協力の象徴となる11隻の新型艦導入へ。高い性能、早期戦力化、そして官民一体の取り組みが決め手!2029年の引き渡し、2030年の運用開始を目指し、シーレーン防衛を強化。日豪の準同盟関係をさらに強固にする、一大プロジェクトが始動!
💡 オーストラリア海軍が新型フリゲート艦として、海上自衛隊の「もがみ型」の改良型を採用。
💡 日豪共同開発で最大100億豪ドルの大型契約となり、日本の防衛装備品輸出の新たな一歩となる。
💡 新型フリゲート艦の性能、選定理由、共同開発の詳細、今後の日豪関係への影響について解説します。
本日は、日豪防衛協力の象徴ともいえる、オーストラリア海軍による新型フリゲート艦への「もがみ型」採用について、詳しく見ていきましょう。
日豪防衛協力の新たな幕開け
豪政府が選んだ次期フリゲート、その決め手は何?
早期戦力化を最優先に、改もがみ型が選定。
オーストラリア政府は、2030年運用開始を目指し、三菱重工業製の新型フリゲート艦「もがみ型」の改良型を採用することを決定しました。
これは、日豪防衛協力の大きな転換点となるでしょう。
公開日:2025/08/05

✅ オーストラリア政府は、2030年運用開始を目指す新型フリゲート艦に、三菱重工業が開発した護衛艦「もがみ型」の改良型を採用することを決定し、日豪共同開発で最大100億豪ドル規模の契約となる。
✅ 今回の決定は、日本の武器輸出政策の転換後、完成品の大型契約としては2例目であり、日本の武器が海外の紛争で使用される可能性を高める。
✅ 「もがみ型」は運用人員の少なさと米国の艦艇との連携のしやすさが評価され、日豪の安全保障協力の強化に繋がる。豪政府は性能に基づいて決定したと強調しているが、米政府の働きかけもあったと報じられている。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20250805/k00/00m/030/301000c日本の防衛装備品輸出が、更なる段階に進むことを示唆する出来事ですね。
今後の共同開発やその後の影響について、詳しく見ていきましょう。
2025年8月4日、オーストラリア政府は三菱重工製の新型FFM(もがみ型護衛艦の改修型)を次期汎用フリゲートとして採用することを決定しました。
この決定は、老朽化したアンザック級フリゲートの後継艦選定の一環であり、国防戦略見直し(DSR)と統合投資計画(IIP)に基づき、水上戦闘艦の増強が急務となったことが背景にあります。
早期戦力化を最優先事項とし、日本からは三菱重工が、ドイツからはティッセン・クルップ・マリン・システムズ(MEKOA-200型/A210型)が提案されましたが、最終的に改もがみ型が選ばれました。
これはすごいですね!日本製の護衛艦が採用されるなんて、日本の技術力の高さが世界に認められたってことですよね!
選定の背景と日本の強み
三菱重工の強みは?オーストラリアが選んだ理由は?
納期、量産体制、高性能。シーレーン防衛に適応。
新型フリゲート艦の選定は、オーストラリアの安全保障戦略における重要な一環です。
日本が選ばれた背景には、様々な要因がありました。

✅ オーストラリア政府は、2030年運用開始を目指す新型フリゲート艦に、日本の三菱重工業が開発した「もがみ型」を採用すると発表し、日豪で共同開発を進める。
✅ これは、日本にとって完成品の装備品輸出の2例目であり、日豪の安全保障連携強化の一環として、中国の海洋進出を念頭に置いた豪州の新型艦導入計画に対応するもの。
✅ 「もがみ型」は、少ない人員での運用や米国の艦艇との連携のしやすさが強みであり、豪州は日本案とドイツ案を比較検討した結果、より新しい設計であることなどが評価された。
さらに読む ⇒Yahoo!ニュース出典/画像元: https://news.yahoo.co.jp/articles/e4b39c51035550802e4d1eb202985afc1022498b日本の技術力、納期遵守、そして官民一体となった取り組みが評価されたことは、非常に意義深いですね。
今後の輸出にも期待できます。
選定の決め手となったのは、三菱重工の納期遵守の実績、量産体制の確立、そして改もがみ型の高い性能でした。
航続距離、航洋性能、UAV/UUV運用能力、多機能レーダー、32セルのVLS(垂直発射システム)、対空戦闘能力の強化などが評価され、米豪間のシーレーン防衛に適していると判断されました。
また、官民一体となった取り組みが功を奏し、過去の潜水艦輸出の失敗から得た教訓を活かした、オーストラリアの要求仕様に合わせた改造設計能力、部品供給能力、そして高い生産能力がアピールポイントとなりました。
これは、日本にとって、フィリピンへのレーダー輸出に次ぐ、完成品装備品の輸出となります。
日本の技術力と、その裏にある様々な努力が実を結んだってことですね!素晴らしい!
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日豪防衛協力が加速!新型フリゲート11隻を共同開発。日本の技術力とオーストラリアの戦略が融合し、インド太平洋地域の安全保障を強化!