ETIASとは？ 2026年導入、シェンゲン圏渡航に必要な電子渡航認証制度とは？ETIAS導入で変わる渡航手続き ～ 申請方法、対象国、注意点まとめ

ETIAS対象国と適用範囲

2026年より、アイスランド、イタリアなど30か国へ渡航する際にはETIAS申請が必須となります。

航空機、船舶、陸路での移動前に有効性が確認されます。

アイルランドとイギリスは対象外です。

ETIAS(エティアス)申請対象の国

公開日:2025/07/18

✅ 2026年より、観光、ビジネス、トランジットなどの目的で、アイスランド、イタリアなど30か国へ渡航する際にはETIAS(エティアス)申請が必須となる。

✅ ETIAS(エティアス)は、航空機、船舶、陸路での移動前に有効性が確認され、未承認の場合は搭乗できない。トランジットの場合も申請が必要。

✅ シェンゲン協定加盟国の追加により対象国は変更の可能性があり、キプロスは2025年より対象となる見込み。アイルランドとイギリスは対象外。

さらに読む ⇒ETIAS application site出典/画像元: https://etias-eutravel.com/country/

シェンゲン協定加盟国だけでなく、対象国は今後も変更される可能性があるんですね。

渡航前に最新の情報を確認することが重要ですね。

ETIASは、オーストリア、ベルギー、チェコ共和国など、シェンゲン協定加盟国への渡航に必要となります。

対象国は、アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、クロアチア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、リヒテンシュタイン、ブルガリア、ルーマニア、キプロスです。

ただし、アイルランドとイギリスはシェンゲン協定の対象外のため、ETIAS申請は不要です。

EU加盟国の一部（イギリス、アイルランド、ブルガリア、キプロス、ルーマニア）はシェンゲン協定に未加盟ですが、ETIASが有効となる可能性があります。

旅行先の国によって必要な手続きが変わるってことですね。事前にしっかり調べて、安心して旅行を楽しめるようにしたいです。

ETIASの有効性と注意点

ETIASは、シェンゲン協定加盟国への短期滞在（90日以内）目的の渡航者に適用され、オンラインで申請し、手数料7ユーロで3年間有効となります。

過去の逮捕歴などによっては、承認がおりない場合もあります。

ETIAS】ヨーロッパ渡航に必須なETIAS概要と申請方法

公開日:2022/08/13

✅ 2023年より、日本を含むビザ免除対象者がシェンゲン圏に渡航する際、事前申請「ETIAS」が必須となる。

✅ ETIASはシェンゲン協定加盟国への短期滞在（90日以内）目的の渡航者に適用され、オンラインで申請、手数料7ユーロで3年間有効となる。

✅ 過去の逮捕歴や前科によっては承認がおりない場合があるため、申請には注意が必要。

さらに読む ⇒Euro Traveller ヨーロッパ観光出典/画像元: https://dent-sweden.com/travel-tips/etias

ETIASは、ビザとは異なり、シェンゲン圏への渡航前にオンラインで申請する必要があるんですね。

3年間有効というのは嬉しいですが、申請が却下されるケースもあるんですね。

ETIASはビザではなく、シェンゲン圏に渡航する前にオンラインで申請する必要があります。

承認されたETIASは3年間有効で、パスポートの有効期限が残っている限り利用できます。

ETIAS保持者は、シェンゲン圏内を自由に移動できますが、パスポートの携帯は必須です。

ETIASの申請料金は7ユーロで、EUが推奨する金融仲介業者を通じてクレジットカードまたはデビットカードで支払います。

料金は、システムの運営費、データベース、情報システム、中央ユニット、各国ユニットの運営に使用されます。

申請が却下されても返金はされません。

ETIASは、条件を満たさなくなった場合、不正取得が疑われる場合、入国拒否された場合、渡航書類の紛失・盗難が報告された場合などに取り消される可能性があります。

取り消しは関連当局または申請者が申告した最初の入国地となる加盟国のETIAS国家単位によって行われ、自動化されたITシステムからの警告によっても無効化されることがあります。

旅行前にしっかり申請して、問題なく旅行できるようにしたいですね。過去の逮捕歴とか、ちょっと心配だな…。

ETIASとESTAの比較と将来展望

ETIASは、アメリカのESTA（電子渡航認証システム）と似たようなシステムです。

どちらもビザ免除での渡航を可能にしつつ、国境の安全を確保することを目的としています。

ETIASはEU当局が発行し、有効期間はパスポートの有効期限まで（最長3年間）です。

ESTAとETIASの違いは何ですか？

✅ ETIASは、EUおよびシェンゲン協定加盟国への渡航前に取得が義務付けられる電子渡航認証で、犯罪やテロ、健康上のリスクを持つ渡航者を判別し、安全保障を強化するために導入される。

✅ ETIASと米国のESTAは、パスポートに電子的にリンクされ、ビザよりも迅速かつ安全に確認できる。申請には個人情報や犯罪歴に関する情報が必要で、テロ対策が主な目的である。

✅ ESTAは米国当局が厳格な審査を行うのに対し、ETIASは犯罪歴に関して比較的柔軟な基準を持つ。どちらも有効な認証を持っていても入国が保証されるわけではない。

さらに読む ⇒EUへ渡航される方のためのETIASに関するニュースと情報出典/画像元: https://etias.jp/%E8%A8%98%E4%BA%8B/esta%E3%81%A8etias%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9F

ESTAとETIAS、似たようなシステムなんですね。

どちらも安全な渡航を目的としているみたいで、安心ですね。

ETIASは、アメリカのESTA（電子渡航認証システム）と多くの共通点があります。

どちらも、ビザ免除での渡航を可能にしつつ、文書確認を効率化し、国境の安全を確保することを目的としています。

ESTAは米国政府が発行し、有効期間は2年間です。

ETIASはEU当局が発行し、有効期間はパスポートの有効期限まで（最長3年間）です。

ETIASは、2022年後半から導入が開始され、テロや犯罪リスクを評価し、欧州の安全保障を強化するために導入されます。

シェンゲン圏渡航者は、航空機、船舶、陸路での移動前にETIASの有効性が確認され、未承認の場合は搭乗ができません。

ESTAとETIAS、どちらも似たようなものなんですね。シェンゲン圏への旅行にも安心して行けそうです！

ETIASについて、申請方法や対象国、注意点などを解説しました。

事前の準備をしっかりして、安全で楽しい旅行にしましょう。