消えゆく昭和レトロ商店街、写真家山本有が捉えるノスタルジーと未来への希望?山本有の写真集『商店街レトロ』が記録する、失われゆく街並みの記憶
昭和レトロな商店街を巡る旅へ! 28都道府県590ヶ所を記録した写真集が誕生。消滅しつつある懐かしい街並みを、写真家の山本有氏が独自の視点で捉えます。単なる記録を超え、文化遺産としての価値を提示。再開発、空き家問題など、現代の商店街が抱える課題と、それを乗り越えるための革新的な取り組みも紹介。五感で商店街を味わい、人々の温かさに触れる旅に出かけよう!
💡 写真家・山本有氏が、全国各地の昭和レトロな商店街を記録した写真集を紹介。
💡 写真集に込められた、消えゆく商店街への思いと、未来への希望を伝える。
💡 商店街が持つ、人々の生活と文化を繋ぐ価値を再認識する。
それでは、写真家・山本有氏が捉えた昭和レトロな商店街の世界を、3つのポイントに絞ってご紹介します。
商店街との出会い
山本有氏を魅了した、昭和の商店街の魅力って何?
独特の雰囲気と、懐かしい町並み。
山本有氏は、子どもの頃の商店街での体験から、昭和の商店街の魅力に惹かれました。
彼は28都道府県590ヶ所の商店街を巡り、写真を通じて昭和レトロな姿を捉え続けています。
公開日:2023/10/25

✅ 著者は、自身の子供時代を彷彿とさせる昭和レトロな風景を捉えた写真集に感銘を受け、その貴重さを語っています。
✅ 1960年代創業の店主たちの引退や再開発により、昭和レトロな商店街が急速に姿を消しつつある現状を説明しています。
✅ 東京・神奈川を中心とした、著者が訪れたい昭和レトロな商店街や市場のリストを公開し、読者にその魅力を伝えています。
さらに読む ⇒「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記出典/画像元: https://lp6ac4.hatenablog.com/entry/2023/10/26/044647著者の方が昭和レトロな商店街の魅力を写真を通じて伝えていることに感銘を受けました。
特に、消えゆく商店街を記録しようという姿勢に共感します。
1975年生まれの山本有氏は、子どもの頃の商店街での体験から、昭和の商店街の持つ独特の魅力に惹かれました。
彼は28都道府県590ヶ所の商店街を巡り、2010年からはブログ「香ばしい町並みブログ」、2013年からはTwitterで情報発信を開始し、地道なフィールドワークを通して、昭和レトロな商店街の姿を捉え続けてきました。
当初はイラストの資料として商店街を撮影していましたが、次第にその魅力に惹きつけられ、記録を重ねるようになりました。
写真集の情報、興味深いですね。日本の商店街って、独特の雰囲気がありますよね。海外のマーケットとはまた違った魅力があります。
写真集の誕生と反響
消滅した商店街も!写真集の魅力は?
ノスタルジックな街並みを文化遺産として記録
山本氏の記録は写真集として結実し、全国590箇所の商店街の中から108箇所を厳選した写真集が刊行されました。
書店でのパネル展やSNS企画など、写真集を広める活動も行われています。

✅ 著述家の石黒謙吾は、映画化もされた『盲導犬クイールの一生』など多数の著書を持つ。
✅ 『2択思考』や『分類脳で地アタマが良くなる』など、多岐にわたるジャンルの書籍を執筆。
✅ 編集者としても活躍し、200冊以上の書籍を手がけている。
さらに読む ⇒ブクログ - web本棚サービス出典/画像元: https://booklog.jp/author/%E7%9F%B3%E9%BB%92%E8%AC%99%E5%90%BE単なる記録にとどまらず、SNS企画などで読者が参加できる点が素晴らしいですね。
多くの方に写真集を知ってもらうための工夫が凝らされています。
山本氏の記録は写真集として結実し、石黒謙吾氏プロデュースのもと、全国590箇所の商店街の中から108箇所を厳選した写真集が刊行されました。
そこには、既に消滅した商店街も多数掲載されており、ノスタルジックな街並みが記録されています。
写真集は、単なる記録に留まらず、現代社会における文化遺産としての側面も持っています。
発売を記念して、吉祥寺の書店でのパネル展や、いろは横丁での展示会が開催され、全国各地の書店や商店街でもパネル展示が行われました。
また、読者が自身の街の「ド渋スポット」を撮影し、SNSで投稿できる企画も実施されています。
写真集の発売、おめでとうございます!SNS企画も楽しそうですね!私も、自分の街のド渋スポットを撮影して、投稿してみようかな。
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消えゆく昭和の商店街を記録。再開発、高齢化…課題を乗り越え、活気を取り戻す挑戦。五感で楽しむ商店街散策のススメ!