花房観音とは？京都を舞台に活躍する作家、バスガイドとしての顔も持つ彼女の魅力とは？京都を愛し、京都を描く作家、花房観音の軌跡

今回は、京都を舞台に活躍する作家、花房観音さんについてご紹介します。

作家としての顔だけでなく、バスガイドとしても活躍されている彼女の魅力に迫ります。

作家への道：バスガイドから見た京都への転換

花房観音さんは、様々な分野で活躍する人物を紹介する記事シリーズに登場します。

バスガイドから作家へと転身した彼女の生い立ちと、京都との出会いを紐解きます。

第1回団鬼六賞・大賞を受賞した小説家であり、バスガイドでもあるスゴい人！

公開日:2020/07/19

✅ この記事は、様々な分野で活躍する「スゴい人」たちを紹介するシリーズ記事のようです。

✅ 記事は、ガウディ研究者、ウェディングプランナー、包丁使いの達人、学習塾創設者など、多岐にわたる分野の人物に焦点を当てています。

✅ 記事の筆者は福永茉那実さんで、過去にも様々な分野の「スゴい人」を取材した記事を執筆しています。

さらに読む ⇒日刊スゴい人！ - あなたが知らないスゴい！を紹介するメディア出典/画像元: https://sugoihito.or.jp/2017/09/16433/

花房さんのように、異なる分野から活躍の場を広げている方は魅力的ですね。

バスガイドの経験が作家活動に活かされている点も興味深いです。

1971年、兵庫県で生まれた花房観音は、京都女子大学に進学し、後に中退。

その後、映画会社や旅行会社での勤務を経て、作家への道を歩み始めました。

京都への最初の接点は、学生時代のバスガイドのアルバイトでした。

当初は特別な感情を持っていなかった京都に対し、バスガイドとして人々に案内する中で、その魅力に触れ、次第に居心地の良さを感じるようになりました。

その後、38歳で新型インフルエンザの影響で仕事が減ったことをきっかけに、かねてから憧れていた作家への道を本格的に志します。

尊敬する作家である団鬼六氏の影響を受け、「京都」をテーマにした作品で「第一回団鬼六賞」大賞を受賞し、39歳でデビューを果たしました。

現在もバスガイドとして京都で働きつつ、執筆活動を続けています。

バスガイドのアルバイトがきっかけで京都に惹かれたんですね。何か運命的なものを感じますね。

京都を舞台に描く物語：作品と活動の軌跡

花房観音さんの作品は、京都を舞台に、人間の欲望やミステリーを描いています。

デビュー作以降、数々の作品を発表し、その世界観を深めています。

京に鬼の棲む里ありて』 花房観音

✅ 時代小説ザ・ベスト2023にも選出された短編集で、京を舞台に男女の欲望を描いた全6編を収録しています。

✅ 比叡山麓の八瀬に住む鬼の子孫や、煩悩に翻弄される人々を題材にした物語が収録されています。

✅ 著者は1971年生まれで、バスガイドとしても活動しており、多くの著作があります。

さらに読む ⇒新潮社出典/画像元: https://www.shinchosha.co.jp/book/120586/

京都を舞台にしたミステリーは、情景が目に浮かぶようで、とても興味をそそられますね。

様々な作品に挑戦されているのも素晴らしいです。

花房観音の作品は、京都を舞台にしたミステリーを中心に、その魅力を余すところなく伝えています。

デビュー作以降、京都を舞台にした作品を執筆し続け、「京都在住の京都を描く作家」としての地位を確立。

彼女の作品は、京都の歴史、文化、そして人々の暮らしを巧みに描き出し、読者を魅了しています。

2024年には『京に鬼の棲む里ありて』、また2024年2月には『果ての海』を発売するなど、精力的に活動しています。

代表作には『寂花の雫』『指人形』『偽りの森』などがあり、エッセイ『シニカケ日記』など著書多数。

円居挽や中村淳彦との共著もあります。

また、他著者の作品についても書評を発表するなど、多岐にわたる活動を展開しています。

花房氏の作品は、京都観光文化検定2級の知識とバスガイドとしての経験を活かし、高い評価を得ています。

京都を舞台にした作品って、なんだか風情があっていいですよね。読んでみたくなりました。