島田大祭 帯まつりってどんな祭り?見どころや歴史を徹底解説!3年に一度開催される、静岡県島田市の伝統祭り!
鎌倉時代から続く、日本三大奇祭「帯まつり」。大井川の恵みと安産信仰が育んだ華麗な祭りは、大名行列と豪華な帯の競演で観る者を魅了!25人の大奴が太刀に帯を掲げ練り歩く姿は圧巻。3年に一度、10月中旬に開催され、2025年には第111回目を迎えます。歴史と伝統が息づく島田の祭りを、ぜひその目で体感してください!
💡 3年に一度開催される、静岡県島田市の伝統的なお祭り。
💡 大井神社の神様が里帰りする祭りで、330年の歴史がある。
💡 大奴の帯行列や屋台踊り、地踊りなど、様々な見どころがある。
島田大祭『帯まつり』の魅力がぎゅっと詰まった記事です。
この後、祭りの詳細について掘り下げていきます。
始まりの物語
島田大祭「帯まつり」の起源は?
源頼朝の島田宿宿泊が始まり。
島田大祭の始まりは、鎌倉時代に遡ります。
大井川の恵みを受け、安産の神として信仰を集める大井神社。
本章では、その歴史と祭りの起源に迫ります。
公開日:2025/05/21

✅ 島田帯まつりは、かつて島田に嫁入りした女性が帯を持って町内を挨拶する風習と、安産祈願への信仰が結びつき、大井神社の御神輿行列で帯を披露するようになったことが起源です。
✅ 帯まつりは、帯業者がその帯を見に集まるようになり、帯が豪華になったことで発展しました。また、大奴(おおやっこ)と呼ばれる行列の所作や鹿島踊りも特徴の一つで、それぞれ静岡県の無形文化財に指定されています。
✅ 島田大祭保存振興会は、祭りの円滑な運営のために、祭典委員長や年番部会、観光課などと連携し、祭りの進行や改善に取り組んでいます。
さらに読む ⇒島田大祭帯まつり出典/画像元: https://shimadataisai.jp/history/島田大祭の始まりには、深い歴史的背景があるのですね。
大井神社の存在が、この祭りを支えているのだと感じました。
時は遡り、鎌倉時代。
源頼朝が島田宿に宿泊したことが、島田大祭「帯まつり」の始まりを告げます。
江戸時代に入り、慶長9年(1604年)の大洪水からの復興を経て、計画防災都市「島田宿」が再興され、大井神社が現在地へ遷座しました。
大井川の恵みを受け、安産の神として信仰を集める大井神社は、島田にとってかけがえのない存在です。
なるほど、歴史的背景を知ると、祭りの見方も変わりますね。島田宿の再興や大井川の恵みなど、興味深いです。
帯まつりの誕生
日本三大奇祭「帯まつり」の起源は?
大井神社の御神輿警護行列が起源。
帯まつりの誕生には、嫁入りや安産祈願という、人々の願いが込められています。
本章では、祭りの名称にもなっている帯に焦点を当て、その発展の軌跡を紐解きます。

✅ 島田大祭は3年に一度、10月中旬に静岡県島田市で開催される祭りで、約40万人が訪れる。大井神社の神様が御旅処へ里帰りする祭事で、330年の歴史がある。
✅ 祭りは7つの街と4つの町が組織して運営し、各々が屋台運行、鹿島踊、大名行列、神輿行列の世話などを担当。「上踊り」や「大奴」、「鹿島踊」など、地域独特の伝統芸能が披露される。
✅ 大井神社に祀られた女神様が、神輿に乗ってふるさとである御旅処へ里帰りする様子が祭りの中心。大奴や大名行列は静岡県指定無形民俗文化財に指定され、安産祈願の意味合いも持つ。
さらに読む ⇒旅する大井川出典/画像元: https://oi-river-trip.com/the-best-of-things-to-do/shimadataisai_gaiyou2/帯が豪華さを増し、祭りが華やかさを増したというくだりは、なんだかロマンチックですね。
人々の願いが形になったお祭りという印象です。
時は流れ、元禄8年(1695年)。
大井神社の御神輿が元の社地へ渡る「お渡行」が始まり、その警護行列が大名行列へと発展しました。
そして、嫁入り時の新婦が帯を持って町内を挨拶する風習と、安産信仰が結びつき、大井神社の御神輿行列で大奴の大太刀に帯を下げて披露するようになりました。
これが、日本三大奇祭の一つ「帯まつり」の起源です。
全国の帯業者が集まり、帯は豪華さを増し、祭りは華やかさを増していきました。
嫁入りの風習と安産祈願が結びついたお祭りって、素敵ですね!全国の帯業者が集まるというのも、興味深いポイントです。
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豪華絢爛!25人の大奴が練り歩く帯行列が圧巻の島田大祭。3年に一度、10月中旬に開催!屋台踊り、地踊り、鹿島踊りも必見。2025年は第111回!