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世界の軍事情勢2024年4月:インド、ウクライナ、ギリシャ、米国の防衛政策は?防衛費増額、兵器調達、ウクライナ戦況、安全保障戦略の変遷

2025年4月4日の軍事情勢:インドがK9自走砲増強、コロンビアは次期戦闘機にグリペンEを選定。ウクライナ戦況は激化、ロシア軍の前進と有効性低下の報告が交錯。ギリシャは250億ユーロを投じ国防戦略を刷新。米国はフィリピンへF-16V売却承認、フィンランドはオタワ条約脱退。英国空母計画や米海軍艦名変更も。ポーランドは歩兵戦闘車発注、予備戦力確保に向け兵役義務復活の可能性も示唆。

世界の軍事情勢2024年4月:インド、ウクライナ、ギリシャ、米国の防衛政策は?防衛費増額、兵器調達、ウクライナ戦況、安全保障戦略の変遷

📘 この記事で分かる事!

💡 インドはK9自走砲の追加調達を決定し、コロンビアは次期戦闘機にグリペンEを選定しました。

💡 ウクライナではロシア軍が東部で前進を続け、一方、ウクライナは対抗措置として無人機攻撃を実施しています。

💡 ギリシャは250億ユーロをかけて軍隊を近代化し、米国とフィンランドはそれぞれ防衛政策に変化が見られます。

本日は、世界の軍事情勢に関する最新情報をお届けいたします。

まず、インドにおける防衛調達と、その他各国の動向について見ていきましょう。

インドとコロンビアにおける防衛調達

2025年4月、世界でどんな軍事的な動きがあった?

インドとコロンビアで兵器調達

Chapter-1では、インドとコロンビアにおける防衛調達について解説します。

まずはインドにおける最新情報から見ていきましょう。

インド陸軍、当初予定を超える連隊分輌の自走砲を追加発注

公開日:2022/01/24

インド陸軍、当初予定を超える連隊分輌の自走砲を追加発注

✅ インド国防省は、自走砲K9を200輌追加調達するための手続きを開始し、L&Tに1,000億ルピー/1,520億円規模の契約が授与される予定です。

✅ 追加発注の理由は、K9が標高の高いラダック地域でも優れた性能を発揮したことで、当初予定していたパンジャーブ平野やタール砂漠への配備に加え、ラダック地域での運用も視野に入れたためです。

✅ インド陸軍は、複数の榴弾砲調達計画が上手くいっていない状況の中、K9の性能と実績を高く評価し、追加発注に踏み切りました。

さらに読む ⇒航空万能論出典/画像元: https://grandfleet.info/indo-pacific-related/indian-army-orders-additional-k9-self-propelled-guns-for-10-regiments-200-vehicles-exceeding-originally-planned/

K9自走砲がラダック地域でも高い性能を発揮したため、追加発注に至ったという点は興味深いですね。

厳しい環境下での運用を考慮した結果と言えるでしょう。

2025年4月4日、世界の軍事情勢はいくつかの大きな動きを見せました。

インドはHanwhaAerospaceからK9自走砲を100台追加調達することを決定しました。

同社はK9がインド軍の厳しい要求要件を満たして信頼性を証明したと発表しています。

また、コロンビアは次期戦闘機にSaabのグリペンEを選定しました。

コロンビアはクフィルC10/C12の後継機選定を進めており、グリペンEはF-16Vやラファールを破って選ばれたようです

インドとコロンビア、それぞれ興味深い動きですね!特にコロンビアがグリペンEを選んだ理由が気になります。今後の情報にも注目ですね!

ウクライナでのロシア軍の前進と有効性

ウクライナ戦況、ロシア軍は前進か?

東部・南部で前進、有効性低下も指摘

Chapter-2では、ウクライナにおけるロシア軍の動向に焦点を当てます。

緊迫した状況が続いていますが、詳細を見ていきましょう。

ウクライナ戦争ロシアが要塞化された防衛線を破壊し、クラホヴェを包囲

公開日:2024/11/02

ウクライナ戦争ロシアが要塞化された防衛線を破壊し、クラホヴェを包囲

✅ ロシア軍はウクライナ東部のクラホヴェ、クピャンスク、ポクロフスク方面で地上攻撃を続け、特にクラホヴェ方面ではロシア軍がウクライナ軍の陣地奥深くまで進撃し、マクシミフカ村とトルドベ村に集中して攻撃しており、クラホヴェ付近の「絞首縄」が締め付けられている状況です。

✅ ロシア軍は中央地域で急速に進軍しており、特にポクロフスク、クラホフカ、ユジノ・ドネツコエの3方向に集中しています。ロシア軍は夏から秋にかけての作戦において、空軍の活用による成功を収め、キエフ軍の戦闘能力を急速に低下させています。

✅ クルスク戦線では、戦闘の激しさがここ数日で比較的弱まっており、ロシア軍はスジャ地区で無人機「ペーサー」を用いてウクライナ軍装甲車両を攻撃するなど、後方奥深くにあるウクライナ軍の陣地を破壊し続けています。一方、ウクライナ軍はロシアの燃料・エネルギー施設に対する無人機攻撃を実施するなどの反撃を行っています。

さらに読む ⇒ềảảáệ出典/画像元: https://www.vietnam.vn/ja/chien-su-ukraine-2-11-nga-danh-sap-phong-tuyen-kien-co-bao-vay-kurakhove

ロシア軍が東部で前進を続けている状況は深刻ですね。

今後の戦況がどうなるのか、注視していく必要があります。

ウクライナ戦況では、ロシア軍は東部・南部戦線の複数方向で前進を続けています。

DEEPSTATEとRYBARは4月1日~3日の間に、ロシア軍がクルスク方面、クピャンスク方面、トレツク方面などで前進したと報告しています。

一方で、DEEPSTATEは4月1日、「東部戦線でロシア軍の有効性低下が続いている」と発表しています

ロシア軍の有効性が低下しているとの指摘もあり、今後の戦況が注目されます。

ウクライナ情勢、本当に気がかりです。ロシアの有効性低下という情報もあるので、今後の展開に注目したいですね。

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揺れる世界の軍事バランス! ギリシャ、フィンランド、英国、米国… 各国の最新国防戦略、装備調達、軍拡の動きを凝縮して速報。