「もがみ」型護衛艦とは?海上自衛隊の最新鋭艦艇、その全貌に迫る!海上自衛隊の未来を担う多機能護衛艦「もがみ」型とは?
海上自衛隊の次世代護衛艦「もがみ」型は、省人化と多機能性を両立した革新的な艦艇。デジタル化された艦橋、無人機雷排除システム、女性隊員向け設備の充実など、未来の海自を象徴する。オーストラリアへの輸出も視野に、日本の防衛産業の活性化にも貢献が期待される。その最新技術と、今後の展開に注目!
💡 「もがみ」型護衛艦は、ステルス性、多機能性、コンパクトさを特徴とし、多様な任務に対応可能な次世代護衛艦です。
💡 省人化技術を導入し、デジタル化された艦橋と効率的なシステムにより、少ない人員で高い運用効率を実現しています。
💡 対機雷戦能力の強化や女性隊員への配慮など、海上自衛隊の近未来を象徴する革新的な艦艇です。
それでは、まず第一章では「もがみ」型護衛艦の基本情報と、その革新的な特徴について詳しく見ていきましょう。
「もがみ」型護衛艦 海上自衛隊の未来を担う革新的な艦艇
新型護衛艦「もがみ」型は、従来の護衛艦と比べて何が革新的?
デジタル化と省人化
本日は「もがみ」型護衛艦についてご紹介します。
海上自衛隊が開発した新しい護衛艦ですね。
ステルス性、多機能性、コンパクトさを特徴としているそうですね。

✅ 「もがみ」型護衛艦(FFM)は、海上自衛隊が開発した新しいタイプの護衛艦で、従来の護衛艦と比べてステルス性、多機能性、コンパクトさを特徴としています。
✅ FFMは、対潜・防空能力に加え、揚陸部隊や補給部隊の護衛など、多様な任務に対応できるよう設計されています。
✅ 「もがみ」型護衛艦は、デジタル化された艦橋や省人化技術を採用することで、より効率的かつ効果的に任務を遂行することを目指しています。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://mamor-web.jp/_tags/%E8%B6%85%E3%83%BB%E6%96%B0%E4%B8%96%E4%BB%A3%E8%AD%B7%E8%A1%9B%E8%89%A6%E3%80%8E%E3%82%82%E3%81%8C%E3%81%BF%E3%80%8F%E7%99%BA%E9%80%B2%EF%BC%81「もがみ」型護衛艦は、デジタル化と省人化が進み、従来の護衛艦の半数以下の人員で運用できる点が大きな特徴ですね。
女性隊員の居住環境への配慮や、デジタル化された艦橋など、興味深い点がたくさんありますね。
海上自衛隊は、従来の護衛艦とは異なる新型の護衛艦「もがみ」型(FFM)を建造しています。
FFMは、従来の護衛艦の半数以下の乗員で運用され、多様な任務に対応可能な多機能護衛艦として、従来の「伝統」を見直すことで、隊員の働き方を改善し、省人化を実現しています。
FFMには、女性隊員用のエリアの整備、カメラやモニターの増設による当直負担の軽減など、画期的な取り組みが数多く行われており、民間企業からの見学も多く、オーストラリアなど海外からも注目されています。
FFMは、海自が抱える現状と目指す近未来を象徴する艦艇と言えるでしょう。
「もがみ」型は、デジタル化と省人化、対機雷戦能力の向上、女性隊員の充実した居住環境など、多くの革新的な機能を備え、未来の艦艇の姿を示すモデルとなっています。
デジタル化と省人化が進んだ結果、「もがみ」の艦橋はデジタル化され、モニターが並び、スイッチ類が減りました。
操舵装置やレーダーなどの機器類を統合し、1つのシステムとしたことで、少人数で運航が可能になり、従来は200~300人ほどだった乗員数は、約90人に減りました。
戦闘指揮所(CIC)は円形で、360度がディスプレーで囲まれた設計になっており、各モニターの表示は自由に設定・変更が可能で、あらゆる艦内情報にアクセスできます。
艦内の機能を集約した「トータルシップコントロールシステム(TSCS)」を採用し、戦闘の管制、運航、操舵、各種機器管理などを一元化できます。
CICで乗員安否をモニタリングできるようになり、緊急時に直接確認に回る必要がなくなりました。
対機雷戦能力の強化として、「もがみ」は、機雷処分用水上無人機(USV)と機雷捜索用水中無人機(UUV)を搭載し、機雷の捜索から処分までをアウトレンジで行うことが可能になりました。
USVは艦尾に格納区画があり、タイヤ付きのレールで洋上で発進・揚収できます。
なるほど、省人化とデジタル化が進んでいるんですね!少ない人数で多様な任務に対応できるって、すごいですね。民間企業からの見学が多いのも納得です。
「もがみ」の活躍 海上自衛隊の新たな戦力
FFM「もがみ」の最大の進化点は?
無人機雷排除システム搭載
Chapter-2では、その活躍に迫ります。
「もがみ」型護衛艦の性能と、海上自衛隊における役割について解説します。

✅ 「もがみ」型護衛艦は、ステルス性能を追求した平面構成の艦体と、機雷戦能力や多様な任務に対応する多機能性を特徴とする新世代の護衛艦です。
✅ 従来の護衛艦とは異なる外観と、機雷戦能力と多機能性を持つ「FFM(Frigate Mine Multipurpose)」という新しい艦種記号が与えられています。
✅ 武装は、主砲、無人銃架、艦対艦誘導弾、垂直発射装置、対艦ミサイル防御装置、短魚雷発射管、機雷掃討具、簡易型機雷敷設装置などを備えています。また、哨戒ヘリコプターSH-60J/Kを搭載可能です。
さらに読む ⇒総合出典/画像元: https://motor-fan.jp/mf/article/91199/多機能性と機雷戦能力に特化した護衛艦という点が興味深いですね。
CIC(戦闘指揮所)のフリーアドレス制も、省人化に貢献している点が素晴らしいと思います。
警戒・監視から対潜・対空戦まで、幅広い任務に対応できる点は頼もしいですね。
海上自衛隊の新世代護衛艦FFM『もがみ』は、従来の護衛艦とは異なり、多機能性を備えた多目的護衛艦として誕生しました。
特に注目すべき点は、無人機雷排除システムを搭載し、機雷戦能力を獲得したこと。
これは、従来の護衛艦では対応できなかった能力であり、海上自衛隊の戦力向上に大きく貢献するものです。
また、CIC(戦闘指揮所)は、省人化を意識し、フリーアドレス制を採用することで、少ない人数で効率的に運用できるよう設計されています。
さらに、ステルス性能の向上により、敵からの探知を回避しやすくなっています。
これらの特徴から、『もがみ』は、警戒・監視活動や対潜・対空・対水上戦など、幅広い任務に対応できる多機能護衛艦として、今後の海上自衛隊の活動において重要な役割を担うことが期待されています。
すごい!機雷戦能力がある護衛艦って、珍しいですよね。幅広い任務に対応できるってことは、色々な場所で活躍できるってことですよね!
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