次世代護衛艦「もがみ」型とは？ステルス性、多機能性、革新的な技術を徹底解説！海上自衛隊の最新鋭護衛艦「もがみ」型の秘密
日本の海洋防衛を担う新世代護衛艦『もがみ』が誕生！ステルス技術で敵に見つかりにくく、無人機も搭載。対潜・防空から揚陸支援まで、多岐にわたる任務をこなす多機能性も魅力。デジタル化された艦橋や統合システムで、少人数運航も可能に。機雷戦能力も強化し、日本の防衛力を格段に向上させる革新的な一隻。
『もがみ』の革新的な技術と機能
「もがみ」の進化ポイントは？
ステルス性、多機能性、コンパクトさ
「もがみ」型に搭載されている革新的な技術と機能について、詳しく掘り下げていきます。
公開日:2022/12/23
✅ 「もがみ」型護衛艦は、従来の護衛艦とは異なる多目的かつ機雷戦に対応可能な新艦種FFMとして建造され、その究極のステルス船体と多様な任務遂行能力が注目を集めています。
✅ 「のしろ」は、「もがみ」型護衛艦の3隻目で、2022年12月15日に就役し、佐世保基地に配備されました。
✅ 「もがみ」型護衛艦は、中国の覇権主義的海洋進出に対抗するため、日本が海洋安全保障体制を強化していく上で重要な役割を果たすことが期待されています。
さらに読む ⇒：夕刊フジ公式サイト出典/画像元: https://www.zakzak.co.jp/article/20221223-MOP2ZJHAQNMYRLOLZEDFTVNSK4/デジタル化された艦橋や統合された戦闘指揮システム、そして対機雷戦能力の強化は、まさに未来の艦艇ですね！。
『もがみ』は、激変する世界の安全保障環境に対応した新世代護衛艦として、従来の護衛艦と比べ、高いステルス性、多機能性、コンパクトさを実現した進化した艦艇です。
主な特徴 デジタル化された艦橋 従来の艦橋はスイッチやレバーで溢れていましたが、『もがみ』はモニターが並び、自動車のような舵輪を備え、近未来的なデザインです。
デジタル化によりスイッチ類も減り、少人数で運航が可能になっています。
統合されたCICシステム 従来のCICは各機器が独立していましたが、『もがみ』では、戦闘指揮だけでなく、運航、操舵、機器管理など、艦内の機能を一元化できる「TSCS」を採用しています。
これにより、少人数で効果的に艦を運用することが可能になりました。
対機雷戦能力の強化 『もがみ』は、対機雷ソナー・システムに加え、機雷処分用水上無人機（USV）と機雷捜索用水中無人機（UUV）を搭載しています。
これにより、機雷の捜索から処分までの一連の掃海任務をアウトレンジで行うことが可能になりました。
居住区画の改善 女性隊員のためのエリアが完全に区切られ、ベッド、トイレ、シャワーなどすべて女性専用になりました。
『もがみ』のこれらの特徴は、未来の艦艇の姿を予見できるものであり、日本の防衛力の強化に大きく貢献するでしょう。
本当にすごいですね！まるでSF映画に出てくるようです。女性隊員専用エリアがあるのも、素晴らしいですね！
FFM「もがみ」型の開発と特徴
新型護衛艦「もがみ」型、どんな特徴を持つ？
対機雷戦強化、多目的型
「もがみ」型の開発背景と、その特徴について解説します。
✅ 2025年度防衛予算案には、海上自衛隊の新型護衛艦「FFM」3隻分の建造費3148億円が計上され、もがみ型と比べて建造費が2倍以上となっている。
✅ 建造費高騰の理由として、世界的な物価上昇による部材費高騰や、製造中止対策による技術変更などが挙げられており、特に鋼材の物価上昇や搭載する装備品の価格上昇が大きな要因となっている。
✅ 新型FFMは、もがみ型より一回り大きく、能力を強化した護衛艦であり、中国の海洋進出をにらみ、南西諸島防衛の主力艦として、5年間で12隻を調達する計画である。
さらに読む ⇒ニュース出典/画像元: https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/bb96c2a0b5b69e93acdc1883bb9372b94eea4c85建造費の高騰は気になりますが、新型FFMの能力強化は、今後の日本の海洋安全保障にとって重要ですね。
新型汎用護衛艦（FFM）「もがみ」型は、従来の護衛艦とは異なるコンセプトで設計された、対機雷戦機能を備えた護衛艦です。
ステルス性を重視したコンパクトな設計で、島嶼防衛に投入されることを目的としています。
FFMは、全８隻の建造が予定されており、現在４隻が進水済みです。
1番艦「もがみ」はエンジントラブルにより進水時期が遅れ、2番艦「くまの」が先に進水しました。
FFMの特徴として、従来の護衛艦に比べて小型で多目的性を備えていることが挙げられます。
また、水中無人機を使った対機雷戦システムを装備しており、海中での機雷捜索や除去、さらには敷設なども行うことができます。
FFMは、従来の護衛艦の機能に加え、対機雷戦機能を強化することで、沿岸警備や島嶼防衛など、多岐にわたる任務を遂行する能力を備えています。
なるほど、コストはかかりますが、それだけの価値があるんですね。日本を守るために必要なことなんですね！
「くまの」のステルス性能と多機能性
「くまの」のステルス性能を高める特徴は？
平面艦体と傾斜設計
「くまの」のステルス性能と多機能性について解説します。
✅ 2020年11月19日に進水した海上自衛隊の最新鋭護衛艦「くまの」は、従来の護衛艦の機能に加え、掃海艦艇が行なっている対機雷戦機能を持つ、新コンセプトの「多機能護衛艦（FFM）」である。
✅ FFMは、沿岸警備を主な任務とし、島嶼防衛に投入される新型艦艇として、従来の護衛艦「あぶくま」型に代わる存在となる。
✅ FFMは、全長133m、全幅16.3m、排水量3900トンのコンパクトな船体で、ステルス性能を向上させている。CODAG推進方式を採用し、最大速力は約30ノット（約55.6km/h）以上、航続距離性能と加速・速度性能の両立を実現している。
さらに読む ⇒モーターファン出典/画像元: https://car.motor-fan.jp/article/10017647徹底したステルス性能を追求した外観は、まさに次世代の護衛艦ですね。
多様な任務に対応できる多機能性も素晴らしい。
「くまの」（FFM-2）は、海上自衛隊のもがみ型護衛艦の2番艦で、徹底的なステルス性能を追求した外観が特徴です。
艦体の大部分は平面で構成され、傾斜することでレーダー反射を抑えています。
従来の護衛艦とは異なる、ノッペリとした印象を与えるのが特徴です。
もがみ型は、機雷戦能力も備え、多様な任務に対応可能な多機能性を備えています。
艦種記号は「FFM（Frigate Mine Multipurpose）」で、従来の護衛艦とは異なる新しいタイプの護衛艦として位置づけられています。
武装は、62口径5インチ（127mm）Mk.45Mod.4単装砲、遠隔操作型無人銃架、17式艦対艦誘導弾、垂直発射装置（VLS）Mk.41、対艦ミサイル防御装置（SeaRAM）、3連装短魚雷発射管、機雷掃討具一式、簡易型機雷敷設装置一式などを搭載しています。
また、哨戒ヘリコプターSH-60J／Kを1機搭載可能です。
推進方式は、CODAG（COmbined Diesel And Gasturbine）方式を採用しており、通常航行時はディーゼルエンジン、高速航行時はガスタービンエンジンを使用します。
マストは従来の艦艇とは異なり、器材ごとカバーで包み込むことで、レーダー反射を抑えています。
もがみ型は、海上自衛隊の新しい時代の護衛艦として、計22隻の建造が予定されています。
外観がとても未来的ですね！これからの日本の安全を守る、頼もしい存在ですね！
本日は、「もがみ」型護衛艦についてご紹介しました。
ステルス性能、多機能性、そして革新的な技術。
今後の活躍に期待ですね。
💡 「もがみ」型は、ステルス性能を重視した設計と多機能性を両立しています。
💡 デジタル化された艦橋や統合された戦闘指揮システムなど、革新的な技術が導入されています。
💡 今後の日本の海洋防衛において、重要な役割を果たすことが期待されています。
