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オーストラリア次期フリゲート選定:日本vsドイツ?新型護衛艦「もがみ型」の可能性を探る?豪海軍次期フリゲート選定、日本とドイツが最終候補に残る。日本の「06FFM」とは?

オーストラリア海軍が日本の「もがみ型」護衛艦を次期フリゲートの最終候補に! 8年前の潜水艦共同開発の雪辱を果たすべく、日本は技術力と外交力で挑む。豪州との共同開発は、安全保障協力強化、アジア版NATO構想にも繋がる。防衛装備移転三原則に基づき、技術移転も視野に。 日本は、このビッグチャンスを掴み、次世代護衛艦で世界の海へ羽ばたけるか。

オーストラリア次期フリゲート選定:日本vsドイツ?新型護衛艦「もがみ型」の可能性を探る?豪海軍次期フリゲート選定、日本とドイツが最終候補に残る。日本の「06FFM」とは?

📘 この記事で分かる事!

💡 オーストラリア海軍の次期フリゲート艦選定で、日本とドイツが最終候補に残っています。

💡 日本は、もがみ型護衛艦の能力向上型である06FFMを提案し、共同開発・生産を目指しています。

💡 選定の鍵は、政治的な判断、技術力、経済効果、そして日豪間の安全保障協力にあります。

本日は、オーストラリア海軍が導入を検討している次期フリゲート艦について、日本が提案している護衛艦「もがみ型」を中心に、その詳細と勝算について解説していきます。

オーストラリアの次期汎用フリゲート選定:日本とドイツの競争

オーストラリアの新フリゲート、誰が作る?

ドイツか日本

本章では、オーストラリアの次期フリゲート選定の背景と、日本とドイツが最終候補に残った経緯について解説します。

防衛省、もがみ型が豪次期フリゲートに選ばれれば海外移転を認める

公開日:2024/11/29

防衛省、もがみ型が豪次期フリゲートに選ばれれば海外移転を認める

✅ オーストラリア海軍の次期汎用フリゲート「Project Sea 3000」の調達において、日本のもがみ型護衛艦の能力向上型である令和6年度型護衛艦(06FFM)が最終候補に残った。

✅ 日本はオーストラリアに06FFMの共同開発・生産を提案し、選ばれれば防衛装備移転三原則に従い、完成品、部品、技術情報の移転を認める。

✅ オーストラリアが06FFMを選定した場合、7番艦以降はオーストラリア独自の仕様に変更される可能性があり、共同開発・生産という表現が使われている。

さらに読む ⇒航空万能論出典/画像元: https://grandfleet.info/japan-related/ministry-of-defense-to-approve-overseas-transfer-of-mogami-class-frigates-if-selected-for-australias-next-fleet/

日本の06FFMが選ばれれば、防衛装備移転三原則に基づき、完成品、部品、技術情報の移転が認められます。

共同開発・生産となれば、オーストラリア独自の仕様への変更も視野に入りますね。

オーストラリアは、老朽化したアンザック級フリゲートの後継として、新しい汎用フリゲートを導入するプロジェクト「Project Sea3000」を進めています

当初はドイツ、スペイン、日本、韓国の企業が候補に挙がっていましたが、オーストラリアの安全保障委員会は、スペインと韓国の企業を除外することを勧告し、最終候補はドイツのTKMSと日本の三菱重工業に絞られました。

日本は、もがみ型護衛艦の能力向上型である令和6年度型護衛艦(06FFM)を提案しており、オーストラリアとの共同開発・生産を希望しています。

日本政府は、防衛装備移転三原則に従い、完成品、部品、技術情報の移転を認めるとしています。

なるほど、オーストラリアが新しいフリゲート艦を導入するにあたり、日本とドイツが最終候補として競っているんですね。共同開発・生産となれば、日本の技術がオーストラリアに活かされる可能性もあるんですね!

日本とドイツの強みと弱み:政治的な判断が鍵を握る

オーストラリアはどの国の護衛艦を選ぶ?

政治的な判断次第です

本章では、日本とドイツの提案するフリゲート艦の性能を比較し、それぞれの強みと弱みを分析します。

最終的に、オーストラリアが重視するポイントは何か、考察します。

もがみ型」が豪新型艦計画の最終候補、現地報道総額兆円超、ドイツと受注争う

公開日:2024/11/08

もがみ型」が豪新型艦計画の最終候補、現地報道総額兆円超、ドイツと受注争う

✅ オーストラリアの次期フリゲート艦建造計画で、日本のもがみ型とドイツのMEKO A-200が最終候補に残った。

✅ もがみ型は、垂直発射システムを搭載し、各種ミサイル運用が可能で、オーストラリアがすでに運用している武器との互換性を持つことから注目されている。

✅ 日本は米国との連携に加え、オーストラリアとの関係強化を図る狙いがある一方、戦艦輸出経験が限られているため、実績面で不安視されている。

さらに読む ⇒世界と繋がるミレニアル世代に向けて、国際的な視点・価値観・知性を届けるメディアです。出典/画像元: https://newsphere.jp/world-report/20241108-1/

もがみ型護衛艦は、垂直発射システムを搭載し、多様なミサイル運用能力を持っています。

オーストラリアがすでに運用している装備との互換性も魅力ですね。

政治的な判断が最終的な結果を左右する、というのは興味深いですね。

オーストラリアが、もがみ型護衛艦を選択した場合、豪日間の共同作戦能力と防衛産業基盤の強化に役立つと指摘されています。

しかし、ドイツは防衛装備品の輸出に慣れている一方、日本は現地建造の経験や豪産業界への直接・間接投資といった面で劣勢にあるため、通常の入札では不利になる可能性があります。

オーストラリアが、AUKUSのような安全保障分野における関係強化や汎用フリゲートの調達・運用を通じた最先端技術分野での提携を重視するならば、日本が受注の可能性が高くなるでしょう。

一方で、軍が比較検討した防衛装備品の評価を政治的な判断で変更することは珍しくなく、ノルウェーのLeopard2A8調達のように、軍の勧告とは異なる機種が選ばれる可能性もあります。

最終的にオーストラリアがどの国の汎用フリゲートを選択するかは、政治的な判断によって決まるでしょう

日本とドイツ、どちらも強みがあって面白いですね!オーストラリアが何を重視するかで結果が変わりそうですね。安全保障と技術提携… 政治的な判断ですか。難しいですね!

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海上自衛隊最新鋭護衛艦「もがみ型」!省人化とステルス性を両立し、豪州との共同開発へ。日本の防衛技術が試される、アジア版NATO構想も視野に、未来を切り開く。