ベネチア 入島税導入でどうなる?観光客と住民への影響は?2024年4月より日帰り観光客に入場料徴収開始!
ベネチア観光に新ルール! 2025年より日帰り観光客は入島税が必須に。早めの予約で€5、直前だと€10。旧市街エリアが対象で、オンラインで支払い&QRコード取得が必須。宿泊者は免除申請を忘れずに! 対象日は4月~7月の金土日。美しいベネチアを守るための、協力をお願いします。
💡 ベネチアでは、オーバーツーリズム対策として日帰り観光客から入島料を徴収する制度が導入されました。
💡 入島料は、旧市街エリアに日帰り観光する際に適用され、事前にオンラインでの支払いまたは登録が必要です。
💡 入島料導入に対し、地元住民からは移動の自由への制限や観光客抑制効果への疑問の声が上がっています。
それでは、ベネチアのオーバーツーリズム対策、入島税導入について、詳しく見ていきましょう。
ヴェネツィアの入場料導入
ヴェネツィアはいつから日帰り観光客に料金を課し始めたの?
2024年4月
本日は、ベネチアのオーバーツーリズム対策についてご紹介いたします。
まずは、2024年4月に導入された日帰り観光客向けの入島料制度についてです。
公開日:2024/05/10

✅ ベネチアでは、オーバーツーリズム対策として、日帰り客に5ユーロの入場料を徴収する制度が導入されました。この制度は、7月までのトライアルで、29のピーク日に適用されます。
✅ この制度に対して、地元住民から抗議の声が上がっており、入場料に反対する約500人が街頭でデモを行いました。住民들은入場料が移動の自由を制限し、十分な観光客の抑制効果がないと主張しています。
✅ 観光客の数はコロナ禍の低水準から回復しており、世界中の都市でオーバーツーリズム対策が課題となっています。ベネチア以外にも、アムステルダムではクルーズ船の入港禁止、富士山では観光客向けの黒い幕の設置など、さまざまな対策が実施されています。
さらに読む ⇒|ビジネスインサイダージャパン出典/画像元: https://www.businessinsider.jp/article/286432/入場料導入は、観光客の集中を緩和し、より快適な観光体験を提供することを目指しています。
しかし、地元住民からは、移動の自由を制限するのではないか、という懸念の声も上がっていますね。
2024年4月より、ヴェネツィアは日帰り観光客に対して、オーバーツーリズム対策として入場料を徴収し始めました。
入場料は、午前8時30分から午後4時の間にヴェネツィアの指定された地区に入場する日帰り観光客に課せられます。
ただし、ヴェネツィアのホテルに1泊以上滞在する人や14歳未満の子供、ヴェネツィアおよびヴェネト広域地域の居住者とその親族は対象外です。
また、2025年からは、入場料は4日前までに支払うと1人1日5ユーロ、4日前以降の支払いは10ユーロとなります。
支払いはクレジットカードやPaypalが可能です。
入場料は、旧市街エリア(ヴェネツィア本島)に適用され、ムラーノ島、ブラーノ島、トルチェッロ島などの島は対象外となります。
ただし、これらの島へのアクセスには、旧市街エリアを経由することが多いため、入場料を支払う必要があることに注意が必要です。
なるほど、ベネチアもついに…って感じですね。他の観光地でも似たような対策が増えてますし、時代の流れですかね。
ベネチア入島税の導入
ベネチアへの日帰り観光客はいつから入島税を払う必要がある?
2025年4月18日から
続いて、入島税の詳細についてご紹介いたします。
日帰り観光客が対象で、支払いはオンラインで行います。
2024年とは異なり、2025年は対象日が増加する見込みです。

✅ ヴェネチアはオーバーツーリズム対策として、2024年4月25日から日帰り観光客向けに入島税を導入しました。税金は1日5ユーロ(約830円)で、対象エリアは旧中心部のみです。
✅ 入島税は、毎日徴収されるわけではなく、観光客の多い日にのみ適用されます。2024年の対象日はウェブサイトで確認できます。
✅ ヴェネチア本島に宿泊する場合は入島税は免除されますが、宿泊費とは別に観光税が徴収されます。入島税の支払いは専用サイト、タバコ屋、主要スポットで行うことができます。
さらに読む ⇒ニュース出典/画像元: https://news.goo.ne.jp/article/yokka/trend/yokka-italy-venice-entry-tax.html入島税は、観光客だけでなく、ヴェネツィアの環境保全にも貢献することを目指しているようです。
ただ、対象日や支払い方法など、事前にしっかりと確認しておく必要がありそうですね。
2025年4月18日から7月27日までの54日間、ベネチア市は日帰り観光客向けの入島税を導入しました。
料金は到着日の4日前までの予約で5ユーロ、3日前からの予約で10ユーロ(15歳以上)です。
支払いはVeneziaUnicaの公式サイトでクレジットカードまたはPayPalで行い、前日までキャンセルが可能です。
入島税はベネチア旧市街への日帰り観光客が対象で、リド島、ムラーノ島、ブラーノ島など旧市街以外への訪問者は不要です。
また、ホテル宿泊者は支払いは不要ですが、公式サイトへの登録は必要です。
事前にウェブサイトで確認できるのは助かりますね。家族旅行だと、色々準備があるので、事前に調べておけるのはありがたいです。
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2025年4月、ヴェネツィア観光に新ルール!日帰り旅行者は€5〜€10の入島税が必要。オンライン事前支払いでお得に!宿泊者は免除申請を忘れずに。