補陀洛山寺の立春大護摩供星祭とは？宇宙への願いも込められたお祭りとは？那智勝浦町 補陀洛山寺 立春大護摩供星祭
和歌山・那智勝浦町の補陀洛山寺で、一足早い節分祭「立春大護摩供星祭」が開催！住職がロケット打ち上げ成功も祈願。千手観音を祀る古刹で、護摩焚きや豆まきが行われました。観音浄土を目指した歴史を持つ寺院で、秘仏の本尊は年に数回開帳。御朱印も授与。
💡 和歌山県那智勝浦町の補陀洛山寺で行われた立春大護摩供星祭について紹介します。
💡 本尊の開帳、護摩焚き、読経、豆まきなどの行事が行われました。人々の平穏無事や宇宙への願いが込められています。
💡 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部であり、秘仏である三貌十一面千手千眼観世音菩薩立像も公開されます。
それでは、まず立春大護摩供星祭について詳しく見ていきましょう。
立春大護摩供星祭：平和と宇宙への願い
那智勝浦町の寺で行われた節分前のお祭りは？
立春大護摩供星祭
和歌山県那智勝浦町の補陀洛山寺では、1月27日に立春大護摩供星祭が開催されました。
豆まきでは多くの願いが込められ、今年の発射を祈願しました。
✅ 和歌山県那智勝浦町の補陀洛山寺では、通常の節分より一週間早い1月27日に「立春大護摩供星祭」が開催され、豆まきなどの行事が行われた。
✅ このイベントは、本尊の開帳、護摩焚き、読経などが行われた後、住職による「七難即滅、七福即生」「福は内、鬼は外」のかけ声とともに豆まきが行われる。
✅ 今年の豆まきは、参拝者の平穏無事、世界の平和、そして昨年打ち上げられたロケットカイロスが今年無事に宇宙へ発射されることを祈念して行われた。
さらに読む ⇒紀伊民報｜和歌山県のニュースサイト出典/画像元: https://www.agara.co.jp/article/456294無事に開催され、多くの参拝者が訪れたようですね。
様々な願いが込められた豆まきは印象的です。
ロケットカイロスの宇宙発射を祈願するというのは、現代的で面白いですね。
和歌山県那智勝浦町の補陀洛山寺では、節分（2月2日）より一週間ほど早い1月27日に「立春大護摩供星祭」が営まれました。
この祭りは、約100人の参拝者が訪れ、高木智英住職（42）らが読経や護摩焚きを行った後、本堂前に設けられたやぐらの上から豆まきが行われました。
高木住職は、参拝者たちの平穏無事、世界の平和、そして昨年成功を祈願したロケットカイロスの今年の宇宙発射を祈念しました。
へえ、ロケットの打ち上げを祈願するなんて珍しいですね！世界の平和と合わせて、なんだかスケールが大きいお祭りですね。
補陀洛山寺の悠久の歴史
補陀洛山寺はどんな歴史を持つ寺院？
仁徳天皇開山、補陀洛渡海の拠点
補陀洛山寺では、秘仏である御本尊が特別開帳されます。
平安時代後期の作で国の重要文化財にも指定されているとのことです。
公開日:2024/08/26
✅ 和歌山県那智勝浦町の補陀洛山寺では、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録20周年を記念して、通常は年3回しか公開されない秘仏御本尊・三貌十一面千手千眼観世音菩薩立像が、2024年9月1日(日)から11月30日(土)まで毎日開帳されます。
✅ 御本尊は平安時代後期の作で、国の重要文化財に指定されています。
✅ 開帳期間中は、本堂にて御本尊の拝観に加え、内陣や那智参詣曼荼羅の解説も受けられます。
さらに読む ⇒仏像ニュース御開帳情報出典/画像元: https://butsuzo.mokuren.ne.jp/2024/08/26/fudarakusanji20240911/歴史を感じさせるお寺ですね。
年に数回しか開帳されない秘仏が見られるのは貴重な機会ですね。
本堂での解説も興味深いです。
補陀洛山寺は、仁徳天皇の時代に開山された古刹で、観音浄土である補陀洛山を目指す「補陀洛渡海」の拠点として、平安時代から江戸時代にかけて多くの人々が旅立ちました。
江戸時代には大伽藍を有していましたが、台風により倒壊し、現在はその跡地に平成2年に再建された本堂があります。
本尊は秘仏の三貌十一面千手千眼観世音菩薩で、年に数回開帳されます。
御朱印は、圓通殿（補陀洛山寺）にて拝観時間内に受け付けており、通信販売は行っておりません。
うわー、これは絶対に行きたい！歴史好きの私にはたまらない情報です。御朱印も忘れずにいただきたいな。
次のページを読む ⇒
観音浄土へ旅立った霊場、補陀洛山寺。秘仏のご本尊が安置され、御朱印も授与。歴史と信仰が息づく場所へ、ぜひお参りください。