海自最新鋭護衛艦「もがみ」型と新型FFM計画とは？オーストラリア次期フリゲート選定を徹底解説！（？マーク）新型FFMとオーストラリア海軍次期フリゲート選定の行方

新型FFMの技術的優位性とライフサイクルコスト戦略

新型FFMの技術的優位性と、ライフサイクルコスト戦略に注目です。

ＭＨＩ Family of FutureＭulti

✅ 三菱重工は、PACIFIC 2019で、海上自衛隊の将来フリゲート構想に基づいたOPV（哨戒艦）とDDG（ミサイル護衛艦）の設計を発表しました。

✅ 発表されたDDGは、FMFフリゲートの拡張版で、最大8,500トンの排水量と最大160メートルの全長を持ち、64基のVLSセルと将来的なレーザー兵器システムを搭載する計画です。

✅ 一方、OPVはFMFフリゲートの短縮版で、1,500〜2,000トンの排水量、85〜100メートルの全長を持ち、海軍向けと沿岸警備隊/海上巡視隊向けの2種類が提案されています。

さらに読む ⇒mission Frigate/重工 新型ミサイル護衛艦 : Ddogのプログレッシブな日々＠ライブドアブログ出典/画像元: https://ddogs38.livedoor.blog/archives/21085322.html

ステルス性や多機能性、そしてLCCの削減など、新型FFMは非常に魅力的な艦艇ですね。

三菱重工の戦略にも注目です。

新型FFMは、ステルス性を重視した設計と、多様な任務に対応できる多機能性が特徴です。

省人化と自動化により、少数の乗員で運用可能であり、運用コストの削減に貢献します。

防衛装備庁によると、新型FFMは長期運用と省人化により、LCCで通常艦より30%安くなるという試算が出されています。

三菱重工業は、価格比較を単純に見るのではなく、運用・維持費を含めたライフサイクルコスト全体での競争力を強調しています。

防衛装備庁は、価格だけでなく、価格に見合った価値、つまり運用効果が重要であると強調し、装備移転円滑化基金を活用して価格負担を軽減する努力をしています。

ライフサイクルコストという視点も、とても重要ですね。運用コストまで考慮されているのは素晴らしいです。

オーストラリア海軍の要求と各提案の比較

オーストラリア海軍の要求と、各提案の比較は興味深いですね。

海外メディア、武器輸出に消極的な日本政府がフリゲート艦の豪輸出に熱心

公開日:2024/12/06

✅ オーストラリアのフリゲート艦調達計画（Project Sea 3000）は、推定100億豪ドル規模で、日本のもがみ型護衛艦が最終候補に残っており、国際的な注目を集めている。

✅ オーストラリアは、ドイツのMEKO A-200/A-210と日本の06FFM（もがみ型護衛艦）を比較検討しており、戦闘システムやレーダーの統合よりも、艦艇の早期取得を優先する方針を示唆している。

✅ 日本政府はオーストラリアへの艦艇輸出に積極的であり、Defense Newsは、オーストラリアが米国の次に日本との戦略的パートナーシップを重視していると報じている。

さらに読む ⇒航空万能論GF出典/画像元: https://grandfleet.info/japan-related/japanese-government-reluctant-to-export-arms-keen-to-export-frigate-to-australia/

オーストラリア海軍は、早期取得を重視しているようですね。

新型FFMが、日本とのパートナーシップを重視するオーストラリアにとって、有力な選択肢となる可能性は高いでしょう。

オーストラリア海軍の次期フリゲート選定においては、Saab製戦闘システム（9LV）や国産レーダー（CEA）の統合が要求要件から外されるなど、取得スケジュールの優先が重視されています。

MEKOA-200は、オーストラリア海軍での運用経験があり、MEKOA-210は既存設計を踏襲しつつ拡張性を高めていますが、新設計のリスクを伴います。

「もがみ型」の能力向上型である新型FFMは、日本とのパートナーシップを重視する場合に有力とされています。

MEKOA-210は、豪州製のCEAレーダー、Saab製の9LV戦闘システム、Mk.41VLS、NSMランチャー、CIWS、20kw相当のレーザー兵器などを統合し、USV運用や大型ミッションベイ、ISOコンテナ搭載スペースを備えています。

TKMSは、A-210の発電・冷却能力がレーザー兵器の要求水準を上回っていると説明しています。

取得スケジュールの優先度が高いのですね。各国の思惑が交錯しているように見えます。

未来への展望：「もがみ」型の進水と防衛装備輸出の可能性

「もがみ」型の進水と、防衛装備輸出の可能性に期待が高まりますね。

最新鋭護衛艦「もがみ」型がオーストラリア海軍に採用!? 次期フリゲート計画を巡り日独が一騎打ち

✅ 海上自衛隊の新型護衛艦「もがみ」型の10番艦が進水し「ながら」と命名された。同型艦はステルス性に配慮したデザインで、ハイペースで建造が進んでいる。

✅ オーストラリア海軍の次期フリゲートの最終候補に「もがみ」型が選ばれ、日本とオーストラリアによる共同開発の可能性が浮上しており、実現すれば日本の防衛装備輸出の初の事例となる。

✅ オーストラリアは大規模な水上戦闘艦増強計画を発表し、中国の脅威に対応するため戦力倍増を目指している。「もがみ」型は、多機能性と省人化が特徴で、対潜・対空・対水上戦闘に加え、機雷戦能力も備えている。

さらに読む ⇒Motor-Fan総合TOP出典/画像元: https://motor-fan.jp/mf/article/286599/

もし「もがみ」型がオーストラリア海軍に採用されれば、日本の防衛装備輸出の大きな一歩となりますね。

今後の展開に注目です。

2024年12月19日には、「もがみ」型護衛艦10番艦「ながら」の進水・命名式が行われ、「もがみ」型のその後の活躍に期待が高まっています。

もし「もがみ」型がオーストラリア海軍に採用されれば、日本の防衛装備輸出の初の事例となり、日豪関係の更なる深化に繋がります。

新型FFMは、海上自衛隊の防衛力強化に大きく貢献し、増大する海外活動と日本近海での警戒監視任務に対応します。

少人数での運用を実現することで、長期的なコストメリットを追求し、その価値をアピールしています。

過去の護衛艦建造時にも同様の戸惑いの声がありましたが、慣れの問題も指摘されており、今後の運用に期待がかかります。

日本の技術力が、世界で認められることを期待したいですね。日豪関係の更なる発展にも繋がるといいですね！

本日は、新型護衛艦「もがみ」型と、オーストラリア海軍の次期フリゲート選定についてご紹介しました。

今後の展開に期待しましょう。