新型護衛艦FFMとは？最新技術とコスト高騰、国際展開の行方を探る！（新型FFM、海上自衛隊、護衛艦）？海上自衛隊新型護衛艦FFM：能力向上と国際戦略

建造計画とコストの高騰

海上自衛隊の新型護衛艦「くまの」が進水し、多機能護衛艦（FFM）という新コンセプトが示されました。

島嶼防衛を主な任務とし、機雷戦機能も兼ね備えています。

海上自衛隊：新型・多機能護衛艦（FFM）「くまの」進水、通常の護衛艦機能に機雷戦能力をプラス

✅ 海上自衛隊の新型護衛艦「くまの」が進水。多機能護衛艦（FFM）という新コンセプトで、沿岸警備と機雷戦機能の兼備を目指している。

✅ FFMは、従来の護衛艦の機能を持ちつつ、機雷の掃討能力も備えた護衛艦。島嶼防衛を主な任務とし、2022年3月の就役を目指している。

✅ 「くまの」は全長133m、排水量3900トンで、ステルス性能とコンパクト化が図られている。ガスタービンとディーゼルエンジンを組み合わせたCODAG推進方式を採用。

さらに読む ⇒Motor-Fanモーターファン出典/画像元: https://car.motor-fan.jp/article/10017647

建造費の高騰は気になりますが、防衛力強化のためには必要な投資かもしれません。

今後の建造計画の行方を見守りたいと思います。

防衛省は、5年間で12隻の新型FFMを建造する予算を確保しており、2024年度に2隻、2025年度に3隻の建造費が計上されています。

1番艦は2025年度に起工され、2028年度に就役予定で、2032年度に全12隻が揃う見込みです。

この建造ペースは、9年間で12隻を建造したもがみ型護衛艦よりも速くなっています。

建造費は、世界的な物価上昇による部材費の高騰、技術変更、円安による輸入品価格の上昇などにより、1隻あたり約1049億3000万円と、既存のもがみ型護衛艦の2倍以上となっています。

2025年度防衛予算案では、過去最大の8兆7005億円が閣議決定されました。

物価高騰は仕方ないとしても、1隻1000億円超えはちょっと驚きですね。でも、日本の安全を守るためなら、必要なのかもしれませんね。

国際的な展開と戦略的背景

日本政府は、オーストラリアの汎用フリゲート導入に関し、三菱重工業などと非公式協議を開始しました。

もがみ型ベースの艦艇共同開発を検討中です。

日本も豪海軍のフリゲート調達に参戦、もがみ型ベースの艦艇開発を検討

公開日:2024/05/07

✅ 日本政府は、オーストラリアの汎用フリゲート導入に関し、三菱重工業などと非公式協議を開始し、もがみ型ベースの艦艇共同開発を検討しています。

✅ オーストラリアは汎用フリゲートの導入を計画しており、ドイツ、スペイン、韓国、日本などが候補に挙がっています。日本は豪政府の要求を踏まえ、共同開発を提案する見込みです。

✅ 日本が受注競争で勝つためには、海外での防衛事業経験やプロジェクト管理能力を持つ企業との連携が重要となる可能性があります。

さらに読む ⇒航空万能論GF出典/画像元: https://grandfleet.info/japan-related/japan-also-participates-in-frigate-procurement-for-the-australian-navy-considering-development-of-vessels-based-on-mogami-class/

オーストラリアとの連携は、日本の防衛産業にとって大きなチャンスですね。

輸出も視野に入れているとのことで、今後の展開に期待したいです。

三菱重工は、長崎造船所と玉野本社工場で年間に最大3隻の艦艇建造能力を持ち、オーストラリア政府が導入を計画している新型フリゲート11隻の受注獲得を目指しています。

オーストラリア政府は年末までに三菱重工の新型FFMか、ドイツのTKMSのMEKOA-200型フリゲートのいずれかを選択する予定で、最初の3隻は日本またはドイツで建造され、残りの8隻はオーストラリアで建造される可能性があります。

新型FFMの建造は、オーストラリアとの連携強化による中国への対抗という戦略的背景を持ち、輸出も視野に入れています。

すごい！日本製の護衛艦が海外でも活躍する姿を見てみたいですね。日本の技術力、世界に誇れますね！

新型FFMの役割と将来展望

現代の艦艇は、ステルス性を重視し多機能化が進んでいます。

新型護衛艦『もがみ』(FFM)もその流れに沿い、独自の進化を遂げています。

新型護衛艦FFMは「海自の覚悟が現れた存在」 海事ライターが熱弁

公開日:2024/02/27

✅ 現代の艦艇は、ステルス性を重視し、多機能化が進んでおり、海上自衛隊の新型護衛艦『もがみ』(FFM)もその流れに沿っている。

✅ FFMは、同時建造によるコスト削減、民間商船のシステム導入による利便性の向上、掃海機能の付与によるマルチロール化、そしてタグボートなしで接岸できるサイドスラスターの搭載など、独自の進化を遂げている。

✅ FFMは、海自が防衛を変革しようとする覚悟の表れであり、運用しながら戦力化を図ることで、今後の評価が注目される。

さらに読む ⇒MAMOR-WEB出典/画像元: https://mamor-web.jp/_ct/17628960

新型FFMは、南西諸島防衛の主力となる多機能護衛艦です。

今後の海自の戦力の中核として、その役割を担うことになりますね。

新型FFMは、もがみ型護衛艦に代わるもので、南西諸島防衛の主力となる多機能護衛艦としての役割を担います。

新型FFMは、ミサイル管制能力の強化、長射程ミサイルの搭載、探知能力向上型ソーナーシステムの採用により、対空・対潜戦能力を向上させることを目指しています。

海上自衛隊は、もがみ型護衛艦の調達を12隻で打ち切り、13隻目以降は新型FFMに切り替える予定です。

なるほど、日本の安全を守るために、様々な取り組みがされているんですね。これからも日本の技術力に期待しています！

本日は、新型護衛艦FFMについてご紹介しました。

最新技術、建造計画、国際的な展開、そして将来展望と、様々な視点から解説しました。

今後の活躍に期待しましょう。