日本の最果ての島、沖ノ鳥島と南鳥島ってどんな場所?日本の領土と資源を守るために?日本の最東端・最南端の島とその周辺海域の重要性
日本の未来を担う、絶海の孤島「沖ノ鳥島」と「南鳥島」。日本の領土とEEZを守る要として、その重要性と課題に迫る。国際的な駆け引き、自然環境、生態系の謎、そして未来への展望。詳細な調査と保全活動を通して、海洋権益を守り、持続可能な未来を拓くための挑戦を描く。
絶海の孤島、厳しい環境との闘い~観測施設の建て替え~
沖ノ鳥島の施設建て替え、総工費と完成予定は?
総工費130億円、2020年度完成予定。
絶海の孤島、沖ノ鳥島の厳しい環境との闘いと、観測施設の建て替えについてです。
老朽化した観測施設の建て替え工事の詳細と、その背景にある国際的な駆け引きについて解説します。
公開日:2016/04/26

✅ 日本の最南端に位置する沖ノ鳥島の観測施設が老朽化のため建て替えられ、130億円を投じて監視機能が強化される。
✅ 沖ノ鳥島は日本のEEZの基準点であり、軍事戦略上の要衝でもあるが、中国はEEZ設定の根拠となる「島」ではなく「岩」だと主張し、今回の工事にも反発が予想される。
✅ 南シナ海での中国の人工島建設を鑑み、中国はストレートな批判が難しい状況だが、尖閣問題と関連付けて日本を非難する可能性があり、日中両国にとって戦略的に重要な位置を占めている。
さらに読む ⇒まぐまぐ! - 読みたいメルマガ、きっと見つかる。出典/画像元: https://www.mag2.com/p/news/147329沖ノ鳥島のような過酷な環境での工事は大変そうですね。
監視機能の強化も重要ですが、中国の反応も気になるところです。
沖ノ鳥島を取り巻く自然環境と、その保全への取り組み。
沖ノ鳥島は厳しい自然環境にあり、台風による巨大波浪が想定されるため、安全な施設の建設には外洋型港湾施設並みの強度が必要です。
そのため、防波堤の建設や水理実験による波浪低減対策が重要となります。
このような状況下で、沖ノ鳥島では新たな観測施設の建て替え計画が進んでいます。
総工費130億円をかけて2020年度の完成を目指し、監視機能の強化も図られます。
日本は沖ノ鳥島を「島」として保持するため、護岸工事やサンゴ礁活性化による「自然の力による造成」を進めています。
この施設の建て替えは、日中の領海争いに再び火をつける可能性もありますが、中国は南シナ海での人工島建設という前例があるため、直接的な批判を控える可能性があります。
130億円もかけて、監視機能を強化するんですね。すごいですね。でも、中国が文句を言うかもしれないって、ちょっと嫌ですね。
深海の謎を解き明かす~生態系調査の最前線~
沖ノ鳥島の生態系調査、何が重要?深海の謎に迫る調査とは?
多様な調査で、豊かな海域資源の解明。
沖ノ鳥島周辺の深海の謎を解き明かす、生態系調査の最前線についてです。
沖ノ鳥島周辺の低次生態系を解明するための調査について見ていきましょう。

✅ 沖ノ鳥島周辺の低次生態系を解明するため、多層曳きが可能な大型ネット(IONESS)を用いた調査を実施し、魚類仔稚魚の採集と層別分布を調べました。
✅ 調査の結果、夜間と昼間で種類や採集量に違いが見られ、ヨコエソ科、ハダカイワシ科、ギンハダカ科の仔稚魚が全体の80%以上を占め、大型魚類の餌としての役割が示唆されました。
✅ 水温が高いほど仔稚魚の生物量が増加し、メバチなどの有用水産種やカツオ・マグロ類の餌となる魚類が確認され、今後の資源管理への活用が期待されます。
さらに読む ⇒東京都島しょ農林水産総合センター出典/画像元: https://www.ifarc.metro.tokyo.lg.jp/archive/26,20567,52,501.html様々な調査手法を組み合わせることで、深海生態系の解明を目指しているのですね! 63種類もの生物を発見したというのは、すごいですね。
今後の研究成果にも期待です。
沖ノ鳥島周辺海域の生態系の謎に迫る調査。
沖ノ鳥島周辺海域は、豊富な漁場や資源の可能性を秘めており、日中両国にとって戦略的に重要です。
この海域の生態系を解明するため、様々な調査が実施されています。
株式会社いであは、海底地形調査、AUV(自律型無人潜水機)による海底観察、環境DNA調査、採泥調査、生物調査を実施し、多様な調査手法を組み合わせることで、深海を含む複雑な生態系の解明を目指しています。
特に、AUVの画像解析と環境DNA調査の組み合わせは、効率的な生物相把握に貢献しています。
2022年度の調査では、海底地形の詳細なデータ取得に加え、63種類の生物を確認し、日本未記録のチョウチンハダカ属を発見しました。
2023年度には、採泥調査と生物調査を加え、沖ノ鳥島周辺海域の最浅部150mから最深部3200mまでの広範囲な情報を収集しています。
これらの調査は、生物多様性の維持と沖ノ鳥島周辺海域の利活用に向けた重要な基礎資料となり、ROV調査などの更なる調査手法の導入により、更なる知見の獲得が期待されています。
へえー、深海って、すごいですね。色んな生物がいるんですね。未発見の生物を見つけるなんて、ロマンがありますね!
未来への展望と課題
沖ノ鳥島の未来は?何が重要?
保全と活用、国際的駆け引きへの対応。
未来への展望と課題について触れていきます。
沖ノ鳥島を巡る国際的な問題、そしてその現状と今後の展望について解説します。

✅ 日本は大陸棚限界委員会(CLCS)の勧告を受け、沖ノ鳥島を基点とする四国海盆海域の大陸棚延長を認められたが、九州パラオ海嶺南部海域については勧告が先送りとなった。
✅ 中国は沖ノ鳥島が排他的経済水域(EEZ)や大陸棚を持たないと主張し、日本の大陸棚延長に反発。沖ノ鳥島を戦略的要衝と見なし、自国の防衛ラインへの影響を懸念している。
✅ 中国はEEZ内での他国の軍事活動を認めない立場を取っており、沖ノ鳥島が「島」と認められることで自国の海軍行動が制約されることを警戒。南シナ海での人工島造成とのダブルスタンダードも指摘されている。
さらに読む ⇒ホーム | 笹川平和財団 - THE SASAKAWA PEACE FOUNDATION出典/画像元: https://www.spf.org/oceans/analysis_ja02/b120626.html沖ノ鳥島の未来は、国際的な駆け引きによって大きく左右されるのですね。
経済活動拠点の建設や資源探査など、今後の展開に注目したいと思います。
未来への展望と課題。
沖ノ鳥島は、EEZの設定、軍事戦略上の要衝としても重要であり、その保全と活用が急務です。
経済活動拠点となる施設の建設や、海洋気象観測基地、資源探査、深層水利用施設の設置など様々な活用法が考えられます。
しかし、沖ノ鳥島を巡る国際的な駆け引きは今後も続くと予想され、その法的地位を巡る議論は、日本の領土と海洋権益を守る上で重要な課題です。
中国の対応や、南シナ海での人工島建設という前例、そして日本の今後の対応が、この地域の未来を大きく左右することになるでしょう。
沖ノ鳥島、色んな意味で、すごく重要な場所なんですね。日本の未来がかかっていると言っても過言ではないですね。
本日は、日本の最東端・最南端の島である沖ノ鳥島と南鳥島についてご紹介しました。
これらの島々の持つ重要性と、今後の課題について理解を深めることができました。
💡 沖ノ鳥島と南鳥島は、日本のEEZと資源を守る上で重要な島であり、国際的な駆け引きの対象となっています。
💡 中国との領有権争いは、日本の領土と海洋権益に大きな影響を与えています。
💡 沖ノ鳥島周辺の生態系調査や、観測施設の建て替えなど、資源保全と研究活動が進んでいます。