「もがみ」型護衛艦とは?ステルス性能と多機能性を両立した海上自衛隊の最新鋭護衛艦の秘密とは?FFM(フリゲート)のステルス技術と国際協力
海上自衛隊の最新鋭護衛艦「もがみ」型。ステルス性能を追求した革新的な設計で、敵のレーダーから身を隠し、多様な任務に対応します。コンパクトながらも高い戦闘能力を誇り、最新技術で強化された改良型はオーストラリア海軍も採用。日英の防衛協力の象徴として、その技術は世界へ。防空、対潜、対艦ミサイルを搭載し、日本の防衛技術の粋を集めた一翼を担う存在です。
艦内の構造と改良型の開発
新型FFM、どんな能力が強化される?
防空・機雷戦・電子戦能力向上、トマホークも!
海上自衛隊は、省人化と更なる多機能性を目指し、改良型の新型FFMの開発を進めています。
新型FFMの構造と、その進化について見ていきましょう。
そして、その背後にある戦略についても迫ります。
公開日:2023/09/24

✅ 海上自衛隊は、省人化と多機能性を目指し、中国海軍に対抗するため、新型FFM(フリゲート)12隻を建造する。これは、既存の「もがみ型」12隻と合わせて計24隻のフリゲート戦力となる。
✅ 新型FFMは、基準排水量が「たかなみ型」を超えるほど大型化し、多機能レーダーやVLS(ESSM対空ミサイル、アスロック対潜ミサイル搭載予定)を装備するなど、防空能力と継戦能力を強化する。
✅ 乗員環境改善のため、半個室のベッドやWi-Fiを導入するなど、生活環境が向上。さらに、オーストラリアも「もがみ型」をベースにしたフリゲートを導入するなど、その能力と量産性が評価されている。
さらに読む ⇒海洋国防アカデミー出典/画像元: https://kaiyoukokubou.jp/2023/09/24/shingata-ffm/改良型の新型FFMは、既存の「もがみ」型をベースに、さらに性能を向上させているのですね。
多機能ソナーやVLSの搭載など、防空能力の強化も図られているとのこと。
今後の活躍に期待ですね。
「もがみ」型は、艦長、砲雷長、船務長、掃海長といった担当者で運用され、フラットな前甲板、ステルス性を考慮した側面、コンテナやボート格納スペース、統合レーダーマスト、各種格納庫、居住区画などを備えています。
運用を通じて得られた知見を活かし、改良型の「新型FFM(艦名未定)」の建造が進められており、基準排水量の増加、多機能ソナーやVLS(24〜32セルと推測)の搭載、ESSM対空ミサイルやアスロック対潜ミサイルの配備などが想定されています。
新型FFMは、防空・機雷戦・電子戦能力の向上、更にはトマホーク巡航ミサイルの運用も視野に入れられています。
なるほど、既存の技術を活かしつつ、どんどん進化させていくんですね!乗員の生活環境も改善されてるみたいで、これは嬉しいですね!ますます頼もしくなりそうです。
オーストラリアによる「もがみ」型フリゲートの導入と国際協力
オーストラリア海軍次期フリゲートは何型?いつ配備?
もがみ型フリゲート。2029年日本で引き渡し。
「もがみ」型は、その高い性能と多機能性から、国際的にも高く評価されています。
オーストラリアによる導入決定は、その証拠と言えるでしょう。
国際協力の現状について詳しく見ていきましょう。
公開日:2025/08/05

✅ オーストラリア政府は、次期汎用フリゲートとして、三菱重工業の「もがみ」型護衛艦の能力向上型である令和6年度型護衛艦(4,800トン型)を選定したと発表しました。
✅ 選定は、同護衛艦の実績、技術、対潜・対空・対水上戦などの多機能性、省人化、拡張性などが評価された結果です。
✅ 日豪の企業がプログラムに参画することで、両国の科学技術分野の人材育成や防衛産業基盤の強化が期待されています。
さらに読む ⇒日本の防衛と安全保障の今を伝える|[J ディフェンス ニュース]出典/画像元: https://j-defense.ikaros.jp/docs/mod/003622.htmlオーストラリアが「もがみ」型を採用したことは、非常に大きなニュースですね。
性能、実績、拡張性など、あらゆる面で評価された結果なのですね。
今後の日豪の防衛協力も楽しみです。
オーストラリアは、海軍の水上戦闘艦隊の近代化を加速させるため、日本の三菱重工業が提案した能力向上型「もがみ型フリゲート」を次期フリゲートの優先プラットフォームに選定しました。
この決定は、競争入札の結果であり、オーストラリア国防軍のニーズに迅速に対応できると評価されました。
これにより、長距離航続と32セルの垂直発射システムを備え、対空・対艦ミサイルを搭載し、前連立政権の計画よりも5年早く新型艦艇が配備されることになります。
最初の3隻は日本で建造され、2029年に引き渡し、2030年に運用開始予定です。
残りの建造は、西オーストラリア州ヘンダーソンでの統合が成功すれば、地元で行われる可能性があります。
この決定は、海上貿易ルートと北方の接近路の安全確保に貢献し、オーストラリアの戦略的状況に対応するためのものです。
へぇー、すごい!日本の護衛艦が、海外でも認められてるってことですよね!国際的な協力体制も強化されていくみたいで、なんだかワクワクしますね!
日豪防衛協力の拡大と「もがみ」型の国際的な評価
豪州が選んだ日本のフリゲート艦、その魅力は?
ステルス性、トマホーク搭載、海軍強化!
日本の防衛技術は、国際的な評価を得ており、その輸出も加速しています。
「もがみ」型もその一翼を担っています。
今後の日豪防衛協力の拡大と、その影響について見ていきましょう。
公開日:2025/08/06

✅ オーストラリア政府が、2030年運用開始を目指す海軍の新型フリゲート艦に、三菱重工業製の護衛艦「もがみ型」の改良型を採用することを発表した。
✅ 今回の契約は11隻で最大100億豪ドル(約9500億円)規模となり、日本にとって殺傷能力を持つ艦艇の大型輸出は2例目となり、武器輸出政策が加速する見込み。
✅ 最初の3隻は日本国内で製造、29年納入開始、残り8隻はオーストラリア国内で建造される予定で、三菱重工業は来年の契約締結を目指す。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20250806/ddm/001/030/110000cオーストラリアが「もがみ型」の改良型を導入決定し、日本にとって大型の防衛装備品の輸出となりましたね。
ステルス性に関わる技術が、インドへ移転の話も進んでいるとは、驚きです。
オーストラリア国防相は、次期フリゲート艦新造計画において、三菱重工製の最新鋭護衛艦「もがみ型」改良型11隻を導入することを発表し、日英間の防衛産業協定における最大規模の契約として約60億ドル(約8840億円)の契約となりました。
もがみ型はステルス性能、長距離ミサイル「トマホーク」を発射可能な垂直発射装置を搭載し、国防相は、もがみ型がオーストラリアにとって最良のフリゲート艦であり、海軍の強化に繋がると評価しています。
最初の3隻は日本で建造され、残り8隻は豪州で建造され、2029年に最初の艦を引き渡し、2030年に運用開始予定です。
この決定は、2023年のフィリピンへの防空レーダー輸出に次ぐ、日本にとって2例目の完成品の防衛装備品輸出となります。
また、もがみ型のステルス性に関する技術がインドへ移転する話も進んでいます。
いやー、すごいですね!日本の技術が世界に認められてるって、誇らしいですね!武器輸出の政策も変化していくみたいだし、今後の展開にも注目ですね!
「もがみ」型護衛艦は、日本の防衛技術の粋を集めた素晴らしい船ですね!今後の活躍が楽しみです。
💡 「もがみ」型は、ステルス性能と多機能性を両立した海上自衛隊の最新鋭護衛艦である。
💡 ステルス技術の導入には課題もあったものの、改良を重ね、国際的な評価も高まっている。
💡 オーストラリアへの輸出決定は、日本の防衛技術の国際的なプレゼンスを示すものとなった。