オーストラリア海軍と日本『もがみ型』フリゲート艦導入計画とは?(決定までの経緯と今後の影響)オーストラリア海軍次期フリゲート艦選定プロジェクト、日本との防衛協力の深化
オーストラリア海軍が日本の改良型「もがみ」級フリゲート艦を採用、65億ドルの大型契約を締結!日本初の本格防衛輸出が実現!高性能レーダー、32セルVLS搭載で対空戦闘能力も向上。早期納入を実現する日本の技術力と官民一体の戦略が勝利を呼んだ。日豪防衛協力の深化と、西太平洋における同盟国の海軍力強化に貢献する歴史的転換点。
💡 オーストラリア海軍が、次期フリゲート艦に日本の『改もがみ型』を採用を決定しました。
💡 日本の防衛技術の輸出、日豪防衛協力の新たな一歩となりました。
💡 早期納入と技術力、そして政府を挙げた取り組みが成功の要因です。
それでは、本日の記事の重要ポイントをまとめたものからご紹介いたします。
オーストラリア海軍近代化計画と日本の参入
豪州が選んだ日本の最新鋭フリゲート艦とは?
改良型もがみ級、65億ドル契約。
本記事では、オーストラリア海軍の近代化計画と、日本がどのように関わったのかを詳しく見ていきます。
両国の関係や、今後の防衛協力への影響についても触れていきます。

✅ オーストラリア政府は、日本のもがみ型フリゲートの能力向上型を次期汎用フリゲートとして選定し、水上戦闘艦隊の強化を加速させる。
✅ 最初の3隻は日本で建造され、2029年にオーストラリアに引き渡される予定で、これは前政権の計画より5年早い。残りはオーストラリア国内で建造される可能性がある。
✅ この決定により、海軍の戦闘能力が向上し、今後20年間で西部への防衛能力強化に数百億ドルが投資され、約1万人の雇用が創出される見込み。
さらに読む ⇒Yahoo!ニュース出典/画像元: https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/92edd42ed05c22c9c10b8674138c6ddb9512d730オーストラリア政府による日本製のフリゲート艦導入決定は、両国間の防衛協力における重要な一歩と言えるでしょう。
日本にとっては、防衛産業の活性化、海外輸出の足掛かりにもなります。
オーストラリアは、海軍力の強化を目指し、アンザック級フリゲート艦の後継となる軽フリゲート艦の取得を計画していました。
この計画において、日本が開発した改良型もがみ級フリゲート艦が採用され、65億ドルの契約が締結されました。
この決定は、オーストラリア国防軍の能力要件と戦略的ニーズを満たすものであり、日本にとっては戦後初の大型防衛輸出という、歴史的な出来事となりました。
この決定は、2025年8月4日にオーストラリア政府によって発表され、日豪防衛協力の深化、オーストラリア海軍の強化、そして日本の防衛産業にとって大きな転換点となるものです。
へえ~、日本製の船がオーストラリアで活躍するなんて、なんだかすごいですね! 友好関係が深まるのは良いことだし、今後の展開にも期待したいです。
選考プロセス:競合と評価
次期フリゲート艦、日本に決まった理由は?
建造実績、高性能レーダー、UAV運用能力などが評価。
次に、次期汎用フリゲート艦の選考プロセスについて解説します。
各国の候補艦がどのように評価されたのか、詳しく見ていきましょう。
公開日:2025/08/09

✅ オーストラリア海軍のアンザック級フリゲート後継艦として、日本の改もがみ型護衛艦が選定された。
✅ 選定には、ドイツ、韓国、スペインも参加したが、実績や技術的な問題から脱落し、最終的に日本とドイツの一騎打ちになった。
✅ 改もがみ型は、既に就役しているもがみ型護衛艦を基にしており、大型でUAVやUUV運用能力、多機能レーダー、十分なVLSを備えていることが評価された。
さらに読む ⇒ [email protected]出典/画像元: https://yamaro.info/wordpress/2025/08/09/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E3%81%8C%E6%AC%A1%E6%9C%9F%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%88%E8%89%A6%E3%81%AB%E6%94%B9%E3%82%82%E3%81%8C/選考プロセスでは、各国の技術力や実績が評価されました。
最終的に日本が選ばれたのは、実用化されている艦艇であること、高い性能、そしてオーストラリアのニーズへの合致が大きかったと思われます。
次期汎用フリゲート艦の選定プロセスは、複数の候補艦の中から行われました。
ドイツのMEKO A200型、韓国の大邱級フリゲート、スペインのAlfa3000型が検討されましたが、最終的には日本とドイツが選考に残りました。
大邱級とAlfa3000は早期に選考から外れ、MEKO A200型は、設計の古さ、米国製ミサイルへの対応、A210型の未完成、レーダーの制約などが課題となりました。
一方、日本の改もがみ型は、既に実艦が就役しており、建造実績があること、大型で余裕のある設計、UAV/UUV運用能力、多機能レーダーの搭載、32セルのVLS、長い航続距離などが評価されました。
また、オーストラリア海軍は、航続距離や航洋性能を重視したことも、日本の改もがみ型の選定に有利に働きました。
色々な国の船が候補になっていたんですね! 日本の技術が認められたのは嬉しいです。 性能だけでなく、運用やコストパフォーマンスも重要ですよね。
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日本、オーストラリア海軍の次期護衛艦を受注! 納期遵守と高度性能で選定。官民一体の戦略と、もがみ型改の魅力が勝利を呼んだ!