護衛艦「もがみ」型とは?多機能護衛艦の性能と将来性に対する期待は?海上自衛隊の次世代護衛艦「もがみ」型の全貌に迫る
海上自衛隊の新世代護衛艦「もがみ」型。ステルス性、省人化、多機能性を追求し、対空、対潜、対水上戦、機雷戦に対応。 最新鋭のソナーや無人機を搭載し、少人数での運用を実現。 2027年には全12隻が揃う予定。オーストラリアへの輸出も決定し、日本の防衛技術が世界へ。一方で、省人化による課題も。 日本の海洋防衛を担う「もがみ」型の、進化と未来に注目!
💡 新型フリゲート「もがみ」型は、対空・対潜・対水上戦能力に加え、機雷戦や災害救助など多機能性を備えています。
💡 ステルス性を追求した船体設計、省人化、UUV搭載など、海上自衛隊の新たな挑戦が詰まっています。
💡 建造費高騰、オーストラリアへの輸出など、今後の課題と展望についても触れていきます。
本日は、海上自衛隊の次世代護衛艦「もがみ」型について、様々な角度から詳しく見ていきましょう。
海上自衛隊の新世代護衛艦「もがみ」型の登場
海上自衛隊の新鋭護衛艦「もがみ」型、何がスゴイ?
多機能性、省人化、ステルス性を両立!
海上自衛隊に新たな護衛艦「もがみ」型が登場しました。
FFMという新たな艦種記号が与えられ、多機能性を追求した護衛艦です。
対空、対潜、対水上戦能力に加え、機雷戦にも対応します。
公開日:2025/08/08

✅ 海上自衛隊の新型フリゲート「もがみ」型は、対空・対潜・対水上戦能力に加え、機雷戦や災害救助など多機能性を備え、FFMという新たな艦種記号が付与されています。
✅ 装備面では、近接防御用短距離対空ミサイルSeaRAMや、17式艦対艦誘導弾(SSM-2)を搭載。対潜捜索能力は曳航式ソナーを活用したマルチスタティック作戦を展開します。
✅ 最大の特徴は、他国に例のない対機雷戦能力であり、UUV、無人機雷排除システム、USVの搭載が予定されています。また、SH-60K/L哨戒ヘリコプター1機を搭載し、XバンドのOPY-2多機能レーダーを装備しています。
さらに読む ⇒日本の防衛と安全保障の今を伝える|[J ディフェンス ニュース]出典/画像元: https://j-defense.ikaros.jp/docs/special/003634.html近接防御ミサイルSeaRAMや、17式艦対艦誘導弾を搭載し、高い戦闘能力を誇りますね。
機雷戦能力への対応も大きな特徴で、今後の海上自衛隊の戦力強化に貢献しそうです。
海上自衛隊は、多機能性と省人化をコンセプトとした新世代護衛艦「もがみ」型を導入。
対空、対潜、対水上戦能力に加え、機雷戦に対応する多用途艦として開発されました。
2025年8月時点で8隻が就役しており、2027年には全12隻が揃う予定です。
ステルス性を追求した船体設計、OQQ-11対機雷戦用ソナーシステム、UUVなどの無人機を搭載し、少人数での運用を可能にしています。
乗員数は約90人に削減され、360度監視可能な高感度カメラやフリーアドレス制の採用など、省人化が図られています。
なるほど、多機能で省人化もされているんですね。最新技術が詰め込まれていて、頼もしい限りです。今後の活躍に期待できますね!
「もがみ」型の特徴と能力
「もがみ」型護衛艦の主要装備は?その能力は?
SeaRAM、VLS、SSM-2、哨戒ヘリ等。多岐に渡る任務対応。
「もがみ」型は、対潜、対空、対水上戦、機雷戦と幅広い任務に対応できるよう設計されています。
コンパクトな船体と少人数での運用を可能にする「クルー制」を採用しているのも特徴です。

✅ 海上自衛隊の新型護衛艦「もがみ型」1番艦「もがみ」が就役し、多機能護衛艦として対潜戦、対空戦、対水上戦、機雷戦など幅広い任務に対応できるよう設計されている。
✅ 「もがみ型」は、コンパクトな船体と少人数での運用を可能にする「クルー制」を採用し、高いステルス性と航洋性、30ノット以上の速力を持ち、2023年度までに10隻の建造が計画されている。
✅ 主要兵装として127mm単装砲、17式艦対艦誘導弾、RAM、SeaRAM、Mk41 VLSなどを搭載し、対潜・対機雷戦能力も有する。無人機雷排除システム用のUSV「うみかぜ」も搭載している。
さらに読む ⇒Yahoo!ニュース出典/画像元: https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/5f43ac10fef1c30440921600d89981e49d821c3eコンパクトながら、高い能力を備えているんですね。
Mk41 VLSを搭載することで、ESSMの運用能力も付与される可能性があるとのこと。
今後の能力向上にも期待できます。
「もがみ」型は、近接防御ミサイルSeaRAMを装備し、7番艦以降はMk.41VLSを搭載し、ESSMの運用能力が付与される可能性があります。
対潜戦能力には曳航式バイスタティック・ソナーが用いられ、主砲はMk.45 5インチ単装砲、対艦ミサイルは17式艦対艦誘導弾(SSM-2)を装備。
航空機はSH-60K/L哨戒ヘリコプター1機を搭載できます。
レーダーはXバンドのOPY-2多機能レーダー、電子光学センサーはOAX-3光電センサーを搭載。
多岐にわたる任務への対応が可能で、警戒監視活動や有事における任務にも対応できます。
機雷戦能力は、機雷の捜索・処分を可能にし、潜水員(EOD)も乗艦できます。
コンパクトな船体で、これだけの能力があるとは驚きです。少人数での運用も実現しているとのことですが、訓練の負担は増えないのでしょうか?
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日本の防衛予算で新型護衛艦建造費が高騰。豪州への輸出も。省人化による課題も抱えつつ、日本の海上防衛強化へ。