護衛艦「もがみ」型とは?多機能護衛艦の性能と将来性に対する期待は?海上自衛隊の次世代護衛艦「もがみ」型の全貌に迫る
海上自衛隊の新世代護衛艦「もがみ」型。ステルス性、省人化、多機能性を追求し、対空、対潜、対水上戦、機雷戦に対応。 最新鋭のソナーや無人機を搭載し、少人数での運用を実現。 2027年には全12隻が揃う予定。オーストラリアへの輸出も決定し、日本の防衛技術が世界へ。一方で、省人化による課題も。 日本の海洋防衛を担う「もがみ」型の、進化と未来に注目!
建造費高騰と今後の展望
2025年度防衛予算、新型FFM建造費高騰の理由は?
物価高、技術変更、円安が主な要因です。
海上自衛隊は創設70周年を迎え、新型護衛艦FFMの就役など、新たな装備の導入を進めています。
省人化、多機能性、ステルス性を特徴とし、建造費も抑えられているそうですが…。
公開日:2022/11/18

✅ 海上自衛隊は創設70周年を迎え、新型護衛艦FFMの就役など、新たな装備の導入により未来へ向かっている。
✅ FFMはステルス性、省人化、多機能性を特徴とし、建造費も抑えられている。乗組員の負担軽減や女性自衛官の積極的な活用も図られている。
✅ FFMは沿岸・近海域の警戒監視、有事の際の任務補完、対機雷戦、島しょ部防衛などに貢献し、無人機の運用も可能となっている。
さらに読む ⇒MAMOR-WEB出典/画像元: https://mamor-web.jp/_ct/17519116建造費の高騰は気になりますね。
世界的な物価上昇、技術変更、円安が原因とのことですが、今後の予算編成にも影響が出そうですね。
2025年度防衛予算案では、新型FFM(もがみ型護衛艦の能力向上型)の建造費として3隻分で3148億円が計上され、建造費は高騰しています。
世界的な物価上昇、技術変更、円安が主な要因です。
新型FFMは、日本の海上防衛の強化を目的とし、南西諸島でのグレーゾーン対処や島嶼防衛を担う主力艦として期待されています。
令和8年度以降の調達計画は未定ですが、防衛省は建造を継続する方針です。
建造費の高騰は残念ですが、日本の海上防衛には不可欠なものなので、仕方ないのかもしれませんね。今後の予算の行方も気になるところです。
オーストラリアへの輸出と国際協力
豪州次期フリゲート、日本が選定!いつ運用開始?
2030年運用開始を目指す!
オーストラリアが三菱重工製の新型FFMを次期汎用フリゲートとして採用し、日豪が同一設計のフリゲートを運用する画期的な決定がなされました。
日豪の防衛協力が深まりますね。
公開日:2025/08/08

✅ オーストラリアが三菱重工製の新型FFMを次期汎用フリゲートとして採用し、日豪が同一設計のフリゲートを運用する画期的な決定がなされた。
✅ オーストラリアは、ハンター級の遅延と安全保障環境の悪化を受け、早期の海軍力強化を目指し、長大な航続距離と高い航洋性能を備えた艦を探求。新型FFMは納期の確実性で評価された。
✅ 今回の決定は、日豪防衛協力の深化、オーストラリア海軍の強化、日本の防衛産業の転換点となり、今後の事業進行、課題、影響について三回にわたる解説が予定されている。
さらに読む ⇒地経学研究所(IOG) by 国際文化会館・アジア・パシフィック・イニシアティブ出典/画像元: https://instituteofgeoeconomics.org/research/20250807010/オーストラリアへの輸出は、日本にとって大型の装備移転案件になる可能性があるんですね。
輸出によって日本の防衛産業が活性化されることも期待できますね。
オーストラリアは、海軍の次期汎用フリゲートとして、能力向上型「もがみ型フリゲート」を選定し、最初の3隻を日本で建造する計画です。
2029年に最初の艦を引き渡し、2030年運用開始を目指します。
三菱重工業、ティッセン・クルップ・マリン・システムズ、日本政府、ドイツ政府の協力体制が構築されています。
日本は、豪州の新型艦艇導入計画においてドイツと競合しており、米国に対しても協力を要請しています。
豪州への輸出は、日本にとって大型の装備移転案件となる可能性があります。
これはすごいですね!日豪の防衛協力がさらに深まるのは、とても良いことだと思います。日本の技術が認められたということも誇らしいですね!
最新情報と今後の課題
護衛艦「ゆうべつ」進水!玉野の将来は?
新造船の進水は不明。省人化が課題。
岡山県玉野市の三菱重工マリタイムシステムズ玉野本社工場で、護衛艦「ゆうべつ」が進水しました。
これは同工場で建造される最後のもがみ型護衛艦となる予定です。

✅ 岡山県玉野市の三菱重工マリタイムシステムズ玉野本社工場で、護衛艦「ゆうべつ」が進水した。これは同工場で建造される最後のもがみ型護衛艦である。
✅ 「ゆうべつ」は、コンパクト化、省人化、多機能化をコンセプトとしたもがみ型護衛艦の8番艦で、2024年度中の引き渡しが予定されている。
✅ 同艦は、乗員約90人と省人化を図りつつ、多様な任務に対応できるよう、多機能な装備を備えている。また、自力での接岸を可能にするサイドスラスターも装備している。
さらに読む ⇒乗りものニュース出典/画像元: https://trafficnews.jp/post/129518「ゆうべつ」が進水したことで、玉野工場での建造は最後となるんですね。
省人化による課題を乗り越え、今後の海上自衛隊の戦力として活躍することを願っています。
海上自衛隊向け護衛艦「ゆうべつ」が進水し、2024年度中の引き渡しが予定されています。
しかし、この「ゆうべつ」が玉野で建造される最後のもがみ型護衛艦であり、今後の同工場での新造船の進水については不明です。
省人化による乗員の負担増、CIC(戦闘指揮所)破壊時の艦放棄といったリスクも抱えています。
現場では、省人化による変化に戸惑いの声も上がっていますが、過去の護衛艦の導入時にも同様の反応があったため、慣れが期待されています。
今後は、省人化による運用効率の向上と、万が一の事態への対応が、課題として挙げられます。
玉野工場での建造が最後となるのは寂しいですね。省人化による課題は、今後の改善に期待ですね。これからも海上自衛隊を応援しています!
本日は、海上自衛隊の護衛艦「もがみ」型について、その性能、課題、そして国際的な展開についてご紹介しました。
今後の活躍に期待ですね。
💡 「もがみ」型は、多機能性と省人化を両立し、海上自衛隊の新たな戦力として期待されています。
💡 建造費の高騰や、省人化に伴う課題も存在しますが、今後の技術革新に期待したいですね。
💡 オーストラリアへの輸出など、国際的な防衛協力の新たな展開も注目されます。