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「もがみ型」フリゲート、進化を続ける海自とオーストラリア海軍の未来とは?日豪防衛協力と新型フリゲートの最新情報

日本の「もがみ型」フリゲートがオーストラリア海軍の次期主力艦に決定!性能向上型が選ばれ、海軍戦力増強を加速。ステルス性と多機能性を誇る「もがみ型」の改良版「新型FFM」も登場し、海上自衛隊は対中国海軍を意識した戦力強化へ。官民一体の輸出戦略が成功し、日本は防衛装備品輸出拡大を目指す。新型FFMの進化にも注目!

「もがみ型」フリゲートの性能と特徴

海上自衛隊の新型フリゲート「もがみ型」の特徴は?

ステルス性重視の多機能護衛艦。2026年までに10隻配備予定。

新世代護衛艦「もがみ型」は、対潜・防空能力に優れ、ステルス性能も高い多機能護衛艦です。

その特徴と性能について、詳しく解説していきます。

新世代護衛艦「もがみ」が備える「ステルス技術」ってどんな技術?

公開日:2023/11/26

新世代護衛艦「もがみ」が備える「ステルス技術」ってどんな技術?

✅ 新世代護衛艦「もがみ」は、多機能護衛艦(FFM)であり、対潜・防空能力に加え、揚陸部隊や補給部隊の護衛も任務とする。

✅ 「もがみ」はステルス技術を採用しており、船体の形状や特殊塗料によってレーダーへの反射を抑え、敵から探知されにくくなっている。

✅ 艦内には、指揮を行うCICや、ヘリコプターの発着艦を行う飛行甲板、隊員の居住区画などが設けられており、多岐にわたる任務に対応できるよう設計されている。

さらに読む ⇒MAMOR-WEB出典/画像元: https://mamor-web.jp/_ct/17629076

ステルス性能を備えているのは、現代の海戦において非常に重要ですね。

多岐にわたる任務に対応できるよう設計されている点も、頼もしいです。

「もがみ型」フリゲートは、海上自衛隊がフリゲートクラスとして開発した多機能護衛艦(FFM)です。

ステルス性を重視した設計で、凹凸の少ない船体と未来的な外観が特徴的です。

基準排水量3900トンで、対空・対水上戦、対潜戦、対機雷戦、電子戦など多用途な任務に対応可能です。

2022年4月に1番艦が就役し、2026年までに10隻の配備が予定されています。

艦内の兵装や艤装を極力収容し、傾斜角をつけた面で構成することでステルス性を高めています。

FFMはFast Frigate、Multifunctional、Mineの意味を持ちます

クルー制を導入し、複数のクルーチームが交代で乗艦することで稼働日数を増やす試みも行われています。

現在、「もがみ」、「くまの」、「のしろ」が就役しており、4番艦「みくま」も就役予定です。

ステルス性って、なんだかロマンがありますね!見た目もカッコいいし、日本の技術力ってすごいですね!

日本政府の積極的な輸出戦略

オーストラリア海軍の新型艦選定、日本案採用の決め手は?

官民一体の積極的な売り込みと、政府の支援。

日本は、オーストラリアへの「もがみ型」護衛艦の輸出を目指し、積極的な戦略を展開しています。

輸出成功のためには、様々な要素が重要となります。

もがみ型の豪輸出、戦略的・技術的パートナーシップが重視されれば日本有利

公開日:2024/12/03

もがみ型の豪輸出、戦略的・技術的パートナーシップが重視されれば日本有利

✅ 日本は、オーストラリアへのもがみ型護衛艦の売却を事前承認し、オーストラリアが重視する点(共同作戦能力、防衛産業基盤の強化、最先端技術分野での提携など)によって受注の可能性が左右される。

✅ オーストラリアは海軍再編計画の中で、汎用フリゲートの取得を検討しており、日本のもがみ型はドイツのMEKO A-200などと共に候補に挙がっている。

✅ 最終的に、オーストラリアが技術的パートナーシップやAUKUSのような安全保障分野での関係強化を重視すれば日本が、現地建造経験や直接・間接投資を重視すればドイツが有利になる可能性がある。

さらに読む ⇒航空万能論GF出典/画像元: https://grandfleet.info/japan-related/japan-benefits-from-strategic-and-technological-partnership-in-australias-mogami-style-exports/

日本政府の積極的な姿勢が、今回の決定に繋がったんですね。

官民一体となった取り組みは、今後の防衛装備品の輸出にも良い影響を与えそうですね。

オーストラリア海軍の新型艦選定において日本案が採用された背景には、日本政府による官民一体となった積極的な売り込み戦略がありました

過去の輸出失敗から学び、官民連携を強化し、政府関係者がオーストラリアを訪問するなど、多角的なアプローチを展開しました。

日本案が選定された場合には、海自よりも豪海軍への優先配備を検討するという異例の措置も講じられました。

この結果は、防衛省が過去の輸出失敗から学び、官民連携を強化したことの証左ともいえます。

今後はオーストラリアとの価格交渉が焦点となりますが、日本は今回の成功を足がかりに、さらなる防衛装備品の輸出拡大を目指しています。

なるほど、日本も本気で輸出を狙っているんですね!官民一体って、なんだか熱いですね!

新型FFMの進化と将来

新型FFM、もがみ型からどう進化した?サイズも変わった?

大型化、VLS倍増、対空・対潜能力強化。

海上自衛隊が計画している新型FFMは、既存の「もがみ型」よりもさらに進化し、多様な任務に対応できる能力を持っています。

その詳細を見ていきましょう。

もがみ型とどう違う? 海自「次世代護衛艦」の全貌 ひと回り大型化で「何でも屋」に割り切り?
もがみ型とどう違う? 海自「次世代護衛艦」の全貌 ひと回り大型化で「何でも屋」に割り切り?

✅ 海上自衛隊が調達を計画している次世代護衛艦「新型FFM」は、既存のもがみ型護衛艦よりも大型化し、より高い護衛艦能力を備えています。

✅ 新型FFMは、新型ミサイルや新艦対空誘導弾を搭載し、対潜能力も向上した次世代ソナーシステムを採用するなど、武装と探知能力が強化されています。

✅ さらに、洋上監視用の小型UAVやUSV、UUVなどの無人機を装備し、多様な任務に対応できる「何でも屋」的な役割を担うことが期待されています。

さらに読む ⇒乗りものニュース出典/画像元: https://trafficnews.jp/post/128591/2

新型FFMは、まさに「何でも屋」ですね!無人機の搭載など、将来的な運用を見据えた設計になっているのが素晴らしいです。

防衛省は、海上自衛隊の次期護衛艦「新型FFM」の新たな完成イメージを公開しました。

2025年7月15日に公表された防衛白書にその取得方針が示されています。

新型FFMは、現在建造中の「もがみ型」護衛艦をベースとしつつ、各種能力が向上しています

基準排水量は約4880トン、全長は約142m、最大幅は約17mと、もがみ型より大型化が進められます。

ミサイル管制機能、長射程ミサイル、高性能ソーナーなどの装備により、平時の警戒監視能力や有事の対空・対潜戦能力が強化されています。

VLS(垂直発射装置)は倍増し、12式地対艦誘導弾(SSM)能力向上型も搭載予定です。

もがみ型は12隻で調達が打ち切られ、13隻目以降が新型FFMに切り替わる予定です。

2024年度予算で2隻、2025年度予算で3隻の建造費が計上されています。

無人機まで搭載されるなんて、未来の船って感じですね!映画の世界みたいでワクワクします!

今回の記事では、日豪の防衛協力と、日本の最新鋭フリゲートについて解説しました。

今後の動向にも注目していきましょう。

🚩 結論!

💡 オーストラリア海軍は、日本の「もがみ型」フリゲートを採用し、戦力強化を図っている。

💡 海上自衛隊は、新型FFMを建造し、対中国を意識した防衛力強化を目指している。

💡 日本の防衛技術は、国際的にも高く評価されており、今後の輸出戦略にも期待ができる。