日豪防衛協力は可能?新型FFM(もがみ型)護衛艦輸出プロジェクトの全貌とは?オーストラリア海軍、日本の新型FFM(もがみ型)護衛艦導入決定
日本の防衛技術、オーストラリアへ!三菱重工の新型フリゲート艦「もがみ型」改良版が採用決定。最大100億豪ドルの大型プロジェクトで、日豪の安全保障協力が加速!中国に対抗し、長距離ミサイル搭載で攻撃力も大幅UP。2029年配備目指し、インド太平洋地域の安定に貢献!武器輸出拡大の先駆けとなるか?

💡 オーストラリア海軍が、日本の三菱重工業製の新型フリゲート艦FFM(もがみ型)の改良型を採用決定。
💡 新型FFMは、日本の防衛技術とオーストラリアの戦略的パートナーシップを強化する画期的なプロジェクト。
💡 日豪共同開発・生産による相互運用性の向上、インド太平洋地域の安全保障への貢献が期待。
それでは、本日は日豪防衛協力の象徴とも言える新型FFM(もがみ型)護衛艦輸出プロジェクトについて、詳しく見ていきましょう。
日豪防衛協力の新時代
日本と豪の防衛協力、何が最大規模の案件?
もがみ型フリゲート艦の輸出決定
日豪防衛協力の新時代を告げる今回の決定は、オーストラリア海軍の近代化を加速させます。
日本にとっても、防衛技術の輸出という点で大きな意味を持ちます。

✅ オーストラリア政府は、海軍の将来の汎用フリゲートとして、三菱重工業のもがみ型フリゲートの能力向上型を採用し、水上戦闘艦隊の増強を加速させる。
✅ 最初の3隻は日本で建造され、2029年に引き渡し、2030年に運用開始予定。これにより、前政権の計画よりも5年早く新型艦艇を受け取ることになる。
✅ 今回の決定は、オーストラリアの防衛能力強化と高賃金・高技能雇用の創出に繋がり、海軍の水上戦闘艦隊の規模を2倍以上に拡大する計画の一環である。
さらに読む ⇒Yahoo!ニュース出典/画像元: https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/92edd42ed05c22c9c10b8674138c6ddb9512d730オーストラリアが新型FFMを採用し、日本で建造されるのは、日豪の防衛協力における大変大きな一歩と言えるでしょう。
中国の海洋進出への対応、そして安全保障の強化に繋がります。
2023年、日本の防衛技術とオーストラリアの戦略的パートナーシップが実を結び、画期的な出来事が実現しました。
オーストラリア政府は、老朽化したフリゲート艦の代替として、三菱重工業が開発した新型フリゲート艦(FFM)である「もがみ型」の改良型を採用することを決定したのです。
この決定は、最大100億豪ドル(約9500億円)を投じる大規模プロジェクトの一環であり、アジア太平洋地域における中国の海洋進出に対抗し、両国の安全保障関係を強化する戦略的な一歩です。
この決定は、2014年の輸出要件緩和以降で最大規模の案件となり、日本にとって武器輸出の拡大を意味します。
日本とオーストラリアの防衛協力が深まるのは頼もしいですね!日本製の護衛艦がオーストラリアの海を守る姿を想像すると、なんだかワクワクします。
新型FFM:海自の次世代護衛艦
新型FFM、何がすごい?戦闘力爆上がり?
VLS倍増、長射程ミサイルで攻撃力大幅強化!
新型FFMは、海上自衛隊の次世代護衛艦として開発が進められています。
現行の『もがみ型』をベースに、様々な改良が加えられています。
公開日:2023/08/26

✅ 2025年8月にオーストラリアから新型FFMの優先交渉権を得て、日本と現地で建造が行われる。日本向けは2029年までに納入開始予定で、三菱重工とJMUが分担して建造する。
✅ 新型FFMは、船体サイズの大型化やステルス性の向上、レーダーの増強など、現行FFMからの改良が図られている。
✅ 新型FFMの建造計画は、ワークシェアとコスト重視の2つのパターンがあり、JMUへの発注も含まれている。また、機雷戦への対応として、新型機雷の開発も進められている。
さらに読む ⇒BASI-KRAMER’s blog出典/画像元: https://kaigo-sos.hatenablog.com/entry/2023/08/26/211156新型FFMは、既存の『もがみ型』をベースに、より攻撃的な性能を付与した艦艇ですね。
VLSの増設や、長射程ミサイルの搭載は、大きな戦力向上に繋がるでしょう。
今回の決定の基盤となったのは、海上自衛隊が計画する次世代護衛艦「新型FFM」です。
これは既存の「もがみ型」護衛艦をベースに改良されたもので、外観は似ていますが、性能は大きく向上しています。
防衛省は、2024年度から2028年度までの5年間で合計12隻の新型FFMを建造する計画であり、2024年度予算では2隻、2025年度予算では3隻の建造費が計上されています。
新型FFMは、「もがみ型」12隻と合わせて、2032年度にはFFMシリーズ合計24隻体制となる見込みです。
新型FFMは、基準排水量が4880トンと「もがみ」型よりも大型化し、VLS(ミサイル垂直発射装置)のセル数が倍増(32セル)しました。
新型の艦対空ミサイルや長射程ミサイルの搭載により戦闘力が向上し、対潜水艦能力も強化される見込みです。
また、敵の反撃を受けない超遠距離から攻撃可能な「12式地対艦誘導弾(SSM)能力向上型」の搭載を想定しており、攻撃能力が格段に強化されています。
これは、もがみ型FFMが目指した「コンパクト化」「省人化」「多機能化」というコンセプトに加え、より攻撃的な役割を担うことを意味しています。
新型FFMは、日本の技術が詰まった高性能な護衛艦なのですね。日本で作られたものが、オーストラリアの海を守るなんて、すごいですね!
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三菱重工、豪海軍向け新型FFMを受注!「もがみ型」ベースの高性能護衛艦で、日豪防衛協力が加速。2029年配備へ。無人機技術も注目!